カナダで過ごす冬
- 国際交流・国際協力専攻2年 石川叶多
- 2025/01/20
プリンス・エドワード島では本格的な冬に入り、玄関を出るとあたりは一面の雪景色が広がっています。冷えた強風が吹くため気温と比べ体感温度が10度近く下がる日もあります。悪天候の日でも傘が機能しないほどの強風のため、傘をさしている人はほとんどいませんでした。
12月中旬になると多くの家がクリスマスツリーやリース、オーナメントなどで装飾を施されており、街全体がクリスマスの雰囲気に包まれていました。クリスマスが近づくにつれ、家の前の道路を封鎖してパレードが行われるなど本場のクリスマスの規模の大きさに驚愕しました。クリスマス当日になると街は一変し、辺りは静まり返りどこのお店も休業になっていました。若者でさえもクリスマスは家族と家でゆっくり過ごす人が多く、日本の賑わったクリスマスとはまた違った過ごし方を体験しました。
年が明け、新しい学校生活が始まると様々な経験や出会いがありました。クラスは前回のセメスターからレベルが上がったため授業内容だけでなくクラスメイトも変わりました。新しい教科書の値段が高いため内容をコピーしたPDFを送ってくれたクラスメイトもおり、国籍関係なく助け合って生活しています。また学校で行われていたパーティーに参加する機会もありました。パーティーでは知らない人同士でも一緒に踊ったり、話したりするためすぐに友達もできました。日本のパーティーよりも賑わっている印象があり、夜が一瞬のように感じるほど充実した時間を過ごしました。
留学生活が残り1ヶ月をきりましたので最後まで勉強に励み、より英語能力を高めていきたいです。また留学でしか得ることができない体験をし尽くし、より濃い思い出となる留学にしたいと思います。