ヴッパータール大学

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Bergische Universität Wuppertal

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Bergische Universität Wuppertal Gaustraße 20, 42119 Wuppertal

http://www.uni-wuppertal.de/

プログラム概要

ドイツ語
沿  革 1972年設立。大学は、以前からこの地域にあった複数の専門学校を統合して作られた。
人文学、経済学のほかにも自然科学,建築、工学やデザインを学ぶことができる。
総学生数はおよそ20,000名、そのうち留学生が約10%を占める。
ヴッパータールは、ドイツ西北デュッセルドルフ近郊に位置する人口35万人の中都市。
山あいにあって坂が多い。世界最古の吊式モノレールで有名である。
特  色 ・授業は、大学付属語学センターで留学生向けのドイツ語コースで学ぶ。
・ドイツ語専攻以外の学生は、英語で行われる学部授業にも参加できる。
2020年スケジュール(仮):10月下旬プレースメントテスト
冬学期:10月26日~2021年3月26日 月~金曜日 8:15~11:45(13:30)
・学部の科目を履修することも可能。(希望すれば、ドイツ人のチューターをつけてもらえる。)
・ドイツ人との「タンデム・カフェ」が週に1回設けられている。
・日系企業も多いデュッセルドルフから鉄道で20分と近い。デュッセルドルフで生活・仕事をしている麗澤の卒業生も多い。
・留学開始までにドイツの生活環境に慣れるため、9月にドイツ各地で行われる事前研修に参加することを推奨する。
費用と期間はプログラムによって異なる。費用概算:約725€~1025€(講座費用+宿泊費)
宿  泊 学生寮は6棟あり、キャンパス隣に位置している。大学までは徒歩5~15分、バスも使える。複数の個室とシャワー・キッチンを共有するユニットタイプの寮が基本だが、完全な個室もある。寮費は、月額約250〜300ユーロで、インターネットが無料で使える。
生  活 街が大きすぎず、小さすぎないので学生としては快適な生活ができる。現地担当者も親身になって面倒を見てくれる。困ったときに相談にのってくれるチューターの学生名簿もある。
日本人コミュニティがあるデュッセルドルフまで出かければ、本格的な日本食を食べることができる。
学食・カフェテリアは9店あり、定食は約2~4€。
条  件 ・ドイツ語専攻:ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)A1レベルのドイツ語力があると認められること(検定試験の合否、授業成績などから総合的に判断する)。留学前に「ドイツ語基礎演習ⅢまたはIV」を修了していること。
・他専攻:留学前に「ドイツ語III」または「ドイツ語IV」を修了していること。
TOEIC 600点以上。英語2専攻の学生はこれに加えて申込時点で累計GPAが1.5以上ある事。
留学時期 原則として2年次2学期から半年あるいは1年間、3年次1学期から半年間。
*それ以外の時期/期間は相談に応じる。
特記事項 麗澤大学海外留学奨学金・日本学生支援機構

PICKUP留学体験記

一足先に留学を経験した麗澤大学の先輩たちが、留学先でのさまざまな体験談を語ってくれた「留学体験記」

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留学で感じたこと
鈴木智絵里
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2019年10月~2020年3月

   私は、10月から3月までドイツのWuppertal大学に留学していました。先生に、「何もないところだよ」と紹介されたWuppertalでしたが、今は、Wuppertalに来ることができて本当によかったと思っています。Wuppertalは、確かに観光地として行くには物足りなさを感じるかなと思いました。駅周辺は近代的な建物やお店が並び、多くの人がドイツと聞いて想像するであろう、可愛らしくお洒落なお家もあまり見かけません。山の上の大学なので、駅から大学までの道はひたすら坂です。地形上、雨もたくさん降ります。しかし、少し頑張って坂を登れば、ドイツらしい重厚感のある家々が並び、また上から見る街の景色もとても綺麗です。公園もたくさんありますし、山の中をお散歩することもできます。私はWuppertalに来て、空を見るという新たな趣味を見つけました。一人で散歩をした帰りには必ず空を見ますし、空を見るためだけに外へ出かけることもありました。寮から徒歩5分の大学の敷地内にも、空を眺めるのにぴったりの場所があります。ここで、私がWuppertalに来ることができてよかったと感じる大きな理由を3つ紹介します。    1つ目は、自然を近くに感じられたことです。先程述べたように、Wuppertal大学は山の上にあるので、大学の周りには森がありますし、晴れた夜には綺麗な星空を見ることもできます。ドイツ人の友達に教えてもらって、一緒に森でニラを収穫したこともありました。日本では、日常生活に自然との時間が全くと言っていいほど無かった私ですが、ドイツでは、晴れている日はほぼ毎日自然に触れる時間があったと思います。ドイツ語を話す機会があまり無かった日には、ドイツ語でぶつぶつ独り言を言いながら散歩をしたり、ただベンチに座ってじっと雲の動きを眺めたり、日の落ちる様子を眺めたりしました。一人で空を眺めている時は、よく留学生活について振り返っていました。留学の目的を再確認したり、今後の小さな目標を作ったりといった日もありましたが、くよくよと悩み事を考える時間がほとんどでした。しかし、自分の気持ちについて考える時間は、成長するために必要だったなと思っています。勉強にバイトにと忙しかった日本では、自分が今感じていることを考える、自分のための時間など作ろうとも思っていませんでしたが、こういう時間も大切なんだなと気づかせてくれたのは、Wuppertalの自然でした。    2つ目は、人と知り合えるチャンスがたくさんあることです。Wuppertal大学には、IST(International Students Team)主催の留学生向けイベントがたくさんあります。留学初日から一週間は、毎日ISTのイベントがありましたし、授業開始後も毎週末イベントがあります。私は留学初日からの一週間それらのイベントに参加しましたが、その一週間で知り合った人達とは、その後もあいさつを交わす仲になり、イベント外でも帰国まで交流が続いた人達がいたので、本当に行ってよかったなと思っています。また、毎週金曜日に行われるJapanisch Tandemでは、日本語を勉強している学生と知り合うことが出来ました。この二つのグループで知り合った人達が、私の留学生活のほとんどすべてを占めています。正直、留学に行ったからと言って、毎日ドイツ語を話す機会があるわけではありません。私の場合、寮のルームメイトは同じ麗澤の学生でしたし、授業のない土日などは特に、家にいればドイツ語を使う機会などありませんでした。授業も文法が中心だったため、先生の解説を聞くことが多く、手を挙げて発言したり、休み時間にクラスメイトに話しかけたり、自分からアクションを起こさないと、話すチャンスは巡って来ないんだなと感じました。そのため、ドイツ語で話せる友達を持つことは、留学においてとても重要だったと感じています。大学内で、このようにクラスメイト以外の人と知り合えるチャンスがあるのはとてもありがたかったです。さらにWuppertalの良い所は、Düsseldorfまで電車で20分、無料で行ける点です。Düsseldorfには日系企業が多いからか、日本に興味がある・日本語を勉強している人が集まる会がたくさん開催されています。私はFacebookやMeetupを使って調べ、主に大学の友達が忙しくしている間、これらに参加してドイツ語を話す機会を作っていました。私が参加したのは「Sprachenstammtische Düsseldorf」と「J会話」です。Stammtischの方は、言語を問わず自分の話したい言語(ドイツ語、英語など)のブースに行って自由にお喋りをするというもので、主にドイツ人にはなりますがいろいろな国の人とも知り合えました。J会話では、日本語が話せるドイツ人やドイツに住んでいる日本人と知り合えます。どちらも毎週開催されていて、申し込みもキャンセルも開催直前まで可能なので、自分の予定に合わせて自由に参加できます。「J会話」のような、日本語を勉強している人・日本に興味がある人と知り合える会は、ドイツの中でもDüsseldorfが断トツで多いので本当におすすめです。    3つ目は、たくさんの素敵な友達に出会えたことです。これは、どこの大学に留学していても変わらないかもしれませんが、私がWuppertalに来ていなかったらこの人たちにも出会えていなかったんだと思うと、心からWuppertalでよかったと思えます。一緒に楽しい時間を過ごせたのは大切な思い出ですし、辛かったこともまた思い出です。私は、言語が通じない相手と一緒に過ごした時、必ずと言っていい程毎回、「今日もドイツ語話せなかったな」と落ち込んでしまいます。もちろん一緒にいる時は楽しいですが、友達と別れた後は、つい一人反省会をしてしまっていました。日本語が話せるドイツ人と遊んだ後でさえ、「今日はいつもよりたくさん日本語使っちゃったな」などと考えてしまいます。一緒に居たときどんなに楽しくても、「楽しかった」だけで終われないのが外国人の友達でした。しかし、それでもまた会いたいと思えたのは、そこにたくさんの喜びと学びがあったからです。ドイツで出会った友達全員、みんな尊敬しています。お喋り好きなみんなの話は、私に新たな興味を持たせてくれましたし、政治などの難しいテーマでも、彼らとディスカッションするためなら喜んで勉強できました。彼らの意見から、新しい考え方をたくさん得ることも出来ました。Coronaで大変な時、一緒に解決策を考えてくれた人もいれば、私のドイツ語について厳しい意見を正直にぶつけてくれた人もいます。本当に大切な友達に出会うことが出来ました。幸い、帰国後の今でも連絡を取り合えているので、これからもこのご縁を大切にし、そしていつか日本に来てくれた時に、この感謝を返せるよう、それをモチベーションにこれからも頑張りたいと思います。最後に、Wuppertalに留学させてくれた両親、先生方に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。

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Wuppertal留学体験記
矢野満太郎
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2019年10月~2020年2月

   今回、私はドイツ西部、Wuppertalという地に半年間の留学をしている。そしてこれが私の初めての留学である。また、私はこれまでに家族で二ヶ国へ行ったことがあるのだが、一人で海外へ赴くのも初である。そのようなこともあり、最初は不安でしかなかったが、一ヶ月、二ヶ月と過ぎていく間に、だんだんと自分が順応していることに気が付いた。また、初めの頃は同じ日本人同士で集まろうとしていたが、同性の日本人が他に居ないこと、ルームメイトが日本人ではないことも相まって、より現地に順応するのを手伝ったのではないだろうか。     現地に入り、一ヶ月が過ぎたころ、私は、よく耳にする「日本人はシャイで、自分の意見を言わない」というイメージを払拭したくて、同じドイツ以外の国からの留学生と積極的にコミュニケーションをとったり、授業内で発表するように努めていった。その結果、トルコ人やシリア人といった海外留学生たちとも仲良くなることができ、一緒にWuppertalからほど近い、Düsseldorfと呼ばれる、ヨーロッパの中でも、とりわけ日本人の多い町まで、授業終わりに昼食を摂りに行ったり、プエルトリコ出身の留学生とMensa(ドイツの学生食堂のこと)に行ったりするようになった。    Düsseldorfには日本食を取り扱っているスーパーマーケットやレストランが多数存在している。私は、早くも1ヶ月程度でドイツの食品に飽きていたので、Düsseldorfのスーパーマーケットで大量の日本食や日本米を購入し、毎月Düsseldorfまで買い出しに行くような生活を今日(十月上旬~二月下旬)まで続けてきた。なのでこのWuppertalに滞在していれば、値段の方はかなり高額なのだが、まず間違いなく日本食に困ることはないだろう。とは言え、地図を見てみれば明らかなのだが、ドイツは日本のように海に囲まれた国ではない。従って、魚介類などはそうそうスーパーマーケットでは見かけないのである。Düsseldorfまで、足を延ばせば、寿司や刺身などの生の魚も食べられなくはないが、とてつもない金額になってしまうことは明らかだろう。その代わりに、日本に比べ圧倒的に肉の値段は安い。ドイツでは日本の魚と肉の値段をひっくり返したようなイメージである。しかしながら、日本のように肉の薄切りがあるわけではなく、ブロック状の肉が多いので、鍋やすき焼きなどの日本料理を自炊したい場合には一工夫必要である。    日本に居た時には、いつも誰かが様子を察して助けてくれていたことを、ドイツでは助けが欲しいのであれば、自分から助けてほしいと言わなければならないので、日本にいた時よりも、明らかに自立できていることに気づいた。ドイツ語の語学能力においても日本にいたころとは、比較にならないほど伸びたということも実感している。例えは、日本にいたころなどは、わからない単語があれば、日本語ですぐに話して、理解していたところを、ドイツでは例を何度か出してもらって、ようやく理解できるなど、ちょっとしたことでも、かなり多くのドイツ語とふれあうことになるのだ。また、スーパーマーケットでの買い物などにおいても、ほぼすべての商品がドイツ語表記なので、必然的に自分の知っている単語のボキャブラリーが増えていくのである。さらに、全員ではないのだが、親切な人も多く、こちらから尋ねていけば、快く教えてくれたり、日本人よりも良くも悪くも、感情を素直に表に出すので、所謂、腹の探り合いなるものがなく、私は日本に住んでいた時よりも、人間関係の面で気楽に感じた。    一方でやはり不便に感じることも、もちろんあった。その一つが日曜日になるとほとんどの店が閉まってしまい、買い物などが、ほとんど一切、できなくなるという点である。また自動販売機や24時間営業のコンビニなども見当たらなかったので、うっかり日曜日に飲み物や食べ物を切らしてしまえば、Wuppertalでいえば中央駅周辺の日曜日でも営業しているような店まで買い出しに行く必要性が出てくるのである。次に、このWuppertalという街はTal(谷の意味)に囲まれているせいか、非常に雨が多い。体感的には七~八割は雨といった感じである。そのため乾燥機を使わなければ洗濯物は、まずきれいには乾かないだろう。    上記で述べたように、Wuppertalはドイツの西部に位置するので、私はフランスしか行かなかったのだが、フランスやオランダ、ベルギーといった周辺諸国まで旅行のために足を延ばすのにも最適であるといえる。また、Wuppertalはかの有名なケルン大聖堂まで電車で30分弱程度なので観光にも優れている場所である。そして、ほかの州に遠出しようと思えば、先ほど述べたDüsseldorfにも空港があるので、楽である。私の場合は、1月下旬に家族がドイツのMünchenを訪れる機会があったので、その際に、このDüsseldorf空港を利用した。その際には、Münchenのほかにかの有名なノイシュバンシュタイン城や、リンダ―ホーフ城、他にも、鞭うたれたキリスト像が涙を流したという伝説で知られているヴィース協会などにも立ち寄った。    さらに、観光といえば、私が留学した期間が十月から三月中旬という、およそ半年という期間ということで、ドイツのクリスマスマーケットなども体験することができた。クリスマスマーケットはドイツで行われるイベントで十一月下旬からクリスマスのおよそ一か月間の間、開催される野外型のマーケットである。私はこれほど長期間、開催されるイベントには参加したことがなかったので、驚きを覚えることとなった。この他にも、タンデムで仲良くなったドイツ人の友達にSoestという街で毎年、開催される祭りにも参加させてもらう形となった。このイベントでは普段はごく普通の通りが祭りの期間になると大掛かりなジェットコースターのような絶叫系のアトラクションが多く設置され屋台なども多く出店するという祭りだった。このようなことから、ドイツ人は祭りなどのイベントを好む傾向があるということが分かった。    最後に、私はこの半年間の留学を経て、自分を大きく成長させることができたと自信をもって言うことができる。自立出来ず、思い悩んでいる人や、自分を大きく成長させたいと思っている人が身近にいれば、留学を進めたいと思う。

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ドイツ留学を通して
徳坂留奈
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2019年10月〜2020年3月

   私は2019年10月から2020年3月までドイツ西部にあるヴッパータール大学に留学していました。私はこの留学を通して多くを学び、経験しました。この留学体験記では留学前後での私の考え方の変化を書いていきます。    まず私は留学前、明確な目標は決めておらず「ドイツ語がある程度上達すればいいな」や「ドイツ国内や近隣国を旅行したい」など漠然とした思いを持って留学に来ました。ドイツに到着して、すぐにWelcome weekという留学生同士が交流するイベントが1週間ありました。イベントではグループに分かれて簡単なゲームをしたり、ヴッパータールの街にあるクラブに行き、他の国の人と話をしたりするというものでした。私は英語もスラスラ話せるわけではなかったのでその時に知っているドイツ語の単語や辿々しい英語を使い、自己紹介や簡単な話をして友達を作りました。その時、日本人以外の外国人は初対面の人でもバンバン話していき、「あなたはこのテーマに関してどう思う?」という風に相手にどのような考えがあるのか聞いていることに驚きました。今までの私は人の話を聞いて、納得するところで終わっていましたが、その時を境に私は人の話を聞きその上で自分の考えを言うことが大切なことだと気づきました。最初から自分の考えを言うのは難しかったので、まずは相手が話したことについて反対の考えを言うことで自分の考えを相手に伝えることにしました。その後私は少しずつ自分の考えを言おうと心がけましたが、なかなか上手くいきませんでした。なぜ、上手くいかなかったのかというと相手が話しているテーマが自分の知らないことだとそもそも自分の考えがなかったり、たとえ知っているテーマだとしてもそのテーマについてある程度深く知らないと自分の考えが持てなかったりしたからです。なので、私はその時に周りにある多くのことや、今まであまり興味のなかったことについて調べ、知ろうと思いました。    次に私は2人部屋の寮生活から「コミュニケーションの大切さ」を知りました。それまでの人間関係といえばその場の空気に馴染んで仲良くしていましたが、今回2人部屋でいつも部屋にはもう1人いるという状況の中では始めはものすごく気を使いました。そして、きちんとしたコミュニケーションを取っていないと少しずつ生活環境が悪くなってしまうことに気がつきました。私は今まで自分以外の人がどのように考えているかわりと分かっている方だと思っていましたが、それは私が勝手に想像して決めつけていたことだと思いました。なぜそう思ったかというと、ある時「〇〇さんは△△だと考えている」と思い込んでその人と話していたら、だんだんと話が噛み合わなくなりました。そこで私が「あなたは△△だと考えているでしょ?」と聞いたら全く反対の考えが返ってきました。私はその時ものすごく驚きましたが、それと同時に私は人の考えを勝手に想像して決めつけてしまっているのだということに気がつきました。私の頭の中で考えていたことはすごく意思が強いものだったので、相手が本当に思っていたことを受け入れるのは少し難しかったですが、だんだんと受け入れることで私の中の他の人に対する考えは決め付けるのではなくしっかりと話を聞いてから決定するように変わっていきました。留学生活は慣れない土地で慣れない人や環境の中で生活する上に自分のことを考える時間が多くなるので、自然と悩みも増えます。そんな時にも日頃からのコミュニケーションが大切になります。日頃から少しでも話を聞いていれば、大きな悩みになる前に解決や改善する事が出来る場合もあります。    はじめに書いたように私はこの留学を通して多くの経験をしました。1つ目は「失敗」です。私は次のクラスに上がるためのテストに合格出来なかった事がありました。私はその時ものすごく落ち込みました。私なりに勉強もしましたし、授業も真面目に取り組んでいたつもりでしたが、実力を発揮することが出来ませんでした。私は今までの人生でちゃんと失敗したということを自分で受け入れて、今後に活かすために対策を考えるということをしてこなかったことに気がつきました。その後はテストに合格出来なかったことを「失敗」だと受け入れ、テストの反省点、今後の対策を落ち着いて考える事が出来ました。もし今後、同じような出来事になっても今回の経験から解決策を落ち着いて考える事が出来ると思います。    2つ目は「自然の素晴らしさ」です。少し話は変わりますが、私はドイツに行って自然が好きなりました。日本にいるときは山、森、川、海などの自然にあまり興味がありませんでした。ですが、自然が好きなドイツ人と仲良くなり、景色が綺麗な広場やお城、山、公園などたくさん自然があるところに連れて行ってもらいました。その場所に行ったら、景色は当然綺麗ですし、周りの音がなくてすごく落ち着きました。これから日本の自然にもたくさん触れ合っていきたいです。    3つ目は「自分と向き合う事」です。日本で暮らしていたときは大学の授業、課題、アルバイト、友達と遊ぶ時間などたくさんやらなければいけない事があり、悩みが出来てもその事について深く考え、解決する時間はありませんでした。ですが、ドイツでの暮らしではどこか日本とは過ぎていく時間の流れが違い、ゆっくりしているように感じられました。そのような環境だと小さな悩みでも時間が解決してくれる事はなくて、自分の中でしっかり現状を把握し、解決策を考えないと永遠に悩みについて考えてしまうような気がしました。私はこの留学期間で自分と向き合う時間が作れて、よかったと思っています。なぜなら、自分が考えている事と他人が考えている事を客観視する事で、自分の本当の性格や考え方の癖を理解する事が出来たからです。今後は理解した自分の性格を活かして、充実した生活を送れるようにしていきたいです。    今まで書いてきたように私はこの留学生活で多くの「経験」をしてきました。このような機会が得られたのは私の両親や大学の先生方、同じ留学先で共に過ごした友達、留学先で出会った多くの方々、私を支えてくれた方のおかげだと思っています。今後も感謝の気持ちを忘れずにしていきたいです。    最後に、元々1年間を予定していた留学生活がコロナウイルスによって半年となってしまい、悲しく、悔しい思いをしましたが、半年でも私は大きく成長する事が出来たと思っています。今後の大学生活でもさらに成長できるよう努力していきたいです。

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Wunderbar留学
堀川穂高
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 
2018年10月~2019年7月

  約1年の留学は、当初長いと思っていましたが、振り返ってみればやはり短いものでした。勉強も遊びも充実したものでした。   他の大学に留学している友達から聞いた話と照らし合わせてみて、ヴッパータール大学の授業の形式の違いに気づきました。麗澤大学からこの大学に留学する際、絶対に必要になるコースはもちろんドイツ語と、EFCの代わりとなる英語になるかと思います。英語は、135分間の授業になり、自分で登録、支払いを済ませる必要があります。これは情報が出次第、早めに行わないと、席が埋まってしまい参加することができなくなってしまう恐れがあるので気をつけないとダメです。ドイツ語のコースに関しては少し特殊だと思います。というのも、各レベルのコースは8週間で終わりになります。そしてこのコースのゴールはDSHという試験になります。DSHに受かると、私はC1レベルですよという証明になります。留学生がこれを持っていると、ドイツの大学に簡単に入学できます。他の国からの留学生は、専門科目を持っています。私の場合はドイツ語を学ぶという理由でドイツに暮らし、ゴールもドイツ語の上達ですが、他の留学生には、あくまでドイツ語を学ぶことは通過点であって、学んだドイツ語とともにドイツで自分の専門科目を勉強するため、大学に正規入学したいと考えます。ここでDSHが必要になってくるわけです。日本人も記念という形で受けていた人もいて、自分も記念で受けました。もし受けるとなると、最初のクラス分けでA2でないと、1年の留学では厳しいです。   私はA2クラスからスタートしました。最初の頃は全くついていけませんでした。直前の夏休みはあまりドイツ語に触れていませんでしたし、単語もみたことない単語ばかりだったからです。ここで火がついて、このコース中は最低5時間勉強しました。図書館の自習スペースも広く、各階によって雰囲気や、机や椅子の形も全く違うので、気分を変えながら勉強できました。次のレベルはB1だったのですが、勉強しまくったおかげで難なく授業についていけました。ここで中だるみをしてしまいましたが、テストは受かりました。次はB2になるわけですが、DSHを直前に控えた時期だったため、C1をやることになりました。文法は得意なのでついていけましたが、中だるみのせいかその他が全く手に負えなくなったので、ここでまた火がつきました。そして無事受かることができました。DSHも難しいですが、C1のテストに受かれば落ちることはあまりないと思います。また、C1のコースになると、ドイツ語のコースが週5から週4になる代わりに、DSH向けの集中講義とPropädeutikum(日本語訳がよくわからない)を受けることができます。このよくわからない方のクラスは、大まかに文系と理系の2つに分かれて、プレゼンを通して学習します。そして最終的にグループを作って成績に関わるプレゼンをします。この最終プレゼンのグループは4人で構成されますが、できるだけ違う地域出身同士になるように先生が作ります。授業内外で打ち合わせを重ねる中で、考え方が違うなと思うことが多々あったりして楽しかったです。またアジア圏の人には意見が通じやすいと感じました。この他の授業は受けようとすれば受けられるものも多くあるので、挑戦してもいいかと思います。   勉強ばかりでは息詰まるので、この留学中は多く格安旅行をしました。ホテルはほぼドミトリーホテルに泊まったり、Airbnbを使って優しそうな方の家に泊めてさせてもらいました。ドミトリーホテルの利点は、立地が良く、安く、朝食付きのところが多いと言うことです。シャワーは共同で、ほとんどはダブルベットが部屋に3台の6人部屋です。自分は潔癖症なのですが、この時だけは我慢してシャワーを使ったりします。他にお金を使いたいですからね。最近ではバーが併設されていたり、特大テレビとみんなでサッカー観戦したりできる部屋がついているところもあるので、気軽に泊まれるようになったと思います。Airbnbの方は、その土地の方と交流したい人にはもってこいです。イギリスを周遊していた時、最後にドーバーという南の町に行ったのですが、そこでもこのサイトを使いました。ここは大当たりで、家庭料理をふるまってくれる人もいました。イギリスの朝をイギリスらしい朝食でスタートできたのはいい思い出です。   そんな旅行中に私が心がけたこととして、他の人が意外とやらなそうなことといえば、訪れたほとんどの国のマクドナルドに必ず足を運んだことです。これは賛否両論あるかと思いますが、その国のお国柄を知るにはとてもいい方法であったと感じています。時間の関係で食べられなかった国もあり残念でした。ただバーガーの違いだけがみられるのではなく、接客や店内の雰囲気なども違いました。国によっては、日本語に訳すと家庭的なバーガーというものが置かれているマクドナルドもあります。オランダに行った際それを食べましたが、食べたことのないソースがかかっていて美味しかったです。また、国によってポテトの種類が多い国と少ない国があるのも面白いです。ドイツでは普通のポテトしかありませんが(もしかしたら他にもあるのかもしれません)、フィンランドのポテトには2種類あって、胡椒がかかった大きめのフライドポテトもありました。今の時代、クレジットカードのみ支払い可能の注文機でタブレットのように画面をタッチして注文し、レシートに書かれた番号でカウンターから自分の頼んだセットをもらうというのが主流らしく、どこのマクドナルドにも大抵このような機械が置かれています。ただ、フランスのパリのシステムは少し違って、番号と引き換えにレジで清算し、最後にまた番号を呼ばれると言う形だったのですが、店員さんがフランス語しか話さないので大変でした。親切に教えてくれる人も数人いましたが、その言語もフランス語なので理解できませんでした。フランスの人はフランス語しか話さないと言うのは間違ってないのかもしれません。   最後の旅行は自分が一番行きたいと思ったところを取っておくのもいいかと思います。私はスイスが好きでずっと行きたいと思っていたので、授業もテストも全て終わった7月に行きました。自力で山に登ったのですが、老いたなと思いました。絶景に囲まれた日々はとても充実して、このWunderbar留学の最後にふさわしい旅行でした。卒業したら留学中にできた友達とまたどこかに旅行に行きたいと思います。 写真:スイスの山登りの時

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