ランガラ・カレッジ

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Langara College

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ランガラ・カレッジ

100 West 49th Avenue, Vancouver, British Columbia, CANADA V5Y 2Z6

http://www.langara.bc.ca

プログラム概要

英語
沿  革 ランガラ・カレッジは、1965年に創立された公立コミュニティーカレッジで、世界100ヶ国余からの留学生約5,000名を含む、学生総数19,000名が4年間の学士課程、 専門課程、生涯教育で学んでいる。留学生専用デスク、カフェテリア、図書館、ジム、コンピュータラボ、ドクターオフィスなど設備が整っている。
特  色 4年制大学への編入コースはカナダ最大である。特に名門ブリティシュコロンビア大学に多くの学生が編入している。ランガラ進学英語学習(LEAP: Langara English for Academic Purpose)プログラムでは宿題や課題が多く、短期集中で英語力を高め、その後の大学やビジネス、日常的に英語が必要となる場面で即戦力となる知識と語学力を身につけることができる。
◆LEAPプログラム:1セッション7週間。週20時間。毎週10~20時間分の宿題有。
・基礎レベル(LEAP BASICS~LEAP2):初級レベル
カナダの文化や社会に重点を置き上級コースへ進むために必要なアカデミック英語
基礎力を身につける。
・進学準備レベル(LEAP3~LEAP8):中級レベル以上
大学の本課程コースを受講するのに必要なアカデミック英語力に重点を置き、論文用のライティングやプレゼン方法、クリティカルシンキングなど北米の大学で重要視される教養と思考力を同時に習得。
宿  泊 ホームステイ
生  活 ブリティッシュコロンビア州に位置するバンクーバーはアジア系を含む多民族が暮らす大都市で、世界で最も住みやすい都市ランキングの上位に選ばれる。また、訛りのない標準英語が話されるため世界に通用する英語を習得するのに最適な環境。キャンパスはダウンタウンにもほど近い住宅街に位置し、緑あふれる美しい公園のよう。地下鉄で通えるので、交通の便もよく、理想的な環境である。
条  件 ◆申込時にGPA累計1.5以上であり、TOEIC500点以上であることが必須。
留学時期 2、3年次秋学期、もしくは3年次春学期から4ヶ月、6ヶ月
担当教員 田中俊弘(外国語学部) 
特記事項 麗澤大学海外留学奨学金、日本学生支援機構

PICKUP留学体験記

一足先に留学を経験した麗澤大学の先輩たちが、留学先でのさまざまな体験談を語ってくれた「留学体験記」

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ランガラ留学体験記<この6ヶ月間は私の宝物>
片岡くらら
英語・リベラルアーツ専攻4年
2024年2月~8月

   私は二月から八月までの約6ヶ月間、バンクーバーにあるランガラ・カレッジのLEAPプログラムで英語を学ぶために留学をしました。この半年の生活を通して留学前と留学後のカナダの印象が変わった点、期待していた通りの点、様々あります。しかし一番に伝えたいことは、自分が想像していた以上に、ホストファミリーとここで出会った仲間と共に、多くの素敵な思い出と幸せな時間を過ごせたということです。私はそんな私の約半年のバンクーバーでの生活をほんの少しではありますが綴ろうと思います。  まず初めに、私が通っていたランガラ・カレッジについてです。LEAPプログラムは8つのレベルに分けられてすすみます。授業の始まる数週間前にオンラインでクラス分けテストを受けてそれぞれのレベルに分けられる仕組みです。麗澤のように少人数クラスで、人数は約11人から15人程度です。授業の時間は20分間の休憩を合わせて4時間と短く、8:30から12:30の午前授業、12:30から16:30までの午後授業があります。セッションによって時間は違いますが、午前クラスだと午後に遊びに行ったり、宿題を終わらせたり時間が十分に確保できるので、充実感があって好きでした。休憩時間中はクラスによってもちろん雰囲気は違いますが、幸運なことに私のクラスは非常に雰囲気がよく、20分間が短く感じるほど会話を楽しんで過ごしていました。    LEAPの授業内容はRWWの内容と似ていて基本的にReading、 Writing、 listeningのacademic skillを学びます。特に、Writingは麗澤で学んだこととほぼ同じだったので、麗澤で学んだことを活かすことができました。Speakingスキルは毎日のグループディスカッションの他に、1セッション最低一度は組み込まれる個人かグループでプレゼンテーション(ポスターやパワーポイント作成)をすることで身につけることができます。プレゼン準備は放課後か週末に仲間と時間をつくってすることが多いです。宿題は毎日しっかり出ます。ほぼ宿題はペーパーなので、私的にはありがたいです。    クラスメイトは様々な国から移住・留学してきた10代から40代のママやパパの人たちまで、LEAPには沢山います。みんなの国、文化、言語の話もしますし、嬉しかったことは日本の話になるとみんな凄く楽しそうに話してくれたことです(笑)。セッションの最終日に毎回ファイナルテストがあり、次のセッションに向けてその後約1週間のバケーションがあります。    次にホストファミリーに関してです。私のホストファミリーはフィリピーノ(60代後半)の素敵なご夫婦でした。本当に幸運だなと思うほど素敵な人柄で、留学後も頻繁に連絡を取り合っているほど本当の娘のように大切にしてくれています。今まで日本人留学生をたくさん持っていたこともあって、日本に非常に興味のある二人は日本語も少しずつ勉強していたので、私が日本語を教える場面もありました。パパとママが多趣味であるおかげで様々なアクティビティーを一緒に楽しみました。夜はNetflixで韓国ドラマか洋画を一緒に鑑賞、毎週金曜日は外食(パパが”no burger no life”なので大抵ファストフードディナー☆)をすることが私たちの習慣でした。週末は一緒にドライブをしたり、スポーツをしたり、ピクニックをしたり、ママとデートをしたり、他にもたくさんのところに連れて行ってくれました。バケーション中には旅行にも連れて行ってくれて、沢山の楽しい・幸せな時間を一緒に過ごしました。旅行だけでなく、本当に沢山のことを経験させてくれた二人に感謝をする日々でした。そして、恐らく留学を考えている人全員が心配であるホストファミリーの食事については、ママから料理を教わったほど大好きで本当に美味しいです(笑)。二人がフィリピーノということもあり、白米が主食(たまに麺類)、おかずは親近感のある感じだったので、日本食が恋しく思うことに変わりありませんが、ただ美味しかったです。また、二人は娘が2人と孫が4人と大家族で、誰かの誕生日はお祝い事には家族全員でディナーをするという素敵な行事が頻繁にありました。子ども達は頻繁に二人の家に遊びに来るので少なくとも週に一度は4人の天使達と会っていました。みんな会うたびに名前を呼んで飛びついてきてくれて、ただただ可愛くて仕方がないです・・・。子ども達だけではなく、全員が暖かい人たちで、とにかく素敵な家族です。    次に休日の過ごし方についてです。休日・放課後は宿題・プレゼン準備を終わらせることが一つ。そして基本的にホストファミリー、クラスメイト、現地でできた友達と一緒に時間を過ごしていました。ピクニックをしたり、フェリーに乗って離島に遊びに行ったり、海に行ってチルしたり、自然を楽しんたり、ダウンタウンやメインストリートでお買い物を楽しんだり、ここにはたくさんの選択肢がありました。1回目のバケーションでシアトルに行く予定だったのですが、ESTA(アメリカ入国許可)を事前に取っていなかったため、残念ながら入国ができませんでした。次のバケーション中はしっかりESTAを取得したのでホストファミリーがNew Jerseyに4泊5日で連れて行ってくれました。パパとママの友達がそこに住んでいるので、その家に滞在してその人たちと一緒にNew JerseyとNew Yorkを観光しました。シニア6人と私での観光だったので、パパ達に「くらら、シニア修学旅行の引率みたい」って言われました(笑)。 みんな本当に愉快で凄く楽しかったです。他にもバンクーバーには素敵なカフェが沢山あります。いろんな国の食べ物が充実しているのも良い点です。ホリデーにはフェスティバルもあったりします。ボランティアをする機会もあります。私は夏に行われた花火大会のボランティアをしました。英語でいろんな人と話す楽しさを改めて感じました。    最後にバンクーバー、リッチモンドの環境についてです。交通機関は日本より便利だと感じます。例えば、深夜まで電車、いくつかのバスが運営していたり、どこでもバスを見つけることができたり、車がなくても移動手段があるので基本どこでもいけました。カナダと聞くと安全の国で、自然があって、という風に想像する方が多いかもしれません。実際、自然は本当にそうで、野生のリスやウサギは頻繁に、鹿やタヌキ、クマやコヨーテまで見ることがありました。素敵なビーチや公園が沢山ありますし、ハイキングスポットもあって、特に夏は本当に最高でした。しかしダウンタウンに行けば、特に夜は東京よりも治安が悪いです。マリファナの臭い、ホームレスの人々、薬物使用者は普通にいます。夜に家まで一人で歩くことに不安を感じることもありました。でも私はダウンタウンも楽しめて、ビーチやハイキングなど毎日自然にも触れることができたことが嬉しかったです。山・水・都会、全てあるこのバンクーバーの環境が私は好きでした。金銭面は日本より少し高いと言うほどだと思います。ラーメンなどの日本食は本当に高いです。春は雨がほとんどでしたが桜が咲いていて綺麗でした。夏の公園には花がさらに増えて綺麗です。夜9時から10時でやっと空が暗くなり、天気はほぼ毎日晴天で最高でした。    この6ヶ月間で英語力をつけるだけでなく、一人の人として成長できたと思います。それは、日本では経験できないような素晴らしい体験と景色、人々との出会いがあったからだと思います。人生としてみると6ヶ月は本当に少しの期間ですが、その期間で得たもの、交わした言葉、見た景色は一生分の宝物になります。私はバンクーバーにもう一つ大切な家族ができました。本当に幸せな留学生活でした。全ての人に感謝をしています。    現在留学に行くか迷っている人へ、日本でみる世界と日本の外でみる世界は100違います。どの国に行ってもきっとそれは変わりません。素敵なことも悲しい現実も含めて、そこで感じたもの、自分の目で見ることに計り知れない価値があると思います。その国で、綺麗だと感じた瞬間を逃さずに、その時の幸せを噛み締めて、チャンスを逃さず、留学を楽しんでいただきたいです。

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バンクーバーでの貴重な時間
伊藤彩楓
英語・リベラルアーツ専攻3年
2020年2月~4月

   私は2月から8月の半年間カナダのバンクーバーの留学の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で強制帰国となり2月下旬から4月上旬までの留学となりました。約1か月半の期間でしたが、ホストファミリーや学校生活の事など様々な面をカナダで吸収してくることができたと思います。    最初にホストファミリーについてお話します。初日空港に着くと現地の日本人の運転手の方が迎えに来てくれており、皆で小型バスに乗り順番にホストファミリーの家に降ろされていきました。私のホストファミリーはフィリピン人の家族でホストマザー、ホストファザー、12歳と8歳の男の子2人とホストグランドマザーでした。家族は5人だけでしたが、その家の下にホストファミリーの親の兄弟家族が住んでいて時々上に上がってきたり、親戚の人が来たりしていたので賑やかという印象の時もありました。私は留学に行く前ホストファミリーとの関係が不安でしたが、思っていたよりもやっていくことができました。しかしその家のルールや生活スタイルの違いが最初は窮屈に感じました。例えば、入浴の時間が20分と決まっているというようなことです。その窮屈さも最初の頃だけで数週間過ごしていくうちに慣れてきます。食事に面では朝はパンやシリアルを自分で用意し、お昼はサンドイッチやお米そして夜はパスタや魚を用意してもらうなど海外独特という感じの食事でも無かった為、苦ではありませんでした。ホストファミリーとの関係の面では、学校がある間は夕飯の時など学校の様子を聞いてくれたり、ホストブラザーが日本のことに興味を持っており漢字を教えてあげたりしました。コロナの影響で外出ができないときには夜、家で一緒に映画鑑賞に誘ってくれるなど、比較的交流はありました。しかしあまり交流がないという時も多々ありました。ホストファミリーは家によってルールや生活スタイルが違ったり、交流の仕方が違ったりしますが、私が体験して感じたことは積極的に自分から交流しに行く事だと思います。私はもっとコミュニケーションをとっておけば良かったと少し後悔しています。    次に学校生活についてです。一日目はテストがあり、その結果によってクラスが決まります。私のクラスは中国人の生徒が多かったです。他にもベトナム、イランそして日本人の学生がおり、年齢も様々でした。授業では毎回必ずペアワークがあるのですが、最初はクラスメイトの子とコミュニケーションをとることが難しかったです。なぜなら、皆第一言語が違う為英語の発音が独特である為聞き取ることが困難で、逆に聞き取ってもらうことも難しかったです。ですが、授業を重ねていくと困難ではなく楽しいと思えるようになりました。それはクラスの子達と仲良くなることができたからだと思います。クラスの子達はとても優しく、クラスの雰囲気もとても良かったです。その為、クラスの子達と休み時間やほかの場面で話す事が多くなり、仲良くなりました。そして授業でもクラスの子達とペアワークなどで会話する際に楽しいと思えるようになりました。更にクラスのほとんどの子はバンクーバーに住んでおりその子達から英語独特の言い回しなどを学ぶこともできました。授業の内容に関しては基礎的な英語の学習という感じでした。クラスによって授業の内容は変わってくるのですが私のクラスではListening ,Writing ,Speaking, Readingの全ての分野の基礎の細かいところを学習したという感じでした。最初は基礎過ぎて少し驚いたのですが、意外と自分は分かって無かったという発見がありとても授業内容が身になったと思います。そしてとても細かく教えてもらえるのでとても分かりやすかったです。私はランガラの授業を通して自分の分かってない所や勘違いしている部分を見つけることができたと思っています。    授業の時間割は12時半から16時20分の約4時間で担当の先生は2人でした。クラスの開始時間はクラスによって変わります。他にも授業内でアクティビティがあったりとても楽しかったです。課題も毎日のようにあるので放課後友達と課題をやってから帰るという日もありました。学校生活では色んな国の人と触れ合うことができたくさんの文化に触れることができます。クラスの子達と仲良くなるとよりそれが学べるので合う、合わないはあると思いますがどんどんコミュニケーションをとって仲良くなることは良いと思います。私は仲良くなれて良かったと思っています。授業もとても為になることばかりだと思います。    バンクーバーの街の雰囲気を少しお話したいと思います。バンクーバーは移民の方が多いので外を歩いているとたくさんの国の人達を見かけました。もちろん日本人の人も多く見かけました。バンクーバーにはEnglish bayというきれいな海など観光スポットもあるのでおすすめです。私は留学に行く前とても不安でした。授業についていけるかホストファミリーとはコミュニケーションをとれるかカナダの生活の全てが不安で直前になると自分で選んだ留学なのに行きたくないという思いもありました。しかし不安なのは留学にいく人達皆同じだと先生も言ってくださり、同じ留学先に行くメンバーの子たちも現地で様々な情報を共有してくれたりしていたので不安は生活していく中で無くなっていきました。更に学校が始まるとクラスの子達とも仲良くなりSNSなどを交換したりしていくと学校生活も楽しくなりました。ホストファミリーとの関係も悪くなく過ごせたので良かったと思っています。    私は留学に行くことをおすすめします。行く前は色々不安があると思いますし、現地に着いてからの数日は大変なこともありますが、慣れてくると授業も含めて楽しいと思います。そして、不安な時は同じ留学先にいる麗澤生と情報共有したり先生に相談したりするといいと思います。行く前は不安だった私もコロナの影響で当初より早い帰国になってしまったということもあるかもしれませんが帰国することになってしまった時には帰りたくないという思いが強く、帰国した今でもコロナが落ち着いたらバンクーバーに戻ろうと考えています。留学前に不安だと思っている人がほとんどだと思いますが、不安以上に楽しくて意義のある留学になると思うので行くと決めた方は後悔の無いように留学生活を送ってください。

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初めてのカナダ留学
藤田和泉
英語コミュニケーション専攻3年
2020年2月~4月

   私は今年の2月下旬から8月中旬までの半年間、カナダのランガラ・カレッジに留学する予定でした。しかし、世界中で流行中のコロナウイルスの影響で留学が中止になり、強制帰国となりました。私にとって留学は初めてのことだったので、このような結果になってしまったのは非常に残念でした。イレギュラーな事態ばかりでいろいろと戸惑いましたが、学べることはたくさんありました。    まず、クラス分けテストやオリエンテーションが終わって、はじめの2週間は学校に通って授業を受けていました。クラスメイトは上は40代の人、下は18歳の人がいて、年代はバラバラでした。国籍もバラバラでしたが、アジア圏の人が多かったです。また、授業とは別に会話のワークショップに参加していました。2週目にはカナダの鉄道博物館に行きました。軽い遠足のような感じで、博物館はそれほど大きくはなかったけど、ゲームを通して鉄道に詳しくなりました。同じ週にTシャツやトートバッグにプリントをアクティビティも行いました。プリントは二人一組になって、何種類かあるデザインとペンキの中から好きな物、色を選びます。私は1色にしましたが、全種類使ってグラデーションにしている人もいました。洗っても全然落ちないみたいなので部屋着として使いたいと思います。    3週目からはオンラインに変更しました。家から持参したパソコンにはカメラが付いていなかったため、zoomは携帯で接続し、テキストや課題はパソコンで行っていました。ともに留学にきた人たちの中にはパソコンを持ってきていない人もいて、かなり大変だったと思います。授業時間も日によって違いました。たいてい1日2,3時間で、学校に通っていた時は毎日4時間していたので、オンライン授業のほうが短かったです。それによって、課題が増えたと思います。もともと、ランガラ・カレッジは課題が多いことで有名で、私はそこに惹かれました。私は自分にすごく甘い人間なので、厳しい状況下に身を置かなければいけないと思い、ここに留学することを決めました。したがって課題量が増えたことはうれしかったです。プレゼンはテーマに沿って、ポスターを作成し、ビデオを撮るか、先生と1対1でオンラインでするかを選べました。私は他の生徒のプレゼンも聞いてみたかったなと思います。オンラインに変わってからはクラスメイトと会話する機会が減りました。授業時間が短くなったのもありますが、アウトプットする機会が減ってしまったのは悲しかったです。しかし、オンラインになったことでメリットもあります。往復の通学時間がかからなくなって、自由に使える時間が増えたことです。また、ホストマザーもホストファザーも在宅ワークに変わったので会話したり、一緒に過ごす時間も増えました。    次に生活面です。私のホームステイ先はフィリピン人家族の家でした。お父さん、お母さん、4歳の息子、おばあちゃんの4人家族で、のことをアテ(タガログ語で姉の意味)と呼んで家族の一員として扱ってくれました。私の部屋は地下にありました。地下は寒いイメージがあったのですが、実際は寒さは感じず、部屋に暖房が付いていたのですが、1度も使用しませんでした。ご飯は当たり外れがあると聞いていたので、すごく心配していたのですが、ほぼ毎日白米を食べられたし、美味しかったです。朝ご飯はシリアルやパンなど気分で食べたいものを自分で用意しました。昼、夜ごはんはホストファミリーが用意してくれました。鶏肉料理と麺料理が多く、野菜は少なかったです。とんかつや焼き鳥などの日本食もたまに出たので日本食が恋しくなることはほぼありませんでした。また、食べたことも見たこともない料理が出ることもありました。このような部分はホームステイの強みだと思います。1番きつかったことはお風呂とトイレです。私はお風呂が大好きなので、湯船に浸かれない生活は結構大変でした。そしてシャワーは15分までという暗黙のルールがあったので、ゆっくりできる時間ではありませんでした。トイレは水圧がとても弱かったです。したがって、トイレットペーパーが流せませんでした。トイレットペーパーは横にあるゴミ箱に捨てなければなりませんでした。アジア圏に旅行したことがある人はわかるかもしれません。アジア圏は観光地ですらトイレットペーパーが流せないということがあります。日本は基本的にどこでも流せるので素晴らしいなと思います。しかし、何週間と住んでいるとそれが当たり前になっていました。慣れってすごいなと改めて感じました。    ステイ先には4歳の息子がいて、毎日一緒に遊びました。最初は自由に部屋に入ってきてたのですが、お母さんから「勝手に入ってはいけないのよ。」と注意されてからは、しっかりドアをノックして、私の許可をもらってから部屋に入るようになりました。私は教育がきちんとされていて、とても感心しました。また、4歳の話す英語は簡単なものが多いので理解しやすく、会話がしやすいと感じました。そして、いつも「PJ Masks」というアニメや、「Ryan’s World」というおもちゃなどを紹介するYoutuberの動画を一緒に見ていました。子供向けで映像を見ながらなので、字幕なしでも理解出来るし、リスニングの練習にもなりました。この方法は自分にとても合っていので、日本でも見続けようと思います。    そして、これから留学に行く人のためにいろいろアドバイスしておこうと思います。まず、お土産に箸を買っていくのはお勧めしません。彼らはフォーク、スプーンあるいは手を使うので、箸をもらっても使いません。お土産にお勧めなのは靴下です。靴下なら伸縮性があって誰にでも合わせられるし、日本っぽい絵がプリントされていたら、よりお土産にぴったりだと思います。次に日本から持っていくべきものについてですが、箸入れ(お弁当用の)、生理用ナプキン、水筒です。水筒はなくてもいいですがあったら便利です。それ以外は必ず持って行ったほうがいいです。お弁当の時、箸やスプーンを入れる容器がなく、そのままの状態で袋に入れます。衛生的によくないし、箸がない家が多いのでお土産ではなく、自分用として箸入れを持っていきましょう。ナプキンは日本製のほうが質が良いみたいです。外国製のはかぶれたりするみたいなので、出来れば行く期間分持っていくことをお勧めします。    約1か月半という短すぎる留学でしたが、実りある時間でした。素敵なクラスメイトや家族に出会えたことに感謝して、残り2年の学生生活を無駄に過ごさないようにしようと思います。また必ずバンクーバーを訪れたいと思います。

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あっという間の留学生活
杉木優香
英語・リベラルアーツ専攻3年
2020年2月~4月

   私は、2020年の2月から4月までカナダのランガラ・カレッジにホームステイをしながら留学しました。本来は2セッションで6月までの予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で3月末に緊急帰国し4月は日本からカナダの授業をオンラインで受けていました。カナダにいた間も3月中旬からは授業が変更となり、ほとんど家にいながらオンライン授業を受けていました。今回の私の留学はとても特殊で特別なものだったので、カナダや日本で感じたことや思ったことを書いていこうと思います。    まず初めに通常授業について話したいと思います。私はカレッジのLEAPプログラムに留学しました。LEAPプログラムは、海外の現地の大学に入学した後でも通用する英語力を身に着けることを目的としていて、授業を聞きノートをとるためのリスニング力、レポートを書くためのライティング力、文章を読み解くリーディング力に重点をおいてカリキュラムが組まれています。授業は7週間の1セッションが大学の1学期分のようなもので、70%以上の成績をとると次のレベルに進むことができます。レベルはベーシックから8までの9段階で、私はLEVEL4からのスタートでした。現地に着くとすぐにPLACEMENT TESTというテストによってクラス分けがされます。私がいたLEVEL4はクラスによって授業時間が分かれていて、私は朝8時半から12時半までのクラスでした。クラスは16人で、国籍は日本人、中国人がそれぞれ5人、そのほかにベトナム、台湾、韓国、イラン、コロンビアです。年齢層は18歳から50歳前後で、幅がとても広かったです。クラスの最初の印象ですが、ザ・真面目という感じでした。年の差もあり全く和気あいあいとしていなく、誰も会話をしていなかったので今後が本当に心配でした。しかし、自己紹介をかねたミニゲームなどを通して少しずつ緊張がほぐれていきました。    クラスには担当の先生が2人いるのですが、どちらもカナディアンでした。一人は、授業中に歌を歌い出してしまう気さくでロッキーな見た目のおばあちゃん、もう一人は日本人男性と国際結婚をして小さな子供が3人いるいつも笑顔でまじめな人でした。2人とも、個人の意見や回答を尊重しつつ、正解に導いてくれるような先生でした。実際は授業を受けていなくわかりませんが、ランガラの先生方は笑顔でやさしい雰囲気の人が多かったような気がします。    授業では、やはり現地の大学入学を常に念頭におき進められていくので、授業中のすべての活動で私は大学の授業を意識していました。そうすることで授業内のひとつひとつのワークの目的をはっきりさせることができ、学習の効果をより実感できました。例えばLEAPプログラムのリスニングは、文章を聞く前に設問は渡されず、音源だけを聞きながら要点をまとめる練習をし、そのあとに設問を見ながら音源を聞きなおします。実際の授業では設問などはなく90分間先生の話を聞き、理解しなければならないためこの形でリスニングを行うのですが、講義を受ける準備段階ということを念頭に置くことで自分がどのように練習すればいいのかはっきりさせることができます。リーディングやライティングでも決まった解き方があるので、その練習を7週間にわたり繰り返すことで学力が上がっていきました。    課題の量は多いですが、一日1時間から3時間ほどでした。課題の量や難しさは日によってばらばらなので、少ない日に息抜きでき、私はその日がとても好きでした。また、授業で習ったことの復習、次の授業への予習が必然的にできる課題がほとんどで、まじめに取り組めば確実に伸びます。確実にです。私はそれがLEAPプログラムの一番の強みだと感じました。しかし、スピーキングに関しては少なくとも授業内だけでは延ばすのは難しいと思います。それは、ディスカッションをする時間が一日の中でかなり少ないことが理由です。ですので、授業以外の学生向けの活動やサークル、ボランティアをして友達を頑張って増やし、授業以外でたくさん会話をするといいと思いました。    これまで授業の内容について書きましたが、つらかったことについて書こうと思います。それは、朝がとてつもなく早かったことです。麗澤大学の9時でも早いと思っている私には、8時半からの授業はつらく、午後に必ずやってくる睡魔にどうしても慣れず、勉強のリズムを作ることに苦労しました。しかし、12時半以降はフリーの時間になるので、その時間で勉強したり海に言ったり友達とお話したりと1日を効率的に使えたのでとてもよかったです。また、ランガラのキャンパスや図書館には勉強できる環境が充実しているので、静かに勉強したい人も雑音の中で勉強したい人も場所を選び学習できとてもおすすめです。LEAPプログラムは現地大学が目標ですが、文章の読み方や書き方は一般的に使えるものだったので、まじめになりたいけど遊んでしまいそうで不安、という人にはとてもぴったりな語学学校だと思いました。    今回は留学の途中で通常授業からオンラインにかわり、2セッション受けきらずに帰国となりとても悔しく悲しい思いをしました。しかし、新型コロナに対する対応をカナダと日本の両方で実際に体験して比較できたことはとても貴重な体験でした。大学の授業がオンラインにかわってから、いろいろな方面で先行きがたたない混乱が数多くありました。帰国するべきか残るべきか、オンライン授業を本当に受ける価値があるのか、日本に帰っても続けられるのか、や、帰国できるのかなど、誰にも頼れず何もわからない状況でホームステイをしていることはとても不安でプレッシャーの毎日でした。しかし、そのような状況下であったからこそ、自分ではコントロールできない状況下で気持ちに見切りをつけポジティブに考え今後に向けて気持ちを整理する力や、先のわからない中でも自分のするべきことを見失わずに実行していく力を身につけられました。    そして、一番大切だと思ったのは、自分のやりたいことはどんな理由があってもやるということです。今回私が想像したよりもかなり早く帰国することになり、カナダでやりたかったことのほとんどをできずに帰ってきました。ですが、もっとはやくカナダで行動していれば外出やお店に規制がかかるまでの2週間をより充実させられたのではないかと思います。自分のやりたいことややるべきことに対して、勇気がでない、や疲れているなどと理由をつけて後回しにするのではなく、できるならば今すぐ行動する、ということが大切だと強く思いました。今までの自分の習慣を変えることは簡単ではないですが、不安のなかで常に唱えていた、ピンチはチャンスだ、大丈夫という言葉を励みにこれからどんなことがあっても成長する努力を続けていこうと思います。

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体験者による留学先紹介

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