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カナダ

プリンスエドワード島大学

UPEI留学3か月を振り返って

英語・リベラルアーツ専攻3年 中川栞
2022/07/16
   プリンスエドワード島に留学をしてから3か月が経ちました。この3か月間色々なことがありました。私は高校生の時にオープンキャンパスでプリンスエドワード島(PEI)への留学があることを知り、その時から行きたいと考えていました。本当は大学2年生の秋に行こうと考えていたのですが、コロナウイルスが流行してしまったため行くことができず大学生での留学を諦めかけていました。そんな時に春からまた留学できるという情報を聞き、申し込みをしました。PEIはカナダの州の中で一番小さな島でとても自然が豊かな場所です。また、「赤毛のアン」の舞台となった場所でも有名で観光地としても知られている島です。特産品は、ロブスターやジャガイモです。
   ホームステイでは、私のホストファミリーはホストファザーと13歳の女の子と20歳の男の子3人の家族でした。また、ゴールデンレトリバーが2匹とウサギが3匹いました。私は動物が大好きなのでとても嬉しかったです。最初はホストファザーだけで少し不安な部分もあったけれど、実際過ごしてみてそんな不安はすぐに消えました。いつも笑顔で明るく楽しませてくれるファザーで、毎日学校から帰ったら「今日はどうだった?」などと話しかけてくれます。また、プライベートの時間も尊重してくれるので家でも自分の自宅にいるようにリラックスして過ごすことができました。また、毎日美味しいご飯を作ってくれます。食事のことで学んだことは、自分の好き嫌いはしっかり伝えるべきだということです。日本人のように気持ちを察するというような文化はないので、しっかり伝えないと苦手なものでも何回も出てくることがあります。そして私は留学中にホストファザーのお誕生日を迎えたのですが、当日に知ったのであまり豪華なものは用意できなかったけれど、Tシャツとケーキとメッセージカードをサプライズであげたらとても喜んでもらえたので、一気に仲が深まったように感じてとても嬉しかったです。私のホストファミリーはとても優しい人で良かったです。しかし、ホームステイにつきものなのがそのホストファミリーと性格などが合わなかったり、家庭のルールが厳しいなどといったことが起こったりする可能性もあります。時には我慢することももちろん大切かもしれないけれど、せっかく留学に来ているので困ったことがあったら担当の先生やお友達、student assistantなどに遠慮なく相談するべきだと思います。
   大学では、まず留学に行く前にクラス分けのテストがあります。そのクラス分けによって多少プログラムが違うのですが、私は下のクラスで最初の2週間は授業ではないけどカナダやPEIについての文化や歴史などを学んだりしました。その後から、本格的な授業が始まりました。授業があるのは月曜日から木曜日までで、曜日によって先生や授業の内容が分かれていて、リスニングとリーディング、ライティングとスピーキングの2つに分かれています。リスニングは現地の小学生が学ぶレベルのもので、そこまで難しいものではなかったので安心しました。リーディングは、色々なストーリーなどを読み、問題に答えたりなどです。ライティングとスピーキングの授業では、基礎的な文法から丁寧にやり、今ではパラグラフの書き方などもやっています。また、プレゼンテーションもやったりします。基礎的なことだし余裕だと思っていても、意外と間違えたりしっかり理解していないことがあって自分にとても驚きました。先生たちはゆっくり丁寧に教えてくれるし、わからないことがあって質問したりするとわかるまでちゃんと教えてくれるので、どんどん先生とも会話をしてスピーキングやリスニング力を付けるべきだと思いました。授業で残念だったことは、下のクラスに留学生は1人しかおらず他はみんな麗澤生だったため、休憩時間や授業中わからないときとか日本語で話してしまいます。私が想像していたのは、留学生だらけの中で授業をしている光景だったのでその点は少し悲しかったです。上のクラスには、半分ぐらいは他の国からの留学生がいたそうです。
   PEIでの3か月を経て、様々な体験をすることができました。そして留学にはハプニングはつきものだと改めて実感しました。コロナのため留学することは危ぶまれていたけれど、今回PEIに留学することができて自分にとってとても良い経験になりました。残りの1か月も楽しみながら頑張りたいと思います。
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