南イリノイ大学現地レポート(Community Engagement Program)
- 英語コミュニケーション専攻3年 内藤琳
- 2024/08/04
1か月間のコミュニティー・エンゲージメントプログラムについて書こうと思います。このタームでは英語の文法やライティングではなく、ボランティアワークを通して SDGsを学びました。通常の授業はレベルごとにクラスが分かれていますが、このプログラムはすべてのレベルの生徒が、2つのグループには別れ、授業、ボランティアワークを行います。私はグループAを選択しました。グループは先着順で決めました。事前にどのような活動をするのか CESL から連絡があるので希望がある場合は早めにエントリーをすることをお勧めします。
【日程について 】
最初の2週間は月~金曜日まで毎日違うコミュニティに行きます。基本的に2時間ほどです。 授業は2時間半あります。時間は日によって違い通常授業のように毎日決まった時間に始まり、決まった時間に終わるわけではないです。授業の時間、ボランティアの時間、昼食の時間は毎日違いました。最後の1週間は自分がもう一度行きたいと思ったコミュニティへもう一度行きます。授業は3週間目も変わらず毎日2時間半です。3週目の最後にグループプレゼンテーションをしてこのプログラムは修了です。
【ボランティアアクティビティについて 】
A グループ、B グループで異なりますが、 Aグループの特に私が印象に残っているアクティビ ティについて紹介します。「At the Table」というイベントに参加しました。カーボンデール のコミュニティメンバーと公平性と教育に関するディスカッションをしました。少し難しい内容ではありましたが、ネイティブの方とディスカッションをできたという貴重な経験でした。 「Herrin house of Hope」は飲食店でのアクティビティです。飲食店でのアルバイトをイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。入り口での接客、注文を取る、ドリンクを作る、などの役割がありました。私は飲食店でのアルバイトで経験があったので、困惑することなく、英語での接客で新しい経験を得ることができ、これからのアルバイトでも接客時の英語表現を生かしたいと感じました。
【授業、グループプレゼンテーションについて】
最初に書いたように、レベル関係なく一緒に授業を受けます。正直この授業は少し大変でした。 フルブライトの生徒と一緒に話し合いや簡易的なディベートもしました。授業のレベルが高く、ついていけないと感じることもありました。授業内容はそれぞれのコミュニティが関係するSDGsのターゲットについて学びました。プレゼンテーションは自分が2週間で1番印象に残っているコミュニティについて 3 人でプレゼンテーションをします。私は「Herrin House of Hope」について日本人2人、フルブライトの生徒 1 人で発表しました。クラス内プレゼンテーションではなく、ABグループ一緒で数十人の前で緊張しましたが、自信をもってプレゼンテーション出来ました。
自分の英語力と周りのレベルの高さの差でメンタル的に大変と感じることもありました。しかしその分ほかのクラスだった人と仲良くなれるきっかけ、現地の方との交流、SDGsについての理解など、得るものはとても多かったです。どの時期に留学するか迷っている方は、ぜひコミュニティンエゲージメントプログラムがある時期も選択肢に入れて考えてほしいと思 います。
エンゲージプログラムについてではないですが、 CESL は私たちのためにたくさんのイベント を企画してくれます。SIU の学生、現地の方と知り合うチャンスやアメリカの文化を体験できるとてもいい機会なのでぜひ出来るだけ多くのイベントに参加してみてほしいと思います。
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