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セント・マーチンズ大学

慣れればこっちの物!(セント・マーチンズ大学)

英語コミュニケーション専攻3年 篠崎夢望
2024/11/11
【はじめに】
   海外に行くのは3歳の時以来なので楽しみと緊張のミックスでよくわからない感情で出発しました。今でも後悔しているのは出発前に家族とハグしなかったことです。(泣)これから行かれる方は絶対にハグをしてくださいね!
   約13時間のフライトを終えて、タコマ空港に夜9時頃に到着し学校の先生がお迎えに来てくれました。タコマ空港から大学までは高速道路を使用して2時間くらいだったと思います。学校に到着し、寮のカギを渡されて人生初の寮生活の始まりにウキウキしながら鍵を差し込みました。まさかの間違っている鍵を渡されて部屋に入れませんでした!!夜遅かったので窓口は閉まっていて誰もいませんでした。(笑)最悪のスタートと言っても過言ではないですよね。幸いにも一緒に来ている子が隣の部屋だったのでその日は泊めてもらいました。アメリカに到着後すぐにこんなハプニングが起こるとは夢にも思っていなかったので結構ダメージを受けました。(泣)
   次の日から一週間はオリエンテーション尽くしでした。時差ボケと新しい環境へのストレスで4日間はあまり寝られませんでした。その状態でのオリエンテーションはつらかったですが今思えば学校側はわざと忙しくしてくれていたのかなと思います。(三か月経った今は超ぐっすり眠れていますよ!)

【授業・学校生活について】
   私はESLコースで時間はすべて80分で麗澤大学よりも短いです。月・水にReading、火・木にSpeaking, Writing, Grammer, US cultureを受講しています。クラスにはインド人・ベトナム人・中国人・日本人の計10人の仲間がいて楽しく授業を受けています。少人数のため沢山発言する機会があり積極的に自分の意見を発言することが出来ます。Speakingでは私の苦手なLとRの口の形を練習しましたが、ずっと混乱していた口の形を直せたのはとても大きな習得だと感じています。US cultureではアメリカの政治や歴史について学びます。つい先日アメリカ大統領選挙で盛り上がっていましたが自然とアメリカの政治にも関心が高まりました。
   クラブも充実していて、私はヨガクラブに入りました。活動は毎週火曜日に一時間ほどマットを使用してヨガをします。今ではドハマりしてしまい、Myヨガマットを購入。部屋でも毎日ヨガをしています。

【アメリカ(WA)ってこんな国だったの⁉】
   セント・マーチンズ大学はワシントン州、レイシーにある比較的田舎な大学です。出発前にアメリカは危険だから何か盗まれても仕方ないという覚悟で来ましたが、未だ銃声は一度も聞いていませんし近くで窃盗があったとの情報は耳にしていません。州によって安全性はかなり異なりますが、学校付近はすごく守られているなと感じます。二度シアトルを訪れましたが路上生活者や嗅いだことのない臭いで溢れていました。そこに比べると超安全の空気超きれいですが、田舎なのでどこに行くのにも遠いです。幸いにもレイシー全体には無料バスが運行しているので時間はかかりますし行けるところは限られていますが楽しめると思います!

【寮について】
   セントマにはバラン、スパンギュラー、バートン、パーソンズの計4つの寮がありアパートメントスタイルや一般的な寮など構造が異なります。私の寮はバランで2年生以降の学生が比較的に多いです。1,2階は女性部屋、3階は男性部屋になっています。ルームメイトを希望していましたが、ルームメイトが決まらなかったので二人部屋を一人で使っています(笑)。二人部屋を一人で使用するケースがバランでは多いので、現地の学生はベッドをくっつけてキングサイズにしたりしています。私の住んでいる一階にはラテン系の学生が多く大音量の音楽が部屋から聞こえてきて賑やかです。さすが太陽と情熱の国メキシコだなと毎日思います(笑)。
   シャワールームとトイレは共同ですが不自由なく使っています。ですが、とにかくトイレの足元の隙間が大きい!ドアの隙間も大きい!なんの為なのかは今も理解はできません。また、水圧が強すぎてトイレから一番端の部屋の私にも流れる音聞こえてきます(笑)。最初はそれがカルチャーショックでしたが今では慣れてしまいました。シャワーも水圧がとにかく強いし水圧を調整できないのもアメリカらしいなと感じます。初めて使った時はお湯の出し方がわからなくて苦労しました。アメリカのシャワーで検索してみてください(笑)
   一階の共同スペースにはキッチンがあり料理を自由にできます。大体毎日インド人の男性が電話をしながら料理をしているので使ったことはありません。

【留学に来て思ったこと】
   これまで実際に起きたことなどを書きましたが、一見「めっちゃ楽しんでるじゃん!」と思われるかもしれませんが、最初は早く帰りたいが本心でした。日本にいるときに毎日英語を喋っていたわけではないし、アメリカに来て急に英語が喋れるようになった!はあり得ない話です。アメリカに来て一か月ほどは自分の英語力の無さに先を思いやられました。話しかけられてもその先の話が出来なかったり、すれ違う時に「Hi」の一言だけでいわゆるHi友止まりになってしまうことが多かったです。また、本場の英語はとにかく早すぎて全く聞き取れませんでした(泣)。そのため、寮にいるときも英語しか聞かないようにしています。今では聞き取りやすくはなりましたが現地の学生が私にではなくネイティブ同士で会話している英語を聞き取るのは未だに困難です(泣)。自分で試行錯誤しながら必死に生活していたらあっという間に3か月が経ち今に至ります!私が留学にきて思ったことは自分の努力次第で変われるんだなということです。

   あと残り一か月を切りましたが悔いのないようにアメリカを楽しみたいと思います!最後まで読んでいただいてありがとうございました。これから留学に行かれる方の参考にしてもらえたら嬉しいです。
   以上、アメリカからの現地レポートでした!
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