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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ大学留学現地レポート

ドイツ語・ヨーロッパ専攻2年 高橋陽凪詩
2024/02/19
   こんにちは。私は2023年10月からドイツのイェーナ大学に留学しています。ドイツに来て4か月が経過し冬学期が終わり、春休みを迎えようとしています。今回は3つのトピックで10月から2月の出来事を書こうと思います。

   ■気候
   私がドイツに到着したときは10月が始まったばかりで、まだ半袖で過ごせるくらいの気候でしたが、今は冬で、マイナス10度近くの寒さになる日もあります。基本的に、昼間の温度がだいたい一桁の日が多いです。太陽が沈んでからは、温度が0度以下になりました。おそらくクリスマスマーケットシーズンがとても寒かったように思います。
   2月に入ってから、温度は10度近くあり、わりと暖かいです。天気は大体、晴れたり曇ったり、たまに雨の日な感じです。この時期は夕焼けが綺麗で、夜はとても星が綺麗でたまに流れ星を見ることができます。オリオン座や冬の大三角形がよく見えます。

   ■生活
   私が住んでいる所は学生寮です。個人部屋は広く、ベランダがあります。家賃は周りの友達より高かったです。大学や中心街までは路面電車で20分ぐらいです。家の近くには徒歩5分圏内にスーパーがあるので、食料品や日用品はそこで買うことができます。私のルームメイトは一人なのですが、ルームメイトは大人数の友達を招いて日付が変わる時間まで騒いだり、恋人や友達が連泊していたり、私は何人と暮らしているのだろうと思うことが何回もありました。また匂いが独特な料理を作っているため共有スペースは常に、香辛料の匂いが充満しています。
   入寮したころは、頻繁にエレベーターが故障していたり、しかもそのエレベーターに閉じ込められたりしました。また部屋の電気が勝手に途切れることが頻繁に起こり、そのうち建物全体で停電が発生しました。今のところこれらの問題は解決しています。
それから、ドイツに来てから2回ぐらい体調を崩し、一度40度近い発熱をしました。しかし日本のように簡単には病院に行くことは出来ない為、1か月近く体調が優れないことが続いた時期もありました。
   そしてよくストライキが行われます。主にはドイツ鉄道です。街中を走る路面電車も止まってしまいます。最近ではトラック運転手や農業関係者のストライキが行われ、道路を車、農業用トラクターでのろのろ走行して、クラクションを大音量で鳴らしていて、なぜかクラクションで音楽を奏で始めるので面白かったです。

   ■授業
   授業は10月中旬から始まり2月上旬までありました。基本的にはATSプログラムの授業を受け、レベル別でクラス分けがされています。このATSプログラムの授業の内容は、文法、現代ドイツ語、音声学、地域研究などです。レベルによって授業の科目や内容は変わってくるそうです。大体の授業は日中にあります。しかし1限から始まる授業もあり、朝8時15分から開始されるので、とても朝早いので大変です。
   そして中国語の授業を受けました。教科書代が異様に高くてびっくりしました。授業はドイツ語で行うので、最初の頃は、先生が話しているドイツ語が早くて何を話しているのか分からなかったのですが、そのうち話している内容を聞き取れるようになりました。中国語からドイツ語への言い換えが最初は大変でしたが、今は言い換えがすぐ出来るようになりました。中国語を教えてくれていた先生はドイツ人で、なんと日本語もできる方で、たまに日本語でも教えてもらいました。
   それから学期末試験があり、いろいろと困難なことや大変なことがありましたが、全授業のテストがすべて合格したのでとりあえず一安心です。

   ここまでいろいろな出来事がありましたが、この留学期間も残り半年間と折り返しを迎えようとしています。留学をさせてもらえたことに感謝を忘れずにこれからも頑張ろうと思います。
   最後に、たくさん書き綴りましたが、今後ドイツ、イェーナ大学に留学する方へ、この出来事などが参考になればいいなと思います。
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