南イリノイ大学で学んだことは英語だけじゃない
- 英語コミュニケーション専攻3年 岳 叡司
- 2024/08/07
皆さんこんにちは、外国語学部英語コミュニケーション専攻3年の岳 叡司です。私は2024年3月から8月までアメリカの南イリノイ大学に留学しています。今回はこの留学の後期に起きたことや感じたことを書いていきます。
【Community Engagement Program】
このプログラムは普段の学校の教室で行うものとは違ってAチーム、Bチームに分かれてカーボンデールにある様々なコミュニティに参加してボランティアを行いながらSDGS について学ぶものでした。自然公園に行って道の舗装、レストランでの接客を行いました。だいたいこのボランティアは午前か午後のどちらかで行われて、その後クラスや英語のレベル関係なく一つの教室で授業を受けます。最初はフルブライト(国から授業料すべて保証されている学生=英語がネイティブ並みに上手)の英語力に圧倒されて、自分が発言することに少し戸惑いがありましたが、黙っていても何も得られないなと思って下手でも的を射ていなくても発言することを努力しました。このプログラムの最後はみんなの前で3人のチームになって全員の前でプレゼンテーションをしました。SDGSの内容は考えていたよりも難しかったですが、たくさん調べることで世界や日本で何が起きているのかを理解できました。そしてチームメイトとの絆も大きなものになった素晴らしい機会だったと思います。
【最後のターム】について
Community engagement programが終わった後は最後の授業のタームが始まりました。内容については中間レポートと同じものですが、最後のタームでは3人のブラジルからの学生とタイからの学生一人と日本人二人(自分も含めて)で授業を行いました。ブラジルからの学生は英語の教師をしていて、4週間の滞在をしました。彼らは自分たちの親と同じくらいの世代でしたが、本当の優しく、フレンドリーですぐに仲良くなることができました。一緒にブラジル料理を食べて、たくさんお話をするたびに家族のような仲になりました。彼らが寮を出る日の朝、私は涙を堪えることができませんでした。4週間という短い時間でも、年齢が離れていても本当に忘れらない時間を過ごしました。彼らと出会たことに感謝しています。
半年のアメリカ生活のなかでたくさんの友達や素晴らしい時間を過ごしました。日本を出発する前は全く予想していませんでした。ここで学んだことは英語だけではありません。人と人のつながり、優しさや愛の美しさを学びました。私は南イリノイ大学に来て本当に良かったと思います。留学を考えているすべての学生に、踏み出すことの大切さが伝わればいいなと思います。最後まで読んでくだりありがとうございます。
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