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マールブルク大学

冬学期のマールブルク大学

ドイツ語・ヨーロッパ専攻2年 瀬尾拓豊
2024/02/10
   私は、冬学期から夏学期の約一年間(2023.10月~2024.8月)Marburg大学の留学生としてMarburgで生活しています。とその前に9月に参加した、事前研修(一か月間のドイツ語学スクール、場所はドレスデン)についてほんの少しだけお伝えしたいと思います。授業形態は主に座学で時々グループ活動を行い、基礎的な知識と文法を月曜日から金曜日(9:00~13:00二回15分休憩あり)で受けました。詳しい内容・感想は留学体験記でお伝えします。
   ここから時系列順にあった個人的に印象に残った出来事を紹介します。10月初旬に留学生向けのオリエンテーション(寮の鍵・セメスター兼学生証・書類を渡されました)があり、そのあとに授業(10/27~)が始まりました。ここで大事なのが自分の寮の住所(9月中にメールで来ます)がわかり次第すぐに保険の登録、普通口座の申請をし、また住民登録、VISA(滞在許可証)の申請を市役所(Stadtbüro)にネット予約をすることをお勧めします(予約がなかなか取れないので)。他の大学はオリエンテーション期間に書類系はすべてやってくれるそうなのですがMarburg大学は学生に丸投げなので全部自分でやらないといけません。そのおかげで僕はまだ   VISAを申請すらできていません(2024/01/20現在まで)。
   授業は意外と楽しいです。自分が受けている授業の種類は三つあります。留学生向けの(レベル分けあり)語学授業、学部授業(A1~C2レベル関係なし)、Marburg大学の学生が先生になって留学生にドイツ語を教える授業です。どの授業も最初は大変ですがMarburg大学に日本人がほとんどいなく珍しがられるのと、アニメ・漫画関係で話題になりいろんな国籍の方と仲良くなれて貴重な体験ができています。
   また、11月から月に一回「しゃべりーれん」という日本語学学校にインストラクターとして日本語を学んでいるドイツ人学生と交流ができる機会があります。もちろんとても楽しいですし、私はそこで仲良くなったドイツ人とプライベートで逆にドイツ語を教えてもらったり、ご飯に連れて行ってくれたり、そのドイツ人ご家族とクリスマスマーケットや観光地に行ったり、Weihnachtsplätzchenをつくったり、クリスマスパーティーをしてクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントを交換したり、自分にとってかけがえのない体験をさせていただきました。
   次に私の寮生活について紹介します。私の寮はMarburg駅からバスで30分、寮内はWIFIがなくWLANを自分たちで購入しなければならない(私は隣人から電波を乞食しました笑)、私のルームメイトは2m級のモロッコ人。彼とは毎日お互いに今日何があったかを話してたくさんコミュニケーションをとるようにしています。ただ彼はイスラム教徒なので豚とお酒が禁止されていて且つ冷蔵・冷凍庫は共用なので基本的に豚とお酒は使わないようにしています。これはこれで面白い経験だと思います。

   総じてこの数ヶ月だけでもたくさんの経験と体験をすることができました。まだまだやりたいことがたくさんあるので前向きにチャレンジしていきます。
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