日本とドイツの懸け橋へ! *ドイツ留学中の学生たちが現地日本デーに参戦*
2016.5.31

ドイツ西部に位置する街・デュッセルドルフをご存知ですか。国際商業都市として栄えているこの街には、日本企業も多く立地しており、実は“リトルジャパン”と称されるほど、欧州最大級の日本人街があることでも有名です。

そんなデュッセルドルフでは日本文化を紹介する『日本デー(独語でJapan-Tag Dusseldorf)』が毎年5月頃盛大に行われます。第15回目となる今年は現地時間5/21(土)午後に開催され、ドイツに留学している麗大生4名が千葉県PRブース等の運営ボランティアとして活躍してきました。

今回は本学の山川教授(専門テーマ:訪日外国人と観光)も現地入りをし、当日は本会場の千葉県ブースとデュッセルドルフ市博物館に分かれ、それぞれの持ち場で県の方のサポートに入りました。天気にも恵まれ夏のような暑さの中、大勢の方が集まり会場は大盛況だったそうです。

ドイツにおける日本デー

ドイツにおける日本デー 当日の様子 チーバ君もステージに

 

千葉県ブースでは『県の魅力PR』と『県とデュッセルドルフ市との交流』を紹介すべく、展示物やパンフレットの紹介をはじめ、記念品がもらえるじゃんけん大会や折り紙の実演などがありました。チーバくんも活躍し、子供から大人までみな笑顔で参加していました。デュッセルドルフ市博物館では千葉県立博物館(房総のむら)と連携して今年初めてワークショップが開催されました。張り子の絵付けや甲冑試着など日本でもなかなか体験できない企画に、ピーク時には、行列ができ、お客さんを待たせてしまうほどの大盛況だったそうです。

以下に参加した学生たちの声をご紹介します。留学生活をより充実させる貴重な経験をさせていただいたようです。

 

『Japan Tagを終えて』

まずこんなにたくさんのドイツ人が日本の事を知っていて かつ好きなのがよく伝わりました。ほとんどのドイツ人は日本のアニメを観て好きになったみたいで自分の知らないアニメのコスプレなどもしていて驚きまし た。ただアニメだけでなく日本の伝統である折り紙などにもたくさんのドイツ人が興味を持ってくれて嬉しかったです。これからも日本とドイツの関係がよくな る事を期待します。

弓削裕之(Hiroyuki Yuge) 麗澤大学外国語学部外国語学科ドイツ語ドイツ文化専攻3年 ハレ大学留学中

ドイツにおける日本デー 様子

はっぴ姿で日本を紹介

 ドイツ語について言えば、千葉県と折り紙に関する用語を覚えて臨んだため特に問題はなかったと思います。一方で、私が折り紙づくりの実践でてこずり、ドイツ人の方が折りたいものができず、悔しい思いもしました。また、キティちゃんやトトロ、ピカチュウなどといった人気キャラクターの折り方も事前に調べておけば良かったと感じました。ボランティアに参加する前の下調べなど反省点が多くありましたが、良い経験をさせてもらえた1日でした。お客さんは年齢性別関係なく千葉県や折り紙に興味を示してくれ、折り紙を教えるとどの方も感激し感謝をしてくれました。そんな姿を見て、日本文化と千葉県のPRに少しでも貢献できたかなと晴れやかな気持ちになりました。
齋藤綾佳(Ayaka Saito) 麗澤大学外国語学部外国語学科ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 ロストック大学留学中

 

 私が担当した博物館ブースでは、折り紙教室、カタカナ教室、日本刀、甲冑、兜の展示、張り子のお面づくり体験がありました。麗澤生は、張り子のお面の体験教室の手伝いを任されることになり、準備、受付、案内、絵の具の補充、水の取り替えなどの業務を2人で行いました。今回のお手伝いを通して、半年以上ドイツでドイツ語を勉強して得たものが活かされたように感じます。お客さんの要望にもすばやく答えることができたり、ドイツ語を使う際に思ったことを言えるようになりました。自分の中でも、どのようにドイツ語をこれから勉強していくべきなのかという目標もできたので、今回、Japan Tagのお手伝いに参加できたことは自分の中でプラスになりました。このような機会をくださった山川先生にとても感謝しております。

柿崎千穂 (Kakizaki Chiho)  麗澤大学外国語学部ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 ロストック大学留学中

 

ドイツにいるとアニメやマンガへの認知度の高さを体感する機会がありますが、中でもJapan Tag(日本デー)は絶好の機会だったのではないかと思います。翌日の新聞の表紙一面を飾った“デュッセルドルフはマンガのメッカになった”という見出しは心に響きました。今回の日本デーにはおよそ75万人が集まったらしく当日は多くの人で歩くことすら困難な程の賑わいを見せていました。私が手伝わせて頂いたブースはお面づくりのブースで張子のお面に絵をつけて持ち帰ることができ、老若男女問わず沢山の人々が訪れ休む間もない程の盛況ぶりでした。

アニメ・マンガは勿論のこと食文化や花火など様々な日本の文化が受け入れられている様子を体感することができたこのイベントは自分なりにこれからの日本の観光業や輸出業の方向性を考えることのできるとても良い機会でした。また、日本人としてもこれだけの人々に自国の文化が評価されている様子は大変嬉しく、誇らしく思いました。
加藤毬子(Kato Mariko) 麗澤大学外国語学部外国語学科ドイツ語ドイツ文化専攻3年 ロストック大学留学中

 

同行した山川先生によると、運営後にヨーロッパで活躍している卒業生(ドイツ語学科、中国語学科)、麗澤へ留学体験のあるドイツ人とボランティアをした学 生、ニッポンデーのために渡航した4年生とで、ご当地名物のアルトビアを飲みながら交流会を行ったそうです。卒業生にとっては今の大学を知る機会に、学生 にとっては将来の就活の相談など、とても貴重なひと時を過ごし、来年もニッポンデーの日にデュッセルドルフで交流会を行う予定とのこと。

 

運営ボランティアを受け入れてくださった千葉県や日独協会の皆様には、学生たちにこのような機会をいただき、心より感謝申し上げます。

※山川教授は日本全国を飛び回り、本学留学生の国内インターンシップを通じて、各所の訪日観光施策をサポートしています。また、7月から開校予定の訪日観光をテーマにした“かしわ市民大学”ではアドバイザーも務めています。ご関心ある方はぜひ詳細をご覧ください。

かしわ市民大学[めざせ!かしわの国際観光プランナー講座] ※外部リンク

 

※今回参加した学生が所属する本学外国語学部ドイツ語・ドイツ文化専攻の詳細はこちらをご覧ください

麗澤大学 ドイツ語・ドイツ文化専攻 / Reitaku Journal 記事

 

(文責・地域連携センター)