籠 義樹
籠 義樹 (KAGO, Yoshiki)
職名
教授 研究科長
研究科
経済研究科
学部
経済学部
学科
経済学科
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専門分野

・社会工学

研究テーマ

・嫌悪施設立地の社会影響評価

学歴

・東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻 修了
・東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻 修了
・東京工業大学工学部 卒業

取得学位

・工学博士(東京工業大学)
・工学修士(東京工業大学)
・工学士(東京工業大学)

受賞歴

・教育奨励賞(麗澤大学)
・教育奨励賞(麗澤大学)
・論文賞(日本計画行政学会)
・学長奨励賞(麗澤大学)
・奨励賞(日本計画行政学会)

主要経歴

・NPO法人かしわ環境ステーション 理事長
・麗澤大学大学院経済研究科 教授
・麗澤大学経済学部 教授
・麗澤大学大学院経済研究科 准教授
・麗澤大学経済学部 准教授
・麗澤大学国際経済学部 助教授
・麗澤大学国際経済学部 講師
・麗澤大学国際経済学部 助手
・東京工業大学工学部社会工学科 助手(教務職員)
・興銀システム開発株式会社

著書

・『嫌悪施設の立地問題』単著 麗澤大学出版会(2009.05)
・「施設立地の合意形成」原科幸彦編『環境計画・政策研究の展開―持続可能な社会づくりへの合意形成―』共著 岩波書店(2007.01)

学術論文

・転入前後の比較による人口減少自治体の評価に関する研究 -千葉県南房総市への転入者を対象としたアンケート調査より- 『日本都市計画学会論文集』Vol.54, No.3 共著 日本都市計画学会 (2019.11)
・自治体担当者の認識に着目した公共施設の維持管理に関する研究 -一都三県を対象として- 『日本都市計画学会論文集』Vol.52, No.3 共著 日本都市計画学会 (2017.11)
・将来推計人口に基づいた地方公共団体の歳入・歳出の推定手法に関する研究 『日本計画行政学会第39回全国大会研究報告要旨集』 共著 日本計画行政学会 (2016.9)
・住民紛争の発生と合意形成過程 『NIRA政策研究』Vol.12, No.12 単著 総合研究開発機構 (1999.12)
・環境紛争解決過程における地元住民の態度変容に関する研究-福井県敦賀市におけるゴルフ場立地紛争の事例- 『計画行政』Vo.17, No.2 共著 日本計画行政学会 (1994.9)
・「権利行使価格変動型プット・オプションによる嫌悪施設の立地補償に関する研究」 『計画行政』Vol.34, No.1 単著 日本計画行政学会 (2011.03)
・「地方財政からみた基礎的インフラの維持可能性に関する研究~神奈川県16市に関する考察~」
『日本計画行政学会第38回全国大会研究報告要旨集』 共著 日本計画行政学会 (2015.09)
・「不動産収益率変動モデルに関する研究-パネルデータ分析によるアプローチ-」 『麗澤経済研究』第18巻第1号 単著 麗澤経済学会 (2010.03)
・「不動産指数スワップによるヘッジ効果の実証分析」 『日本不動産学会平成20年度秋季全国大会論文集』 単著 日本不動産学会 (2008.12)
・Hedging Effectiveness of Total Returns Swaps: Application to the Japanese Market Henley Business School, Reading University, Real Estate&Planning Working Papers, rep-wp2008-05 共著 Henley Business School, Reading University, Real Estate&Planning (2008.6)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

少子高齢化が進み、市町村の財政が厳しさを増す中で、私たちの日常生活に不可欠な道路や上下水道、学校や病院といった基礎的なインフラをどのように維持していくかという研究を、国の研究費の助成(科研費)を受けて現在進めています。また、サイドワークとして、かしわ環境ステーションというNPO法人を運営し、地域の環境保全や環境教育に関わる活動に取り組むとともに、学生と一緒になって、こうしたNPOの活動を多くの人に知ってもらったり、NPO組織を活性化したりするための試みもしています。さらに、最近では学生の起業を支援することに興味を持ち、そのためにどのようなことができるかを考案しているところです。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
「人の行く裏に道あり花の山」
他の人と違ったことをしましょう、そうすれば良いこと(花の山)に巡り合えますよ、という意味です。そうやって、いつもうまく行くわけではありませんが(笑)
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
小学校高学年の頃からずっとHEAVY METALが大好きです。ライフワークと言っても過言ではありません。研究室ではいつもMETALが大音量で鳴り響いています。隣の研究室の上村先生、ごめんなさい。また、年数回はMETALのライブに参戦し、毎年10月に開催されるMETALフェスのLOUD PARKには欠かさず行きます。あと、テニスやります。
1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
フィンランドはMETAL大国として有名です。人口500万人程度の小さな国なのに、世界的なMETALバンドを幾つも輩出しています。最近ではChildren of Bodomが有名ですね。ですから、フィンランドに行ってMETALフェスに参戦したいです。
過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
昨晩、マドリードオープンの錦織選手の試合を観ていたら寝てしまい、逆転勝ちを見逃してしまったので、戻ってちゃんと観たいです。というか、過ぎたことはしょうがないので、過去のことにくよくよせずに、これからどうするかだけを真剣に考えればよいのだと思います。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
ニューヨークではボトルマン詐欺(にせの酒の瓶をわざと人にぶつかって落として割り、弁償金を要求するもの)に遭いました。スペインではスリに遭いそうになりました。ポーランドのマクドナルドでは、列に横入りして来た人とケンカになりそうになりました。中国ではやはり水が合わず、お腹が痛くなりました。イギリスでは、お釣りを誤魔化されそうになりました。ロサンゼルスではレンタカーで事故を起こしました。イタリアでは1ユーロの水を15ユーロで買わされそうになりました。ボストンでは、タクシーであり得ないくらい遠回りされました。フランスの飲み屋で仲良くなった人はポン引きでした。という具合に、海外でトラブルに遭うと適応力が増すので、オススメです(笑)
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
僕の書いた本、というのはウソです(笑)最近ではギャングースという漫画が面白いと思います(これはホント)。マイケル・サンデルの本は、結論がよく分からない点がマイナスと言えばマイナスですが、逆に言えば、簡単に結論を出すことのできない社会的・経済的な問題を一緒に考えることができるのでオススメです。また、最近は保守的な考え方をする人が増えているように感じますが、本来保守思想は精緻な思考の上に立脚するものです。保守思想に興味がある人には西部邁を読むことをお勧めします。あと、筒井康隆の「文学部唯野教授」という小説は笑えます。大学教授をバカにしたくなった時に読むとよいでしょう(笑)