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プリンスエドワード島での素晴らしい留学生活

英語コミュニケーション専攻2年 曽我部優希
2022/11/24
  プリンスエドワード島に来て約2ヶ月が経ちました。私自身、人生初めての海外生活なため出国、2週間前から期待と不安で一杯でした。しかし、海外での留学生活は私の長年の夢でもありましたし、大切な家族や友人達からの応援のお陰で無事安心して日本を出発することが出来ました。
  私達は日本からカナダに到着するまでに数々のハプニングがありました。初めに、成田発の飛行機の便が機材トラブルの影響で予定していた時刻より約3時間遅れて出発しました。その影響で当初は成田からトロントまでの便を予定していましたが、モントリオールに変更されモントリオールで1泊することになりました。今まで長い期間英語を勉強しているとは言え、いざ自分達だけで飛行機のチケットを取り直す事は本当に大変でした。そして、変更された飛行機の便は早朝だった為その日の睡眠時間はほぼありませんでした。また、モントリオールで飛行機の乗り換えを行う際に道路標識がフランス語な事に驚きました。カナダは英語とフランス語が公用語な為、州によってどちらの言語を使う比率が多いかは異なるようです。様々なトラブルが最初の時点で起こりましたが、これからこの先どんなトラブルが起きても冷静に対処出来る自信に繋がりました。
  プリンスエドワード島に到着し、コロナウイルスの影響で初めの5日間はホテルでの滞在でした。今までのプリンスエドワード大学留学の流れだと、空港に到着した時点で各自の決まったホストファミリーの家庭に向かう予定でした。しかし、私達はホテルで少し滞在出来た為慣れない海外生活での気持ちの面で楽に過ごす事が出来ました。大学の先生は、皆親切で良い方々ばかりです。授業になると分からない発音の仕方や実際の使い方まで丁寧に教えて下さいます。大学の授業形態は麗澤大学とほぼ変わりません。唯一、違う点は毎回の授業の冒頭でtongue twisterというワークをペアで行う事です。日本人には難しいようなLとRの発音の違いなどを徹底して教えて下さいました。また、aとan, theなど基本的な意味合いの違いなども教えて頂きました。簡単な内容に見えましたが、私自身英語の基本を振り返る良い機会となりました。
  普段の生活では、私を含めホストファザー、マザー、娘、息子さんとそのご両親夫婦、そして1匹の猫で暮らしています。彼らは英語だけでなくポルトガル語、スペイン語、フランス語を話すことが出来ます。だから、家庭では基本的に英語が中心ですが常に色々な言語が飛び交っていて私も時々教えてもらっていました。また、この島に来てからの一番大きな出来事は最大のハリケーンが直撃した事です。周りの方々から相当大きい規模のハリケーンが来ると聞いていましたが、日本でも沢山台風を経験していた為見くびっていました。しかし、その被害は大きく電柱の木は倒れ、電気や水も止まっている家庭も沢山ありました。幸い私の家は、大学の近くにあり徒歩で行くことが出来る距離にあった為シャワーやWi-Fiを使うことが出来て本当に恵まれていました。しかし、夜は電気が使えなかった為キャンドルや暖炉でご飯を作ったりしていました。約1週間電気もWi-Fiも使えない状況が続きましたが、その期間はファミリーの友達を家に呼んでパーティーをしたり、お味噌汁を振る舞ったり、子供達とカードゲームをして沢山遊び、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
  私にとって、ホストファミリーとの毎日の時間は新鮮な物でした。例えば、絵を描いたり、多言語を教えてもらったり、他にも毎日多文化な料理を作って貰いました。その為、日本を恋しくなる様な思いは余りしませんでした。皆ユニークでエネルギッシュな素敵すぎるご家庭です。残り帰国まで間もないですが、良くして下さる大学の先生やホストファミリーに感謝をしながら日々英語力を向上させます。そして、残り一日一日を大切にしこの留学でしか味わえない素敵な思い出も沢山作ろうと思います。
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