天津財経大学

Reitaku University International Exchange Center Reitaku University International Exchange Center

天津财经大学

天津財経大学

天津財経大学

天津市河西区珠江道25号

http://www.tjufe.edu.cn/

プログラム概要

春期語学研修プログラム
沿  革 天津財経大学は1958年創立、中国で最も早くできた財経大学5校のうちの一校。在校生は15,000人、うち60か国以上の留学生1,000人余が学んでいる。日本語学科の学生との交流も盛ん。
特  色 授業は2月開講の長期生クラスに参加する。自分のレベルにあったクラスで学びます。
月~金曜日 午前8:30~12:00(1日4時限、1時限45分)
課外活動:特に用意されていませんが、長期留学生が無料で参加できる活動があれば一緒に参加することができます。
宿  泊 留学生宿舎で2人部屋。テレビ、シャワー、トイレ、電話、冷房暖房完備。寮内に共同の洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、キッチン。
生  活 天津は人口約1,200万人の直轄市で、交通の要所でもあり、近年経済は高成長めざましく、治安も良い都市です。イオンモール、伊勢丹など小売業の他、経済技術開発区にはトヨタ、大塚製薬、ヤマハ、京セラなど多くの日本企業が進出。1860年代からイギリス、フランス、日本などの租界地ができ、各国の当時の建物が今も残り独特な雰囲気をもつ街路もあります。また、北京までは高速鉄道で30分、研修期間中に日帰りで遊びに行けます。「百聞は一見に如かず」、教科書に出てきた故宮、天安門、北京の街も歩いてみましょう。大学キャンパスそばに電車駅があり移動は大変便利です。
担当教員 斎藤貴志

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天津財経大学

天津財経大学での4週間
茂木琴音
中国語専攻1年
2019年3月

   今回私は天津財経大学に4週間行ってきました。今回参加した理由は長期留学のためです。長期留学は台湾に行くか中国に行くか迷っていて台湾には何度も行ったことがあり、夏に3週間のプログラムに参加したので、今回は中国の方に参加しました。    天津財経大学では初めに、留学生だけの開校式が行われ、その後そこでテストをしました。テストは初めに先生が言ったものを書き取るリスニングといくつかの問題がありました。また問題の最後には「我的」とだけあり、自分でテーマを決めて中国語で作文をするというものでした。終わった人から部屋の番号が書かれた紙を渡され、その部屋に行き紙に書かれた文章の読みと対話をしてクラス分けをされました。筆記のテストの結果が出る前に面接を行い、クラスが決まったので、テストはあまり関係ないのかなと思いました。4クラスあり、クラスごとに時間割は異なっていました。私のクラスは口语,听力,综合,汉字,写作の授業がありました。授業は90分間でコマとコマの間の休憩は30分ありました。さらにお昼休憩は2時間弱ありとても長く感じました。しかしその長い休み時間でもクラスのこと話しているとあっという間で短く感じました。    また、学校はとても広く、食堂に移動、寮に移動などだけでもとても遠いので時間がかかるので休み時間が長いのも納得でした。授業では全て中国語で行われ、みんながわからないものなどがある場合は英語で説明されるので英語力もなくてはならないなと感じました。また私のクラスはジャマイカ人、セネガル人、韓国人、ブルガリア人、インドネシア人、パキスタン人などがいて、みんな積極的に発言していたりし、とても楽しく受けやすい授業でした。 グループ・ペアなどで活動する授業もあり、コミュニケーションを取る機会も多く、みんなが和気藹々と仲良く勉強ができました。そして私は今回中国に行ってみてとても良い経験をできたと思っています。    1つ目は環境です。中国では中国人はなかなか英語を使ってくれず、ひたすら中国語で話しかけられました。最初は速くて全くわからずとても困って相手にも呆れられたかなと感じました。しかし、慣れていき、聞き取れないことがあっても聞き返したり、わからないことは全て聞いたりしていたら中国人はみな全部説明してくれるし、答えてくれるしと、とても親切にしてくれました。また早口で言ってくれるのも一生懸命説明してくれているのだなと感じることができるようになり、自分のリスニング力をつけることができたのかなと感じました。さらに私のクラスは私しか日本人がおらず、クラスでの友達との会話は中国語になるのでとてもいい環境だと感じました。外国人同士の会話の言語は中国語なので自然と口から中国語が出るようになります。    2つ目は食事です。今回はとても短期間だったのでキッチンが寮内にあったのですが自分たちでは作らず、毎日外で食べていました。しかし、天津財経大学にはたくさんの食堂があり、朝から晩まで土日も営業していました。またクオリティーもとても高いのにとても安かったです。学生が多く行く様々なお店が集まっている学食は高くても20元以内でとてもお腹いっぱいになる、食べきれないほどの量です。また、レストランのような学食も多くあり、そこには一般の方も多くいて、前に述べた学食に比べると少し高めと感じますが、1品20元、30元ほどで、とても美味しく、とても量が多いです。学外でも、学食に慣れてしまったら高く感じてしまうでしょうが、日本円に換算するととても安いです。また学校の近くには大きなスーパーがあり、そこにはなんでも揃っています。私もよくそこに行き、様々なものを買っていました。しかし私がそこで一番驚いたのは牛乳の種類がとても多く、販売されている量もとても多いことです。また常温で袋に入れられて売っており、賞味期限が長いです。さらにヨーグルトなども袋で売っていました。飲んでみたらとても美味しく、留学期間中ずっと飲んでいました。ぜひ中国行ったら試してみて欲しいです。またちょっと地下鉄に乗っていけばたくさんの日本食を売っているところがあり、日本食レストラン、他の国のレストランなどもあるので中華料理に飽きても大丈夫です。    3つ目は観光、乗り物の面です。天津財経大学は天津駅からは少し離れたところにあったのですが、地下鉄の駅が大学の目の前にあったのでとてもとても出かけるのに便利でした。そして地下鉄の運賃もとても安く、便も多いので気軽に天津市内に出かけることができました。しかし、始発、終電は日本よりも早いです。そして私は今回北京へも行きました。北京へは天津駅または天津西駅から北京南駅まで高速鉄道で30分ほどでした。新しく綺麗な電車で新幹線のような高速鉄道でした。ですが料金は日本円で1000円以下と安かったです。北京市内も地下鉄が充実しており、移動に不便はありませんでした。またタクシーもとても安く、小さな少人数乗りの乗り物もあったりして、日本よりも便利だなと感じました。    観光の面では、私は4週間しかいなかったのでできる限り外へ出るようにしようと様々なところへ行きました。天津市内では、营口道(ショッピング街)、鼓楼(古い町並み)、水上公園(とても広い公園で近くに天津タワーがある)、イタリア街(イタリアのような街並みで多くのイタリアンレストランがある)、天津アイ(天津の有名な観覧車)など様々なところへ行き、北京市内では、天安門、王府井、オリンピック公園、万里の長城に行きました。外国に行き慣れていなくて、初めてのところに行くのは怖いと思う人もいると思いますが、中国は地下鉄がわかりやすく、中国人にわからないことを聞けば教えてくれます。私は友達とでも外に出て現地の人と交流することをオススメします。    今回の留学は4週間で中国に着く前はとても長いし中国は怖いと勝手に思い込み、不安を感じていました。着いてからも中国語がわからず、日本人がいなくてとても日本に帰りたくなりました。しかし生活していく中で、中国人に聞けば丁寧に教えてくれるし、仲良くなったらとても親しくしてくれるし、ほかの外国人留学生もとてもフレンドリーに話しかけてくれて、授業でも手伝ってくれて、人の優しさに触れることができ、いつの間にか日が経つのがとても早く感じ、中国もとても好きになっていました。なかなか中国人学生との交流はなかったですが、とても仲良くなった一人の中国人の子はとても面倒見がよく、一緒に北京にまで行ってくれました。もし自分だったらそこまで出会ったばかりの外国人にできるかなと思いました。本当に多くの人に助けられた4週間だったなと感じました。そして、私よりも短い期間しか中国語を勉強していないのにとても上手な人が多くいて、自分の実力の低さを感じた4週間でもありました。もっと日本で中国語の勉強をして次に中国の友達、先生、阿姨に会った時に成長した姿を見せられるように頑張ろうと思いました。

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