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ヴッパータール大学

ヴッパータール大学での留学生活

ドイツ語・ヨーロッパ専攻2年 熱田悠真
2024/01/20
   ドイツへ留学にきてから早くも3カ月が経過した今、ドイツでの授業や生活について感じたことを現地レポートとして書こうと思います。今後ドイツでの留学を考えている人への参考になれば幸いです。

・授業について
    ヴッパータール大学での授業は大学の学部での授業とは異なり、ドイツ国外から来た外国人が集まってドイツ語を学ぶような形式です。そのため海外でどうしても学部の授業を受けたい理由があるという人には向かないと思いますが、留学を通してドイツ語力を上げたいと思う人にはお勧めできる学校です。外国人が集まるクラスという事もあり、さまざまな国の人と会話をすることができ自分の知らない世界を知ることができていい経験になると思います。
授業のクラスはドイツ語の能力別に分けられていて自分の実力に合ったクラスへと割り振られるので、実力が同じくらいの生徒たちと学ぶことができるため安心感があります。また授業はすべてドイツ語で進行されますが、先生もできるだけわかりやすく、ゆっくりと話してくれて質問をすれば必ず丁寧に答えてくれるので勉強についていけなくなることはないと感じています。
   加えて授業とは少し違いますが週に一回タンデムの日があり、ドイツ語を学んでいる日本人の学生と日本語を学んでいるドイツ人の学生が集まって話をする機会があります。私はそこで知り合ったメンバーで一緒に出かけたりしたのですが、どれも貴重な体験になりました。特にタンデムのメンバーでクリスマスマーケットに出かけたことが印象に残っています。

・生活について
    この大学に留学する人は学校の寮に住むことになると思います。寮の運営の方たちは非常にやさしく、部屋のことでわからないことがあったり足りないものがあったときに相談するとすぐにアドバイスをくれたり、代わりのものを用意してくれます。寮の周辺にはすぐに行けるスーパーがいくつかあり食品や生活用品に困ることはありません。もしスーパーで揃わないものがあってもヴッパータール中央駅の周りにはたくさんの店が出ているので、ここに行けば大体そろえることができます。中央駅までは歩いて10分ほどなので授業終わりに買い物をしに行くという事もできてとても便利です。ここまでの内容で生活には困らない環境であることはわかってもらえると思いますが、ヴッパータールは日本人がたくさん住んでいるデュッセルドルフにとても近く、そこで日本食を食べたり日本の商品を買いそろえたりすることができます。ドイツに来てどうしても日本食が食べたいときに近くにそういった町があることはとてもありがたいことだと思っています。
    また、ヴッパータール周辺は大きな都市がありそこから電車を用いて様々な場所へ観光しに行けたりします。例えば、ケルンまでは電車で40分ほどで着くのでそこを見て回ることもできますし、ケルンからはたくさんの便が出ているので簡単にドイツ国内の旅行をすることができます。私も何度か旅行をしましたがこういった交通の便の良さのおかげで助かった部分もあります。

   ここまで授業と生活について書いてきましたが、今ここで生活している身としてはとても過ごしやすくいい場所だと感じています。留学生活はすでに折り返しを迎えそろそろ帰国のことが頭をちらつく時期になりましたが、まだまだ留学生活は続くので日々の生活を大事にして過ごそうと考えています。
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