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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ留学生活について

ドイツ語・ヨーロッパ専攻2年 小林みりあ
2024/01/01
   イェーナ大学に留学しているドイツ語・ヨーロッパ専攻2年の小林みりあです。ドイツに来て3か月が経とうとしています。留学当初を振り返ってみると、いろいろなことがありました。
   私がイェーナに来た初日は自分にとって最悪の1日でした。まずフランクフルト空港からFlixbusというバスで約3時間かけてイェーナに着くことは無事できたのですが、実はフランクフルト空港についてから上手くSIMを扱うことができず、WIFI環境のある場所ではスマホを使うことができるのですが、WIFI環境がない場所だとスマホが圏外になってしまいました。そのためイェーナに到着してから圏外表示となった自分のスマホとスーツケース2つを引っ張りながら明確に分からない自分の寮を歩いて探すことになりました。歩いている途中、2つのうち1つのスーツケースのタイヤ(4つ中2つ)が取れてしまったこともあり本来なら30分で着く道を2時間かけてなんとか自分の寮に無事着くことができました。しかしスマホが圏外なので誰とも連絡を取ることもできなくすごく心細かったです。次の日、今学期から留学する私含め麗澤生がイェーナ大学に集合する用事があったので「明日大学にたどり着けなかったらどうしよう」となおさら不安を感じていましたが、寝て昨日の心細さが忘れたのか「まあ、なんとかなるだろ」という謎の自信も身についていました。
   次の日自分のスマホのグーグルマップは頼りにならないので大学の住所だけを頼りに、その辺にいた人に学校の住所を見せて道を尋ねたのですが、道を尋ねてもあまりドイツ語が聞き取れなかったので何人もの人に道を聞いてなんとか学校にたどり着くことができました。この経験を経て、留学中は自分で事前に調べて行動する必要があることを学んだとともに「なんとかなるだろ」精神でいれば案外何とかなるのだなと感じることができ、私にとって忘れることのできない留学初日の思い出になりました。
   また寮生活ですが、私の住んでいる寮は、自分含め5人シェアハウスでおそらくドイツ人3人、ベトナム人1人、そして私という構成です。騒音問題などもなく快適に過ごせています。入寮したばかりの時、洗濯機の使い方が全く分からなかったのでベトナム人の方に洗濯機の使い方を尋ねたところ一緒に洗濯機のある場所まで来てくれて使い方を一から教えてくれたり、キッチンに立つ時間帯が被るとGuten Appetit!(召し上がれ!)と声をかけてくれたりしてくれて嬉しかったことを覚えています。
   12月はクリスマスマーケットが開催されていたおかげか1カ月があっという間に過ぎていったような気がします。私はベルリン、ドレスデン、ライプツィヒ、イェーナのクリスマスマーケットに行きました。どこの都市も屋台や建物の飾りつけが凝っていて感動しました。特にイェーナのクリスマスマーケットで売っていたLangosという揚げピザのようなものがとても美味しく、一人でクリスマスマーケットに行って買いにいってしまうくらいハマってしまいました。また飲み物部門では、ライプツィヒのクリスマスマーケットで飲んだGlühbierとドレスデンで飲んだ確かPunschというビールが美味しかったです。クリマスマーケットの飲み物と言ったらGlühweinが有名だと思うので、何度か飲んだのですが個人的にあまり得意ではなかったです。クリスマスマーケットの人の賑わいや規模を見るとドイツ人のクリスマスマーケットに注ぐ熱に驚いています。本場ドイツのクリスマスマーケットが自分が考えていたよりも素敵で毎年12月はドイツに飛びたいくらいクリスマスマーケットが好きになりました。 
   1月になり授業も終盤に差し掛かってきたので、ドイツ生活を楽しみつつ、気が緩まないように授業も頑張っていこうと思います。
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