Reitaku University International Exchange Center Reitaku University International Exchange Center

Local Reports

留学生現地レポート

HOME 留学生現地レポート マールブルク大学留学体験記

ドイツ

マールブルク大学

マールブルク大学留学体験記

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 山極梓乃
2023/01/07
新年明けましておめでとうございます。
2022年10月からのマールブルク大学への留学も、あっという間に半分が過ぎてしまいました。今回はマールブルクの紹介と2022年の振り返りをしようと思います。
 マールブルクは、空港のあるフランクフルトから電車で約1時間半のところにある街です。街の規模はあまり大きくなく、学生が多く暮らしているので治安はいいです。街の中心にシンボルであるお城Schloss Marburgがあり、その周辺のOberstadtは特に坂が多いです。
マールブルク大学は一つの総合キャンパスがあるのではなく、街全体に校舎が点在しています。古くからある大学で、合わせて14箇所も学部図書館があるのだとか。MENSAのメニューも選択肢が多く、結構おいしいです。一番嬉しかったのはSemester Ticketのおかげでヘッセン州内は公共交通機関乗り放題だということです。フランクフルトにも無料で行くことができます。
学生寮から大学までバスで約20分くらいです。私の住んでいる学生寮は少し古く、シャワー室に脱衣所がありませんが、静かで、設備にも満足しています。
授業は週に4コマ取っています。うち2コマはドイツ語コースで、残りは発音の授業が1つとプレゼンテーションの授業です。かなり時間に余裕があるので、図書館で勉強したり、旅行に行ったりしています。
 マールブルク大学での留学で大変だったことは、やはり手続き関連です。専属のチューターや日本語の分かる学生スタッフはいないため、住民登録や授業登録等諸々の手続きは全て自力でやらなくてはいけません。VISAの取得も大変でした。申請に必要な書類の一つである保険加入証明書がなかなか届かず、ドイツ語で何度もやりとりする必要がありました。やはりある程度のドイツ語力が必要ですね。
 ドイツやヨーロッパの冬といえば、やはりクリスマスマーケット!11月末から12月24日までの約1ヶ月間にクリスマスマーケット巡りをしました。ドイツ3大マーケットであるドレスデン、ニュルンベルク、シュトゥットガルトやオーストリアのウィーンを含む、合計12都市に行ってきました。場所によってグリューワインのカップの柄が異なり、集めるために沢山ワインを飲んでしまいました(笑)。ただし多くのクリスマスマーケットはクリスマス前までなので、旅行するときは注意が必要ですね。
 2022年はドイツ漬けの日々でした。留学にきたことでドイツ語力はかなり上がったと思います。ドイツの良いところ・悪いところ、逆に日本の良いところ・悪いところを知ることができました。またドイツ各地を沢山旅行できました。とても有意義な一年になったと思います。
 残り約2ヶ月の留学ですが、たくさんドイツ語を勉強して、また旅行にも行きたいです。2023年も健康で頑張ります!

写真の1枚目はマールブルクにあるエリザベート教会、2枚目はウィーン市庁舎前のクリスマスマーケットです。
sub_field

現地レポート 一覧へ