フォンティス応用科学大学

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フォンティス応用科学大学

P.O.Box 141, 5900AC Venlo, the Netherlands

http://www.fontys.nl/campusvenlo/

プログラム概要

英語
沿  革 フォンティス応用科学大学には、約 4 万人の学生が在籍している。学部は、経済・経営、コンピュータ技術、教育コースなど、100 以上ものコースで充実している。世界に開かれた大学であり、世界 70 ヶ国以上の国から留学生が集う。
特  色 本学の学生は、Venloキャンパスで学ぶ。Fontys International Business Schoolに設けられているEnglish Language European Culture and Marketing (ELEC)コースで初級英語、ミーティング&プレゼンテーションスキル、ヨーロッパ文化などを履修し、オランダ語の授業を取ることもできる。英語力によっては(TOEFL550以上)ビジネス英語、マーケティング初級の同時履修も可能。授業料免除制度あり。
バディ制度があり、留学生には必ず1~3名のフォンティス学生がつき、到着時駅までの出迎えや、鍵の受け渡し、慣れるまでの生活の手助けなどを行ってくれる。1週間のオリエンテーションでは、近隣の他大学と合同で行うものもあり、街に馴染むことを目的としたイベントが多数ある。
宿  泊 大学のキャンパス内に寮やアパートはない。学生は、大学の外でアパートを探すことになるが、国際関係部がアパート探しの手伝いをする。
生  活 Venlo は歴史のあるヨーロッパの田舎町で、オランダ南東部に位置する。ドイツ及びベルギーとの国境に近い。電車でアムステルダムから 2 時間強である一方、ドイツの国境には歩いて行ける。町全体は小さく、30 分もあれば主だったところを回って観られる。町の中央には市庁舎がある。コンビニ、自動販売機などはない。週末や秋休みを使い周辺の国々へ見聞を広めに行くことが可能であり、学業と両立しやすい。
条  件 TOEFL(ITP) 450点以上/TOEIC450点以上が望ましい。
TOEFL(ITP)550点以上で現地学部の授業を取れる。
留学時期 2 年次第2 学期から5 カ月または1 年(実質11 カ月)。
3 年次第1 学期または第2 学期から5 ヶ月または1 年(実質11 ヶ月)。
担当教員 藤野 真也
特記事項 麗澤大学海外留学奨学金

PICKUP留学体験記

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オランダ留学を通して伝えたいこと
杉山蒼真
グローバルビジネス専攻4年
2022年8月~2023年7月

   2022年の8月23日私はオランダのフェンローに着いた。初めてのヨーロッパ。問題なく準備はしたものの、私自身の心情には問題があった。当時の私は英語が全然話せなかった。振り返ると、初めの方は簡単な英語でさえ携帯電話に入っている翻訳ソフトを利用していたのを覚えている。そんな中1年間のオランダ留学が始まったのだ。    一年を通して取っていた授業は英語系とビジネス系、文化系の授業。英語は発音の基礎からビジネスにおいての英語までやってくださり、特に発音については大いに役に立った。文化系の授業はヨーロッパの文化を中心に世界の文化を取り上げて(人間性・性格・ビジネスにおける作法等)授業を行なっていた。そんな中一番大変だったのはビジネス系の授業である。専門用語が多くあり、頭が真っ白になった。これが留学なのかと思い知らされた。    それでも、必死になって追いつこうとした。授業も生活も不安な中、授業を受けていたり、会話をしていた中で分からないことがあったら「質問する」「調べる」ことを意識した。そしてそれを会話で「使ってみる」というのを繰り返し行った。机に向かう学び方よりも私にはこれが合っていたし、実際にこれで身についたものの方が多かった。これが私の英語学習法だった。ここでアウトプットが学ぶ上で重要なことに気づかされた。    ある一人の先生は、秋セメスターも春セメスターも授業を担当してくれた。ビジネス系と文化系の授業を担当してくださり、一年間大いにお世話になった。その先生へと帰国時にお礼のメールをした時に、長文で私のことについて書いてくださり、返信してくれた。その中の一つにこのような言葉があった。   “I am proud of you and progress you made, seeing you grow and develop gave me personal and professional satisfaction, also because I saw your dedication, motivation and determination. “((私はあなたを誇りに思いますし、あなたが成し遂げた進歩を誇りに思います。あなたが成長していくのを見ること(献身性・モチベーション・決意)で、先生も仕事において満足できました。))    そのメールのこの文は今、自分のモチベーションを上げる一つのモノとなっている。一年を通じて私を見てくれた先生が、このような言葉を私にくれたのは本当に嬉しかったし、客観的に成長を感じさせてくれた一つである。    さらに春セメスターにおいて英語系の授業を担当してくれた先生は、私にスピーキングスキルとオランダ・ヨーロッパでの“経験”を与えてくれた。とにかく話すことを中心に授業を行い、自分に話す機会を多く与えてくれた。発音も鍛えられた。英語4技能の中で、一番伸びたのはスピーキングだと思う。また地元のビールの製造場や酪農場、国立公園にも連れって行ってくれた。先生は「英語も重要だけど、ここ(オランダ・ヨーロッパ)にいるなら、色々なものを見て、感じて経験することが重要だ」といつも言っていた。その言葉に感化され、最終的には留学中に色々な場所に旅にも出た。その数22カ国と約50都市。夢であったヨーロッパでのフットボールを観戦したり、バルカン半島に歴史を学びに行ったり、モロッコにあるサハラ砂漠に行ったりもした。誰にも真似できない多くの経験が出来たのは、背中を押してくれた先生のお陰でもある。    一番仲が良かったのは、秋セメスターは韓国の子で春セメスターは台湾の子だった。共に同じ授業で一緒になった人である。特に韓国の子は、初めは日韓関係の事情もありクールな反応だったが、話していくうちに気づけば大親友になっていた。最後には毎週韓国人のグループと日本人のグループでよく自国のご飯やお酒を持ち込み、パーティーをしていた。一方台湾の子は、彼が日本語を練習していたので、私が日本語を教えて、私は彼から英語を教わっていた。    ここで学んだのは「お互いを理解し、尊重する」ことである。説明は後ほどしたい。彼らのおかげで留学は華やかなものとなった。本当に感謝している。そして絶対に韓国と台湾にまた会いに行く。    この1年間で一番成長・変化したのは「オープンマインド」になったことである。様々な国の人と関わり、様々な文化・バックグラウンドの人と関わってきた。その中で実際に人種・宗教・LGBTQ等の姿を見ることができ、日本では感じられないようなものをこの目で見てきた。そして自分のバックグラウンドも隠さずに伝えることができるようになり、自分とは違う意見や考え方も、素直に受け入れられるようになった。これが先ほど「お互いを理解し、尊重する」という言葉にも繋がる。やはり会ってみないとわからないこと、話してみなければわからないことがそこにはあった。留学をしなければ、このオープンマインドは絶対に手に入れることはできなかった。現在では、自分の特徴の1つになるとも思っている。    1年間は本当に短かった。ただこんなに短かった1年間も今まで無かった。それは充実しすぎていたから。多くの学びと多くの経験を得たこの1年間は濃密すぎたのだ。まだまだ英語も奥深いし、まだまだ「世界」を見てみたいとも思った。    最後に伝えたいのは「感謝」である。この留学において、先生方や両親はもちろんのこと、友達・オランダでの生活をサポートしてくれた人たちなど、など数え切れないほどお世話になった人がいる。その中で、自分はそのような人たちがいなければ、生活できないと実感させられた。これは悪く言っているのではなく、私たちは皆“支え合いながら生きている”ということを、この留学を通して非常に実感した。その中で「感謝をする」ことの大切さや必要性を大いに大いに感じた。何気ないひとコマでも、「ありがとう」や「Thank you」という言葉は非常に重要な言葉だと思った。だからこそこの言葉を大切に使いたい。    このレポートにおいて1年間を約2400字で表現すると言うのは、記したいことが大いにありすぎて、非常に困難なことであった。ただここでは私の伝えたいことや、特に得たものをこの2400字で表現し切りたいと思った。皆さんに感謝をしながら、1年間の学びをここに記したい。

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オランダ留学体験記
上原有紀保
グローバル人材育成専攻2年
2019年8月~2020年1月

   私はオランダにあるフォンティス応用科学大学というところに約5ヵ月間の留学に行きました。私は一年次の夏休みにも3週間のセブ島留学にも参加させて頂いたのですが、やはり3週間で日常会話に必要な英語力を身に付けるのはかなり難しいなと実感し、今回のオランダ留学に踏み切ることにしました。フォンティスを選んだ理由としては、元々ヨーロッパ地方に興味があったのと、フォンティスでは、語学の単位だけではなく、同時に専門科目の単位もいくつか選択することができるため、確実に英語力を向上することができ、尚且つ専門知識も身に付けることができると判断したからです。    この5ヵ月間を振り返ってみると、留学前から留学後まで本当にいろんなことがあったなと思います。まず、留学前の手続きですが、フォンティスに行く学生は自分でこれを行わなければなりません。さらに私の場合、実家が遠方にあるため両親の協力が必要不可欠でした。この手続きは出発直前までかかり、さらに試験期間も重なったため、かなり忙しくしていたのを覚えています。そして2019年の8月23日に出発し、香港を経由して、翌日の24日にアムステルダムに到着しました。そこから約2時間かけ大学と寮があるフェンローという町に移動しました。寮に到着後、シティーセンターに行ったのですが、その買い物中に私は早速財布を失くしてしまい、大変な留学生活の幕開けとなってしまいました。(その時のエピソードは留学生現地レポートに掲載されているのでよかったら読んでみてください)周りの協力もあり、最終的に何とかなりましたが、この問題を機に、留学先ではいつ何が起こるか分からないということと、何かトラブルに巻き込まれた際、どのように対応するか考えておくことが大切だと再確認させられました。    現地での生活は寮生活で、私含め4人のルームメイトと一緒に生活していました。私のルームメイトも全員留学生で、同じ大学から来た友人の他に台湾人、トルコ人の構成でした。寮の設備としては、それぞれプライベートルームがあり、キッチン、シャワールーム、洗濯機・乾燥機、トイレは4人で共用となっています。最初の頃はお互い顔を合わせると挨拶を交わす程度でしたが、時間が経つにつれ仲良くなり、一緒にご飯を食べたり、旅行に行ったり、バースデイパーティーをしたりするようになりました。留学から少し経った今でもたまに連絡を取り合っています。    私が現地で履修していた科目はBeginners Englishと、Marketing for beginners、Dutch for beginners、International Event Management(IEM)の4つでした。科目数は個人で選べるので、3科目の方もいれば、5科目履修している方もいました。教科によって違いますが、3つだとかなり時間があるので、4科目か5科目程度が丁度いいと感じました。Beginners Englishでは、イギリス人の先生の下、発音やイディオムなどに始まり、電話のかけ方や、メールの書き方など、徐々に難易度が上がっていき、最終試験では、プレゼンテーションと就職に向けて職業面接を行う形でした。このクラスでは、会話力を上達させることを目標としていたので、積極的に発言する力が求められました。    Dutchのクラスは、ビギナー向けだったので、簡単な自己紹介や、短い文章を覚えることから始まりました。日本の英語教育とは違い、いきなり文章の構成を教えられ、その都度新しい単語を覚えるという授業方法だったので、半年間でかなりの単語数を覚えることが出来ました。最終試験は、筆記試験と口語試験が両方あり、かなり大変でしたが、こちらも合格点を頂くことができました。    Marketingのクラスもビギナー向けで、授業中は先生の講義を聴きながらメモを取り、教科書を家で復習するという形でした。先生もわかりやすいように例えながら授業を進めていて、経済・経営において必要な単語や基本的なマーケティングの知識を得ることができるので、経済学部の生徒にお勧めできるクラスだと感じました。 最後にIEMのクラスですが、このクラスでは、グループになり何かしらのイベントを企画し、そして実行、またはプレゼンするという内容のクラスで、他のコースの人たちとも一緒に授業を進めるので、一番いろんな国の人と関わることが出来る授業だと思いました。他の3つの授業に比べてレベルも高く、さらに一番コミュニケーション能力が必要とされる授業だと思いました。実際に私のグループは”culture fair”というイベントを企画・実行し、当日のイベントにはたくさんの人が来てくれ、英語学習のモチベーションにもつながり、すごく達成感を感じることができる授業でした。    今回の留学で、英語を話すことへの抵抗感をなくすことが出来き、これからの英語学習へのモチベーションも上げることが出来たと思います。語学だけでなく、コミュニケーション能力や自立心も向上することができたので、半年という短い期間にもかかわらず、成長し、多くのことを学ぶことができたと思います。

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フォンティス留学体験記
中村 周
経営専攻2年
2018年8月~2019年1月

  ヨーロッパのオランダでの留学生活が終わりました。数えられないくらいのたくさんの経験をしました。その様子をお伝えしたいと思います。   はじめに私は、2017年の夏にアメリカに短期留学していました。また海外での生活もある程度経験があったため、出発時の緊張はあまりありませんでした。まだ行ったことのないヨーロッパという地域がどのような所なのか期待を膨らませながら出発したのを今でも覚えています。ただ一つ不安だったことが、留学生の数が多い為寮には入れませんでした。なので、私は他の生徒と違って出発時にAccommodationの手配ができていませんでした。現地に到着後、3日間友達の家に泊まりました。その後、4日目にAccommodationの手配が完了しアパートに入居することになりました。アパートの契約は直接不動産屋の方と行いました。まったく英語が理解できない中、なんとか契約することができました。しかし、この留学生活ではこの不動産屋と多くの問題を抱えました。「退去の際のデポジットの返却について」、「二重請求の要求」、「支払い手続き」などたくさんの問題があり毎日のようにメールでやりとりし協議してきました。時には、電車で1時間ほどのとこにあるオフィスに行って話したこともありました。英語がすんなりと通じない中、ひとつずつ問題を解決していこうとしました。最終的にはなんとか全問題を解決することができましたが、かなり大変でした。しかし今ではとても良い経験をし、それを乗り越えることができ、自分に力がついたようにも感じます。常に受け身の姿勢ではなく、時には強い姿勢で向かっていくことも重要だと議論して分かりました。文化の違いを実感することができました。    このように、アパートでの問題はありましたが、生活はとても良いものでした。アパートには30人ほどが住んでいました。アパート自体がかなり大きいので一軒家に大家族で住んでいるような気分でした。みんながとても優しく親切で、常に一体感がありました。毎日キッチンでお互い料理をしながら、お話しをするのが日課になっていました。30人もいるので常に同じ人ではなく、いろんな人と話すことが出来ました。時には、同じ話をたくさんの人にするような日もありましたが楽しく過ごすことができました。去年の短期留学でホームステイの経験し、ホームステイの方が話す機会が多い為寮ではなくホームステイがベストだと考えていました。しかし、このアパートではホームステイ以上に話す機会が多く自然と英語を話す機会が出来ました。他の寮では4人で1つの部屋になっており、自分の性格上その中での交流しかしてなかったのかもしれないと思うとこのアパートで良かったと本当に思います。    大学での授業はbeginners English classをメインにcultureやmarketing の授業を履修しました。どの授業も最初はほとんど聞き取れず苦戦しました。後半あたりから少しずつ理解できるようになり、細かいことなども授業終了後、先生に聞くようにしました。先生も英語が苦手ということを理解していただき、時には自分に合った形の課題を出してもらいました。終盤になるにつれ、ビジネス的要素が加わり始め、最終テストは就職時の模擬面接試験とプレゼンテーションを行いました。毎日ひたすら、自分なりの答えを言えるように何回も練習しノートに毎回まとめ、自分の言葉で話せるように努力しました。おかげで、すんなりとテストをパスすることが出来ました。プレゼンテーションでも、日本で学んだことのないプレゼン仕方や表現の仕方など、多くのことを学ぶことが出来ました。    生活では自炊に力を入れました。物価が高いヨーロッパで自炊は必須事項でした。しかし、日本ではほとんど自炊をしたことがなかったため、当初苦戦しました。毎日のようにスーパーに通ってさまざまな食材を買って色んな料理にチャレンジしました。一番大変だったことが、どのように栄養を取るかが一番の課題でした。サラダを作ってもドレッシングが口に合わなかったり、スープにたくさんの野菜を入れたり、様々な方法を試しました。どれがベストだったか分かりませんが、相当苦戦しました。今回の留学で自炊に関してかなり成長できたと思います。    最後に、ヨーロッパ留学の醍醐味のひとつである旅行についてです。私は、この留学中の休みを利用してオランダを含め17カ国へ行きました。旅行は私の趣味でもあったためとても楽しみでした。毎回計画にかなりの時間を費やしました。限られたお金の中どれだけ安く行けるかが重要でした。時には10時間のバスに乗ったり、1300円の飛行機に乗ったり、その時のベストな方法を時間をかけて調べました。毎回バックパックを背負って、かなりハードな旅になった時もありましたが、ヨーロッパの景観や雰囲気を楽しむことが出来ました。昼間に行った場所でも夜に行くと違ったりするため、昼と夜同じ場所に2回行くことにかなりこだわりを持っていました。ちょっとしたトラブルなどもあったりしましたが、良い経験ができたと思います。    私はこの留学生活で英語だけではなく、さまざまな経験や学んだことが多くありました。良いことも悪いこともすべていい経験でした。様々な人と関わり、色んな文化、価値観を知ることができました。もう半年間、留学を延長したかったのが本音です。これから帰国しても継続的に英語を使うようにし、ここで学んできたことを新しいことに反映したいと思います。

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