私は9月からの1学期間、韓国の釜山にある釜山外国語大学で留学生活を送っています。

　　■授業について
　　ここでの授業は1時間ずつで区切られているので、とても集中して取り組むことが出来ます。しかし日本のようにお昼の時間が設けられていないので、授業の空き時間を利用して食べなくてはなりません。私は主に英語と韓国語の授業を履修しています。英語はネイティブの先生で少人数のクラスが多いため一人一人丁寧に教えてくれます。韓国語の授業は、読み、書き、聞き、話しの全てを履修しました。どの授業も様々な国から来た学生が多く、交流を授業を通してできるため様々な国のお友達を作ることが出来ます。釜山外大の授業はほとんど自分でレベルを選んで履修することが出来るため、私は自分のレベルより少し高いクラスを履修し、毎授業レベルの高い生徒から感化され頑張って勉強することが出来ました。ほかに、韓国人のお友達を作りたい、韓国語を実践して使いたいといった思いがあったら｢タンデム｣授業を履修することをおすすめします。日本語を学んでいる韓国人とペアになり毎回様々なテーマでお話をします。またペアと学校外に出て校外学習などをすることもありました。

　　■寮生活について
　　寮には様々な設備が整っています。一階には休憩室やソファーがあります。私は毎回そこで友達と勉強をしたりご飯を食べたり、お話をしたりしています。寮には韓国人だけでなく様々な国から来た寮生も多く、この場を利用して仲良くなった外国人友達も多くいます。ワールドカップがあった時には様々な国の寮生が休憩室に集まり、一緒に日本を応援している光景を見た時にはとても不思議な気持ちでした。地下にはジムや食堂、24時間営業しているコンビニがあります。コンビニは品ぞろえが多く、お腹すいた時には毎回利用していました。また寮内でのイベントなどもありました。寮生が歌やダンスを披露するカルチャーコンサートや、テスト期間には間食を無料配布などがありました。

　　■放課後、休日の過ごし方
　　韓国では日本に比べて交通機関、カラオケやボーリングなどの施設、食堂がとても安いです。そのためほとんど毎日外に出て遊んだり、外食をすることが出来ます。ボードゲームカフェなども多くあり、大人数で遊ぶ時には楽しめる施設の1つでした。カフェも想像以上に多くあり驚きました。若い女性が多く利用しているイメージの日本とは違い、男女様々の年代の方が利用していて、どのお店も美味しくて雰囲気もいいが混んでおらずゆっくり話をしたり、勉強することが出来ました。釜山は海に近いためヘウンデやクァンアンリなどの観光名所も行くことができます。ほかにもたくさん楽しめる場所があり、韓国の制服を着て遊園地や伝統衣装ハンボックンを着て街中を歩くなどの文化体験もできます。

　　■最後に
　　留学に来て最初の頃は自分が思っていた以上に韓国語ができず、日本との違いが多くあったことから、不安な毎日を過ごしていましたが本当にたくさんの人に出会い助けてもらいとても充実した留学生活を送っています。韓国人のお友達に韓国語を教えてもらい、逆に日本語を教えることもあり自分も勉強になることが多くあります。釜山外大には分からないことや生活をサポートしてくれる日本人スタッフがいます。簡単に連絡をとることが出来、私もとてもお世話になりました。また、その方が日本人留学生に向けて様々なイベント情報をお知らせしてくれるため、たくさんのイベントに参加して思い出を作ることが出来ました。サークルにも所属し、日本のサークルには無いMTやチムチルバン体験など様々な行事に参加し日韓交流が出来ました。釜山外国語大学は施設がとても良く整っていて、たくさんの出会いもあり本当に充実した留学生活を送ることが出来ました。残り1週間ほどしか残っていませんが、たくさんの経験をして今後の生活に学んだことを活かしていきたいと思います。