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プリンスエドワード島大学

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国際交流・国際協力専攻4年 松野瑞穂
2022/07/16
   プリンスエドワード島での留学が残り1ヶ月となりました。住居、授業、休日のお出かけに分けて書いていこうと思います。
   住居は元々ホームステイの予定でしたが、変更を申し出ると他に受け入れられる家がコロナの影響でないということで寮に入れさせていただくことになりました。プログラム担当のJoyさんとTysonさんにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、無事に留学を終えられそうです。私のように、突然の環境の変化になかなか対応できなかったり、ホストファミリーの足音や話し声がとても気になってストレス(自分の部屋にいるときに)を感じすぎてしまうということは誰にでも起きることだと思います。日ごろから自分のスペースを大事にされている方や騒音にストレスを感じる方はホームステイではなく、元々寮の留学プログラムにされることも一つであると感じます。寮は広く、トイレバスタブは同じ部屋、キッチンはありますがエアコンがありません。ただプリンスエドワード島は最高気温が夏で25度ほどしかないのでたまに暑いと感じることはありますがまあ大丈夫です。
   何か困ったことがあればstudent assistantの方が相談に乗ってくれたので、何か問題が起こっても自分で助けてほしいと言えば解決しました。日本では困っていれば誰かが助けてくれるのを待つというスタンスの私でしたが、海外での生活は分からないことも多いので問題は自分で解決しようとしなければいけません。他の問題でいうと、野菜を皮つきで食べてしまったことでおなかを壊してしまったことや、考え事をしていたら躓いて捻挫してしまったことなどです。これらもまわりにできる限りサポートしてもらったらあとは自分で治し方を知らべたり、ひどければ病院に行きたいとはっきり伝える必要があります。ただ、自分の体自体が直してくれるようにすることも大事なので睡眠をしっかりとることも大切です。こういった自己解決能力は海外にくると自然と身につくと思います。何とかなる精神は大切です。
   授業は最初のころは月木で9時から17時でreading、writing、speaking(+listening)の3つの授業を受けていました。かなりきつかったので体調を崩しているときは迷わず休むことをお勧めします。知らず知らずにストレスをためてしまうと思うので、自分で自分を休めてしまうことが大事です。ほかのみんなができているからといってそれに無理に合わせる必要はなく、自分ができる範囲でやっていけばきっと何事もうまくいきます。7月ごろからは12時から17時までのwritingもspeakingで少し短縮されました。
   次に、それぞれの授業についてです。readingは一つのトピックについて書かれた記事のようなものを段落ごとに要約したり自分の考えを書いてみたり、文章をとにかく読み慣れる作業をしていました。教科書の文章を読んだり、そこに書かれている質問に答えたりもします。writingはエッセーの書き方を丁寧に学ぶことができます。これを繰り返し学ぶことはきっと今後自分の意見を述べる際や物事を伝える際にとても役立つと思います。日本ではbrainstormingという中央に丸を書いてそこから考えを広げていくことはあまりやったことがなかったので、とても貴重な経験ができました。speakingではその日即興でプレゼンをすることもあったり、とにかくグループワークであまり時間をかけずにプレゼンを週に1,2回はやっていたと思います。クラスにいた他の国の留学生はイラン、イラク、トルコ、中国などからの留学生が6,7人いました。彼らは人にもよりますがとても堂々と話す態度にすごいなと思うのと同時に彼らから学ぶことも多かったです。自分の意見を言うことにためらいは必要なく、そしてグループワークのトピックを真剣にやるけどいい意味で力がぬけていていいなと思いました。
   休日はダウンタウンに行ったり、ただ体を休める日を作ったり様々でした。7月1日はカナダのナショナルデーでビクトリアパークという大きな公園へ花火を見に行きました。写真はその時のものです。残りの1か月楽しみたいと思います。
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