アメリカのミドルテネシー州立大学に交換留学生として留学している渡邉哲平です。秋セメスターが終了し、まもなく春セメスターが始まろうとしているタイミングで、この体験記を書いています。ここでは主に授業、寮、日常生活について記述します。

＜授業＞
秋セメスターではPersonal Financial Planning, Accounting, Organizational Communication, Musicの４科目を履修しています。少し後悔していることはもう一つ科目を履修すればよかったということです。アメリカの大学では一回の授業で広い範囲を扱い、課題が多いのが普通ですが、４科目ということで予想以上に余裕がでてしまいました。自分はもっと追い込みたいタイプの人なので少し物足りなかったというのが正直な感想です。失敗を恐れず思い切って履修することをお勧めします。自分は次のセメスターではそのようにします。課題が多いことには変わりないので、まずはライティングやリスニングの準備を出国までにしておくとよいと思います。
自分が最も気に入った科目はAccountingⅠです。チャレンジングな科目ではありますが、課題の中でたくさん問題を解き、少しずつ数字を扱うことに慣れてきて楽しく授業を受けていました。次の学期でもAccountingⅡを履修するので非常に楽しみです。会計、簿記などに興味がある方はおすすめです。
全体として初めのころは授業についていけるか不安なところがありましたが、予習、復習をすることで慣れていき、自信を持ちました。留学中に得た教訓は、“結局なんとかなる”ということです。授業に関しても迷ったら少し大変そうな科目をするとよいと思います。

＜寮＞
私はWomack Lane Apartmentというところに住んでいます。ルームメイトが一人いて、個人部屋あり、キッチン、バスルーム等は共同です。自由に自炊ができ、プライベートスペースもあるので私はここで非常に満足しています。何よりもルームメイトに恵まれました。ルームメイトはアメリカ人で非常に優しく、いつも車で色々なところに連れてってくれます。普段は車で１０分ほどのところにあるWalmartで買い物し、一緒にご飯を作ります。寮やルームメイトが気に入らなかった場合、申請すれば別の寮に移動することもできるので不安に感じすぎる必要はないと思います。

＜日常生活＞
特にセメスターの初めは学内で多くのイベントがあるので積極的に参加することをお勧めします。DJがいて音楽やダンスを楽しんだり、ゲームをしたりしてそこで友達を作ることができます。特に最初の一カ月はほぼ毎日そういったイベントがあるので勉強の息抜きに参加するとよいと思います。行事ではThanksgivingやクリスマスがあり友達が家に招待してくれてその友達の家族と食事をしたり、クリスマスではプレゼント交換などを行いました。みんな非常にあたたかく、一生忘れない思い出になりました。
特に交換留学では勉強と遊びのバランスが非常に大事です。専門的な科目を勉強し、単位を取ることが大きな目的ですが、せっかくの留学なので友達と遊び、現地の文化に触れ、そこから学べることもたくさんあるので、これから留学する方は一日一日を後悔せずに過ごしてほしいと思います。