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イェーナ大学現地レポート≪夏学期≫

ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻3年 高橋陽凪詩
2024/08/20
   こんにちは。2023年10月からドイツに来て10か月ぐらいが経ちました。すべての授業とテストが終わり夏休みをむかえて、もう一か月以上が経ちました。いままでの出来事を3つのトピックで書いていこうと思います。

■授業
   夏学期の授業は冬学期より一段と難しくなりました。文法の授業ではクラス分けがされ、少人数クラスに振り分けられました。先生がとても優しい方で、わからないことがあれば一対一で丁寧に教えてもらいました。発音の授業ではドイツ語の母音を中心に発音の勉強をしました。この授業では二人一組のペアを自動的に先生が組んで、お互いに発音の練習をし、最後にみんながいるなかで一人一人が単語の発音をし、間違っていればその単語の発音を徹底的に直されました。そしてこの授業の宿題は単語の録音課題でした。この課題は、先生が採点してくださりフィードバックが詳しく書かれていて、自分の発音についてよく理解することができました。それから“Reitaku: Projektarbeit und Präsentation“の授業は麗澤生ならば受けなければならない授業でした。授業では、プリントの問題を解いたり、二人一組でミニプレゼンテーションを行ったりしました。授業の最後ではひとりでプレゼンテーションを行わなければならなかったので、大変でした。この授業は、冬学期と夏学期ともに、1限から授業が始まるので朝早く起きなければならなかったのでそれがとてもつらかったです。

■旅行
   夏学期は、ドイツ国内にたくさん旅行に行きました。もちろんドイツ国外にも。
それからJapanstammtischのイベントに参加したりもしました。日本庭園で花見、Saale川沿いでワインハイキング、そして公園でピクニックをしました。
   遠出をするためには、DBの電車を基本的に使うのですが、定刻通り走っている時もあるのですが、だいたいは遅延したりします。約10分程度の遅延はよくあることですが、15分の遅延が発生した場合少し、ひやひやした思いもしました。たまに朝から遅延することがあるのでわけがわからないです。私が経験した中で一番遅延したときは、DüsseldorfからJenaに戻るICEに乗った時でした。乗り換え時間が一時間半もあったのに、それが遅延に遅延を重ね、一時間半も遅延して、乗り換えの電車が、乗り換え乗客を待っていてくれたことがありました。その遅延の理由は、Frankfurt Flughafen Fernbfから人がたくさん乗ってきたからです。通路にも人が座り始め、連結部分にもスーツケースと人が沢山でとても混雑していました。なかなか出発しないなと思っていたら、車内放送がかかり「列車の定員が超過をし、旅行者の安全のために出発できない」と呼びかけており、その後30分が経ったぐらいに、運転が再開されました。後日お詫びとして10ユーロのバウチャーがメールで送られてきました。

■生活
   私は学生寮に住んでいるのですが、夏学期が始まったころ4月からルームメイトを見かけなくなり、なぜかルームメイトの男友達がこの家に出入りし、宿泊をしていて、おかしいと思っていたころ、ルームメイトから急にメッセージが送られてきて、「私の男友達がしばらく私の部屋に住んでいるけど大丈夫ですか?」と聞かれました。しかし私は非常にストレスを感じていたので、「彼をいますぐ引っ越しさせてほしい」とテキストを送信したら「わかった。彼に伝えるね」と返信をもらったのにも関わらず、その男友達が居座っており、翌日、話し合いをしたいと言われ話し合いをしたのですが、ここに泊まりたい理由が「朝は台所と洗面所が混雑して…」といろいろ理由を言われたのですが、もうこの時点でとてもストレスを抱えていたので、すぐに引っ越してほしいと言いました。そのあと、彼は引っ越してくれたのですが、ルームメイトが寮に帰ってきたらまた、この家に宿泊しはじめました。2人暮らしの空間になぜか3人で暮らしていてもう本当にわけがわからないです。学生寮の職員に相談しましたがこの件について、解決はできなかったです。

■気候
   夏学期が始まったころは、まだ上着が必要で寒かったですが、徐々に温度が上がっていいき、今では半袖で過ごせる暑さになりました。基本的には、昼間は半袖で過ごすことが出来るのですが、夜は寒くて、半袖でいると少し肌寒いです。そして30度を超える日は高温注意報が出ていました。日本みたいに湿度はないのですが、外を出ると熱気を感じました。30度を超える日は一週間に1、2回あるかないかくらいでしたが、夜は部屋がまあまあ暑かったです。夜に部屋が暑いからと窓を開けてしまうと、部屋にコバエのような虫が大量に入ってきて大変な思いをするので、気をつけましょう。そしてあまり網戸の効果がなかったです。それからドイツの夏は太陽が地面を反射してとてもまぶしいのでサングラスが必須でした。
   話は変わりますが、太陽フレアの影響で、なんと5月にオーロラを見ることができました!一生に一度は見たかったので見ることができてとてもうれしかったです。

   ここまでたくさん書きましたが、夏学期が始まった頃はいろいろと大変なこともありましたが、無事に終えることが出来ました。この快適な気候のドイツから日本に帰るのが名残惜しいですが、帰国まで楽しみたいです。
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