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ドイツ

イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

持ってくれば/きてよかったもの

ドイツ語・ドイツ文化専攻4年 大林紗玖良
2022/07/14
 2022年4月1日からJenaにてドイツ語を学んでおります、ドイツ語・ドイツ文化専攻4年の大林です。渡独から3か月が経ち7月に入りましたが、母国の夏と比べて大変過ごしやすい天気に驚いています。夏特有の蒸し暑さがなく、朝晩は気温が下がるため眠るときは毛布に包まっていないと寒いような日もあります。寮に冷房が備わっていないことを懸念していましたが、この過ごしやすさでは必要ないですね。8月、9月の気温がどのくらい上昇するのか私にはまだわかりませんが、冷房が必要なほどの暑さに見舞われないことを願うばかりです。
 現在私はイェーナ大学からトラムと徒歩で30分弱ほどの距離にある、学生寮の多い地区に住んでいます。共同スペースとして台所とトイレとシャワールームがあり、それぞれに自室が割り振られている、WGのような様式の寮に私を含め4人と生活をしています。他の部屋と違うところは、お互いに最低限の接触しかしないことでしょうか。私自身が人とのコミュニケーションに苦手意識があるため、居心地はいいのですが、留学中ということを踏まえると良い傾向ではないとも感じています。帰国するまでに会話の回数が増やせるよう、まずはドイツ語に自信をつけていきたいです。
 さて、今回は現地レポートということで、今までで感じた「持ってくればよかったもの、持ってきてよかったもの」についてお伝えします。
まず、日本から持ってくればよかったと感じたもの。スリッパです。
【スリッパ】
 ドイツは日本と違って室内に入るために靴を脱ぐことがありませんので、裸足で自室や共同スペースを歩くことに抵抗がありました。ですから室内用に履物が必要だったのですが、求めているようなものがなかなか見つけられないのです。スリッパは近所では取り扱っておらず、少し遠出をした際に立ち寄った無印良品にてようやく発見。5,95ユーロで購入しました。日本では百均ショップで買えてしまいますから、価格や使い勝手を考えると持ってきた方がよかっただろうなと思ってしまいます。
逆に持ってきてよかったものは、箸、電子レンジ対応タッパー、一合炊き調理器です。
【箸】
 箸は現地にとっては輸入品に当たるせいか少しお値段が張りますので、箸で食べる習慣のある方は忘れない方がお財布にやさしいと思います。また、折れてしまうことを考慮して2膳持っていくのが良いかもしれません。
【電子レンジ対応タッパー】
 こちらは電子レンジを使うまたは買う予定のある方におすすめします。ドイツでは電子レンジはあまり主流ではなく台所に設置されていないのが通常なようなので、自分で購入することになると思われます。現地でもタッパーは購入できますが、電子レンジが主流でないためか対応しているのかどうかが表記されていないことが多く、持ち込んだ方が安心でしょう。自炊がかなり楽になりますので、同様に耐熱皿もおすすめです。
【一合炊き調理器】
 ダイソーさんの「電子レンジ調理器 ご飯一合炊き」という商品で、電子レンジでご飯が炊ける優れものです。こちらも電子レンジありきですが、鍋よりも比較的簡単に炊くことができますし、炊き立てのご飯が食卓に並ぶのはかなり魅力的ではないでしょうか。ただ思っているよりかはパラついたご飯が炊けますので、お米にこだわりのある方は思い切って炊飯器を買うのがいいかもしれません。ちなみにお米はアジアンショップやスーパーで購入できます。Sushi ReisとMilch Reisが日本のお米に近く、私はSushi Reisを好んで食べています。
 いくつかをご紹介しましたが、持ち込むものについてあまり深刻に考える必要はないと思います。(現在は空輸を利用できるものが限られているため、大体が数か月かけて文字通り海を越えてきますので、手元に届くまで時間が空いてしまうことも事実ですが)ご家族にお願いをすれば必要なものを送ってもらえるでしょうし、現地で代用のものを探すのも手っ取り早い解決策でしょう。必要なものを探すために近辺の店舗をじっくり見るのも、現地の文化に触れるひとつの方法ですからね。
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