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ヴッパータール大学

ヴッパータール大学での学生生活と娯楽について

ドイツ語・ヨーロッパ専攻 2年 中村龍斗
2024/01/09
   ドイツでの留学生活が始まり4ヶ月が経ち、残すところ後3ヶ月程になりました。私はドレスデン工科大学へ1ヶ月の事前研修へ行っていたので、ドイツでの生活についてはある程度慣れていたのですが、やはりドレスデンとヴッパータールでは天候面や、街並み、雰囲気などが異なっていてそれぞれの良い所や違いなどを感じながら日々楽しく過ごす事ができています。
   ヴッパータールには10月の初めに到着し、WELCOME DAYS というオリエンテーションに参加しました。住民登録や滞在許可証についての説明もそこで行われました。その他にも大学がケルン観光ツアー (有料)やボウリングパーティ、Stammtischなどを開催してくれました。
   授業はA1からC2まであり、事前にオンラインでテストを行ったのですが、私はそのメールを見逃してしまい、締め切りギリギリでなんとか受ける事ができました。私はA2のコースから始まりました。ドレスデン工科大学ではA2の授業を受けていたので、またA2なのか…と少し落ち込みましたが、基本を怠っちゃダメだと気持ちを切り替えて授業へ参加をしました。ヴッパータール大学では主に留学生向けの語学コースで学びます。さまざまな国から来た異なるバックグラウンドを持つクラスメイト達と共にドイツ語を学ぶという事は私にとってとても刺激的で、まだ終わっていませんが、忘れることのできない貴重な経験になっています。八週間授業を受けた後に、上のクラスへ上がる為のテストを受けます。6割程取ることができればB1へ行く事ができると言われていたので、そこまで難しくないと考えていたのですが、テスト当日はそれでも緊張しました。無事にB1に上がることができ、1月中旬からB1での授業が始まるので、残り少ない留学生活において後悔することのないよう、全力で取り組んでいきたいです。
   そしてドイツでの娯楽についてです。私個人がやはりドイツ留学において絶対に外す事ができないのが、サッカー観戦です。ドイツのサッカーリーグがウィンターブレイクに入るまで、私はほぼ毎週サッカー観戦に行っていました。ヴッパータールはデュッセルドルフまで電車で約20分、ドルトムントまで1時間半、メンヒェングラードバッハまで約1時間、とサッカー好きにはたまらないアクセスの良さです。とはいえドイツの電車はご存知の通り時刻表通りに来ることの方が少ないのでとても大変です。私はドイツに来てから電車は全て遅延するものだと考えました。ドイツのサッカーはとても熱狂的で、日本では感じることの出来ない応援や声援の迫力を感じることができます。老若男女が一つのチームを死に物狂いで応援して、声を枯らすまで選手に声援を送り続けているのをスタジアムで実際に体験して、ドイツに来て本当に良かったなとまで感じるほどでした。私がボルシア・ドルトムントというNRW州のドルトムントを本拠地としているサッカーチームを観戦しに行った時に、スタジアムの前で私が日本人だとわかると、過去にボルシア・ドルトムントに所属していた元日本代表の香川真司選手の応援歌を周りの人たちが歌ってくれました。少し恥ずかしかったですが、ドイツで活躍している、またはしていたサッカー選手の偉大さを少し感じる事ができました。デュッセルドルフには日本人選手が3人所属していて、現日本代表の田中碧選手も所属しているのでとてもおすすめです。
   私が留学生活においてこのような貴重な体験ができているのは、日本から私のことを応援してくれている両親、家族のおかげだと考えています。日本に帰った時にしっかりと人として、学生として少しでも成長した自分を家族に見せられるように、残りの約3ヶ月間を1日1日感謝の気持ちを忘れず、悔いのないよう大切に過ごしていきたいです。
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