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ドイツ語・ドイツ文化専攻4年 K. K.
2023/01/07
9月から始まった留学も折り返し地点をとっくに通り過ぎて、このドイツ留学生活も残り2ヶ月を切りました。
 私は11月から12月にかけて喘息やコロナウイルスへの感染で体調を崩してしまい、授業に出席できない日が多くなってしまいました。自分の体調が回復したと思ったら、先生方が体調を崩して1週間分の授業が休講になったり、オンラインに変更になったりと、イレギュラーなことがいろいろと起きました。(私のクラスは最初の2週間だけオンライン、その後は対面授業でした。)
 クラスにもよるかもしれませんが、ドイツ語クラスの授業進度はとても早くて、1日休むだけでも大変なのにそれが何日も続いてしまったり、休講分を取り戻そうと授業進度がさらに早くなったりと、授業面では少し大変だった部分がありました。
 私のクラスメートはトルコ人が8割、インド人が1割、その他、といった割合で日本人は自分だけだったので不安はありましたが、日本人以外の人と仲良くなるには絶好の機会でした。あるとき、仲の良いクラスメートに「(クラスで日本語を話す機会がないから)日本語が恋しくならない?」と言われたのですが、圧倒的にトルコ人が多いクラスだったので、日本語よりもトルコ語を話したいなと思っていました。もちろんトルコ語で話し始めても、誰かがちゃんとドイツ語で言い直してくれたり、どういう意味?と聞けばちゃんとドイツ語で返してくれるので、問題はなかったです!
 つい最近のイベントごとでは、クリスマスや年越しがあり、さすが師走といった感じの忙しさで12月が過ぎていってしまいました。
 ドイツのクリスマスといえばクリスマスマーケットが有名かと思いますが、12月が近づくにつれて本当に至るところにクリスマスマーケットが出現して、街全体でクリスマスを楽しむ雰囲気が感じられて素敵だなと思いました。忙しさとクリスマスマーケットの数の多さが比例してしまい、行けずに終わってしまったところもあるのが、少し心残りです。また今度!と軽く思えるような距離でもないのですが、またいつかクリスマスの時期に戻って来られたらいいなと思います。
 年越しはベルリンで過ごすことにしていたので、綺麗な花火が見られることを楽しみにしていたのですが、夜にブランデンブルク門周辺を歩くと、道端で自由に打ち上げ花火を楽しんでいる人や、道路に爆竹を投げ込む人がいたりと少しカオスな雰囲気もありました。そんなちょっと危なっかしいドイツの大晦日の雰囲気も楽しみましたが、年越しの瞬間は特等席のような場所から花火を見ることができて、とても感動しました。きっと忘れられない一生の思い出になると思います。日本にいる友人からは、私はまだ12月31日の大晦日を過ごしているというのに、新年の挨拶が続々と届き、時差を感じて少し寂しくなりましたが、ちゃんと私も日本時間に合わせて返事をしておきました。
 本当にあっという間に時間は過ぎていきますが、終わりがはっきりと近づいてきた留学生活、思い残すことがないように帰国日まで過ごしていきたいです。

添付写真について:元旦にベルリンで撮った写真なのですが、この花火の残骸から大晦日の盛り上がりを少しでも感じてもらえたらと思います。
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