ポートランド州立大学

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Portland State University

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ポートランド州立大学

PO Box 751 , Portland, OR 97207-0751, U.S.A.

http://www.pdx.edu/

プログラム概要

英語
沿  革 Portland State University(PSU)は、全米で最も住みたい都市として過去何度もNo.1に輝く、オレゴン州ポートランド市の中心部にキャンパスを構える。都市計画、社会活動、環境学の分野において国際的に高く評価され、理想の都市作りとして世界から注目を浴びている。都市人口は約61万人。現在は世界100ヶ国から集まった約2,000人の海外留学生を含むおよそ2.8万人の学生が学んでいる。ハイテク産業やクリーンテクノロジー産業の進出がめざましく、第二のシリコンバレーとも呼ばれている一方、スローライフの中心地として、地域の特産物、無農薬野菜、健康食を取り入れた食文化も発展している。スポーツでは都市内に全米プロバスケットボール(NBA)のトレイルブレーザーズと、プロサッカーリーグ(MLS)のポートランド・ティンバーズの本拠地がある。
特  色 ●留学生へのメンターサポートシステムが充実。ライティング指導センター、会話パートナー、学習補助等の学習支援、英会話練習を兼ねたコーヒータイムや、留学生が運営するイベントが充実。また、大学外の様々なイベントに参加可能。
●シアトルやオレゴンコーストへのフィールドトリップが用意されている。
●250以上のプログラムから専攻を選ぶことができ、その中にはビジネス、科学、エンジニアリング、アート、教育、都市公共政策、社会科学、人文学が含まれる。
●ポートランド市のボランティア参加率はほぼ50%で、全米51の都市の中で第6位。PSUの地域貢献型授業で都市へ貢献することで、大学と都市の互恵性が確立されている。それが、留学生にとっても、この都市への愛着心を生むきっかけとなっている。
宿  泊 学生寮、ホームステイも可
生  活 ●消費税無しで、他の州に比べ物価が比較的安い。都市は緑が豊富で治安もよい。
●空港から約20分。公共交通機関(バス・路面電車)が発達。非常に交通の便が良い。
●市内中心地に位置する街一体型の大学であるため市内の様々なイベントに参加可能。
●若者に人気のブティック、アートギャラリー、コーヒーショップが多数ある。
●大学キャンパス内でもファーマーズマーケットが土日に開かれる。
●市民参加型の街づくり、バリアフリーが特徴であり障がい者にも暮らしやすい。
条  件 【語学留学(IELP)】2年次または3年次の第2学期または3年次第1学期から6ヶ月。
経済学部条件:TOEFL(ITP)400点以上の取得
英語2専攻条件:累計GPA1.5以上で2年次留学TOEIC400点以上、3年次留学TOEIC450点以上
国際学部&他専攻:それぞれの専攻の規定による
授業:レベル1(Pre-Entry), レベル2(Foundational), レベル3(Communication & Culture), レベル4(Undergraduate Preparation大学入学準備), レベル5(Graduate Preparation大学院入学準備)。レベル4に達すると学部授業を2クラスまで履修可。
【専門留学】2年次または3年次の第2学期から6ヶ月。TOEFLスコア要件は、TOEFL ITPで527点、iBT 71点以上が必要となる。
担当教員 山下 美樹
特記事項 麗澤大学海外留学奨学金

PICKUP留学体験記

一足先に留学を経験した麗澤大学の先輩たちが、留学先でのさまざまな体験談を語ってくれた「留学体験記」

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ポートランド留学体験談
齊藤里実
英語コミュニケーション専攻3年
2019年9月~2020年3月

   私がポートランド州立大学を選んだ理由は、緑に囲まれ、他の大学と比べると小規模のため、地元の生徒と密接に接することができ、英語を学ぶのに有効な場所だと思ったからです。実際行ってみると、ポートランドに住む人たちは優しく思いやりのある人が多いと感じました。例えば、ポートランドで過ごしていたときは、私より先にドアを使う人がいたら、ドアを私や後に使う人のために開けといてくれるなどといったことが頻繁にありました。この大学では、日本語のクラスもあるので、日本に興味のある人や、日本語を学びたい人が多く、日本人は暖かく受け入れられていたと思います。    私はポートランド州立大学の語学学校IELP(Intensive English learning Program)に所属して、6ヶ月授業を受けていました。その語学学校では、英語の出来具合によってlevel1から5に、二回テストを受け振り分けられます。私の場合は、level3から始まり秋学期を終え、次の学期はlevel4で授業を受けていました。問題なく授業の単位をとれていれば、levelが自然と上がります。単位の評価基準は日本とは少し異なり、C(70点)が基準点となり、すべての出席率やテストの平均点などすべて70点超えてない場合、単位は取れません。Levelによって難易度は変わりますが、担当の先生によっても難易度は変わってきます。実際同じ内容のおなじlevelの授業を受けている友達のクラスは私のクラスより、単位がとりやすい授業システムだったということがありました。    秋の学期のlevel3では、宿題もでますが勉強で余裕がなくなるといったことはありませんでした。しかし、level4に上がると宿題は多くなり、授業も格段に難しくなるので、日々忙しく過ごしていました。宿題には量によって異なりますが、4から5時間かかっていました。宿題だけでなく小テストなども私のクラスではよく行われていました。クラスは20人程度で構成されており、サウジアラビアの人が多かったです。授業はどのクラスでも関係なく、生徒全員が積極的に発言し、生徒同士で話し合う時間も多かったです。多くの生徒が英語を流暢に話せるので、良い刺激になりますし、お互いで高めあうこともできます。多くの生徒がフレンドリーなので、友達も作りやすかったです。ベトナムの子や台湾の子、サウジアラビアの子、そして大学に通う現地の人など様々な人と友達になることができました。いろんな価値観や、文化的違いを知れるので、とても楽しかったです。    私はホームステイではなく、寮で6ヶ月を過ごしていました。寮を選んだ理由は、学校に近く通いやすいところ、そして大学に通う生徒と話す機会があるところです。私の寮はMontgomeryという寮で、寮の中では一番安く古いところでした。部屋は一人部屋で、部屋には冷蔵庫、たんす、テーブル、ベット、クローゼット、電子レンジが備わっています。トイレ(各階に2つ)やシャワールーム(各階に3つ)、キッチン、ランドリールームはすべて共用スペースとなっていました。キッチンは一階にあり私の部屋は3階だったので、すべての荷物を運び料理をするのは、大変でした。ランドリールームは地下にあり、洗濯機が4つしかないので、タイミングが悪いときはすべて埋まっているので、行き来を繰り返すか、待っているかをしなければいけないのはすこし不便に感じました。    寮ではフロアごとにアシスタントがおり、寮での生活をサポートしてくれます。アシスタントは寮でのイベントも頻繁に開いてくれるので、そこで話す機会も多くあります。イベントは具体的に言うと、フロアごとに開催されるものもあれば、寮全体で開催されることもありました。フロアでは小さい規模なので、カードゲームをしたり、お菓子パティーをしたりしました。寮のイベントでは共有のリビングルームで映画を見たり、ピザパティーや食べ物を無料で配布するなどしていました。キッチンが共同なので、そこでも多くかかわる事ができます。近くに大きなスーパーマーケットもあるので、買い物には不自由しませんでした。寮によって値段や雰囲気もそれぞれ違うので、必要な環境は何か考えて決めることが大切です。私はMontgomeryを選んで、楽しく快適に過ごせました。    学校や外部の留学を支援してくれる団体もイベントを多く開催しており、留学中多く参加しました。ハロウィンパーティーの時は、仮装して講堂に集まってご飯を食べたり、別のパティーではパンプキンに顔を作って遊んだりしました。ほかにも、サッカーをしたり、ホームパーティーに参加したり、餅つきをしたりしました。特に楽しかったのは、馬に乗って散歩できるイベントです。キャンパスから少し離れた馬を飼育しているところに行き、馬に乗るところから指導され、馬に乗り山道を歩きました。先頭だけに指導者が馬を乗って歩き、後ろをついて自分で馬を動かしながらついて歩きました。参加者が体験した後は、飼育員が馬に乗り走るところを見せてくれたり、馬小屋の清掃をしたりしました。初めて乗馬をしましたが、問題なく楽しめました。馬小屋の清掃も、特別な体験でした。学校のイベントでは、毎週水曜と金曜に大学生と交流する場があり、そこで知り合った人と友達になり、ご飯を食べに行くなどしました。    ほかにも、学校のプログラムとして、大学の学生と私が通っていたIELPの大学の語学学校の生徒がパートナーとなり、週1などでカフェに行き話すものがありました。私の場合は、IELPの生徒二人(私を含めて)と大学の生徒一人のグループでした。しかし、IELPのもう一人の子があまり参加しなかったので、ほとんど大学の子と一対一で話していました。この経験は英語力向上にとても影響しましたし、大学の子とも仲良くなれ、大学生活など多くのことを知ることができました。    留学では英語を学べ、自分自身の成長にもつながりました。たくさんの問題が起き、そのたびに自分で対処しなければなりません。どうするべきか考え、行動し、解決しなければなりません。多くの友達にも支えてもらいながらも、考え行動しました。留学では多くの問題にあたりましたが、そのおかげ自身の成長につながったと思っています。

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素敵な出会いと最高の思い出
佐藤柚香
日本語・国際コミュニケーション専攻3年
2018年8月~9月

  私は8月16日から9月8日までの約1ヶ月間、アメリカのポートランド州立大学に留学をしました。私は今年の3月にもスペインのアリカンテ大学に留学をしているため、留学の楽しさを知っている上での2回目の留学を、いかに充実したものにできるか自分への期待と楽しみでいっぱいでした。   ポートランドへは成田空港から直行便があり、現地まで約8時間のフライトでした。ポートランドへ向かう飛行機の中には多くの日本人がいました。その時は気づきませんでしたが、そのほとんどが日本各地から集まった同じプログラムに参加する仲間たちでした。そのため、ポートランドに着いて大学のスタッフと合流し、大学ごとに点呼を取った際、その参加人数の多さに驚きました。初日から3日間は大学寮で暮らしました。そこでは大学内でのオリエンテーションやグループごとに分かれて大学のスタッフと一緒にダウンタウンを散策しました。初日はオリエンテーションをした後、新しくできた友達とダウンタウンに遊びに行きました。2日目には午前中の英語の授業をクラス分けするためのテストがありました。そのテストを受ける待ち時間に皆とトランプやUNOをして、また多くの友達ができました。3日目は川に行ってウォーターボートに乗りました。全身がびしょ濡れになりましたが、川を下る疾走感や水が容赦なくかかってくる感じがとても楽しかったです。   寮では友達の部屋に遊びに行ったり、皆でロビーに集まってたくさん会話をしました。友達にすぐ会える環境が本当に楽しかったです。その次の日からはホームステイが始まりました。私のホームステイ先はホストマザーと、その娘さんと息子さん、私を含めた留学生5人の8人暮らしでした。その他に犬1匹と猫2匹がいて、犬は立つと私くらいの身長があるほど大きかったです。3匹とも私に懐いてくれて、家に帰るとよく遊びました。ホストファミリーの家はとても大きく、3階建てで地下室もありました。私の部屋もとても広く、綺麗で快適でした。洗面所、トイレ、シャワーは他の留学生たちとの共用でした。洗濯機は自由に使ってよかったので好きな時に洗濯ができました。朝と昼は家にある食材を使って自分で用意し、夜はホストマザーの手料理を食べました。ホストマザーはベジタリアンですが、お肉料理なども喜んで作ってくださり、お菓子作りが好きな方だったため、マザー手作りのケーキもたくさん食べました。どれもとても美味しかったです。   ホームステイ先の近くに大学があり、バスで30分ほどの距離でした。また、家が近く同じバスに乗る友達と毎日時間を合わせて、朝と帰り一緒に乗って大学に通いました。そのため、通学時間もとても楽しかったです。大学の周辺の街はたくさんのお店で賑わっていました。スターバックスが街中にあり、毎朝大学に行く前にスターバックスでドリンクと朝食を買うのが日課でした。ダウンタウンに行くと大きなショッピングモールや図書館、ポートランドに本店があるNIKEのお店などがありました。ポートランド内ではストリートカーやMAXという路面電車やバスを利用しました。バスは降りる際にバス内に付いている黄色い紐を引っ張って合図します。どちらも大学の近くや街中に停留所があるため、移動にはとても便利でした。授業は午前の英語のクラスと午後の選択授業がありました。午前のクラスは4クラスに分かれ、午後はボランティア、ホスピタリティー、ポップカルチャーの3つから選択して授業を受けました。私はポップカルチャーを選択し、それが1番人気の授業でした。内容はその名の通り、主にポートランドの文化を学びました。コーヒーやドーナツ、タトゥーや古着屋など興味深い内容が多かったです。また、2日に一回フィールドワークがあり、街を散策しながら日常生活における文化も合わせて学ぶことができました。午前の授業は日常で使える英会話を中心に、ゲームをしたり、街の方々にインタビューをしたりしました。またフィールドワークとしてスーパーマーケットや美術館に行きました。もちろん授業は全て英語ですが、ちゃんと付いていく事ができ、最後まで楽しく勉強に励むことができました。   大学のアクティビティとしては、シアトル、マルトノマの滝、ビスタ、アウトレットモールなどに行きました。シアトル旅行では、まずスターバックスの1号店に行きました。そこには1号店限定デザインのタンブラーがあり、記念に買っていく人が多かったです。また、店内もアンティークな雰囲気でとても良かったです。街には商店街のようにお店がたくさん並び、花や食べ物、アートなど様々な商品が売られていました。その後、シアトルマリナーズの試合を見に行き、そこではホームランを4回も見ることができました。野球観戦をするのは人生で初めてだったこともあり、とても楽しかったです。マルトノマの滝は本当に綺麗で、滝に近い1番上の橋まで登り、そこでたくさんの写真を取りました。また、ビスタから見える景色も本当に絶景で感動しました。アウトレットモールではNIKEのスウェットを買いました。アウトレット価格として商品の値段が他のお店よりも安くなっていたため、他の皆は私よりもたくさん買い物をしていました。   放課後や週末には友達と観光をしに出かけました。世界最小の公園であるミル・エンズ公園を初め、サタデーマーケットの会場になっている川沿いの公園、ポートランド発祥のブゥードゥードーナツ、動物園、日本庭園などに行きました。また、ポートランドのスローガンとして有名な「KEEP PORTLAND WEIRD」と書かれた壁画の前で写真を撮ったりもしました。動物園や日本庭園はワシントンパークという大きな敷地内に併設されていました。動物園は日本とは違い、とても広くて自然豊かな場所でした。また、動物によってアフリカなど様々なゾーンに分かれており、日本では見たことがなかったクマやヒョウなどの動物がたくさんいました。日本庭園では、アメリカにいるはずなのに、まるで日本にいると錯覚するくらい再現度が高く、驚きました。他にも畳みや盆栽などもあり、日本とアメリカの親交を実感することができました。   毎週末にはホストファミリーと一緒にお出かけをしました。1周目はソービーアイランドに行き、フルーツ狩りをしました。そこには様々な畑があり、フルーツや野菜が取り放題でした。また、花畑や牧場、ビーチもありました。その中で特にブルーベリーを多く摘み、その摘んだブルーベリーを使ってホストマザーがチーズケーキやマフィンを作ってくれました。2周目の三連休では、1日目にはホストファミリーとキャノンビーチという海に行ってきました。水が冷たくて海の中には入れませんでしたが、ビーチを裸足で散歩しました。その後、海辺の街を散策し、その途中で海辺の公園に立ち寄り、持参したコーヒーとお菓子でピクニックをしました。綺麗な海を眺めながら飲むコーヒーは格別でした。2日目にはホストマザーとドライブをしてマウントフッドという山に行きました。その山は冬になるとウィンタースポーツをするお客さんで賑わうそうです。その近くに併設され、実際に泊まることができるというロッジの中には博物館やお土産屋さんなどもあり、とても素敵な場所でした。3日目は友達とロイドセンターというショッピングモールに行きました。そこでは買い物をしたり、ショッピングモール内にあるスケートリンクでアイススケートをしました。室内ということもあり、氷の上という寒さを感じずに滑ることができました。その後はフレーバーとトッピングが自由に選べる美味しいアイス屋さんやポートランド唯一の長距離列車の駅として有名なユニオン駅などの観光地巡りをしました。ポートランドには本当に数多くの観光地があるため、留学の合間にとても楽しい時間を過ごすことができました。   この留学は、大学のスタッフやクラスの先生、一緒にプログラムを経験した仲間など本当に良い方々に恵まれました。ホストファミリーも、まるで本当の家族のように私を受け入れてくれました。また、ホームステイ先に留学生が多かったため、様々な国の文化や言語も合わせて学ぶことができました。スペインに引き続き、背中を押してくれただけでなく日本からずっと支えてくれた家族や友人、先生方のおかげで、また素晴らしい経験をすることができました。本当にありがとうございました。

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ポートランド短期留学で経験したこと
伊藤 舞香
英語コミュニケーション専攻3年
2017年8月~9月

  私は、ポートランド州立大学に短期留学をし、大学の寮とホームステイの両方を経験したことによって、アメリカの暮らしや文化を身近に感じることができました。   まず、アメリカの寮生活についてです。アメリカに着いてすぐバスでポートランド州立大学に向かいました。日本からポートランドまで約9時間のフライトで時差も日本と比べて-16時間なので、とても疲れていてバスの中では眠ってしまいました。起きるとポートランド州立大学の寮に着いて鍵を渡され部屋に行きました。寮の部屋は、キッチンや料理器具もありバスルームも広くとても快適でした。しかし、シャワールームにバスタブが無いのと、シャワーが取り外しではないため使いにくかったです。それと、水圧が日本よりもとても弱く驚きました。寮の中に入るためにはカードキーが必要で、エレベーターも同様にカードキーが無いと階数を押すことができないのでとてもセキュリティがしっかりしていると思いました。3日間寮で過ごしました。夕飯は自分たちで用意しなければならないので、フードカートや近くのレストランで夕飯を食べました。この3日間でアメリカの大学寮疑似体験することができました。   次にホームステイについてです。私は、ホストマザーとホストシスターの2人暮らしの家にホームステイをさせてもらいました。ホームステイのガイダンスを午前中に受けて、ガイダンスが終わり次第ホストファミリーが来た順にホストファミリーと家に帰ることになっていました。しかし、私はホストファミリーが来る予定時間を過ぎても来なかったため、不安になりましたが遅れて来てくれました。最初会った時はとても緊張して上手く話せませんでした。ホストファミリーの家は大学から車で約25分、電車とバスで約1時間の場所にありました。犬が4匹もいたので、家はとても賑やかに私を出迎えてくれました。そして、私の部屋に案内してもらいました。家は、やはり靴を履いたままでした。しかし、靴を脱いでいるときもあり驚きました。私はホストファミリーと暮らして、旅行だけでは体験できないアメリカでの普通の生活を体験することができました。例えば、庭にあるバーベキューマシーンで焼いた肉で自家製ハンバーガーを作ったりもしました。私のホストファミリーは私を本当の家族のように受け入れてくれました。   最後に、ポートランド州立大学での授業で受けたポップカルチャーについてです。学校の1日の流れは、午前中に英語の授業があり、午後にはポップカルチャーとホスピタリティーのどちらかを選ぶ選択授業でした。午後の授業は留学前に選択をしなければいけませんでした。私はポップカルチャーを選択しました。ポップカルチャーを選択した人が多く、ポップカルチャーが3クラス、ホスピタリティーのクラスが1クラスという割合でした。この授業で学んだことは、食文化とファッション、イベントについてです。ポートランドには、世界各国の料理のフードカーがたくさんありました。お昼や夕飯には行列ができるほどのフードカーもあり、とても賑わっていました。日本にはフードカーという文化があまり根付いていないので、日本にもフードカーがたくさんあったほうがいいと思いました。そして、ポートランドにはタトゥーやカラフルな髪色の人がたくさんいました。日本だとタトゥーやカラフルな髪色の人はあまり良い印象がありません。なぜ、ポートランドにはそのような人が多いのか。それは、日本に比べて自分らしさを街全体が受け入れているからだと思います。確かに、日本ではまだまだタトゥーなどは受け入れられていませんが、東京オリンピックも開催され外国人観光客も多く来日するのでそれに合わせて意識を変えても良いと思いました。   私はこの夏にポートランドに留学できて、とてもいい経験ができました。ポートランドは緑豊かで道端で出会った人さえ、道を親切に教えてくれるアットホームなところでした。全米で1番住みたい街に選ばれる理由がよくわかりました。またいつの日かポートランドに行きたいです。

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ポートランド留学体験記
鯉渕 真奈
英語コミュニケーション専攻3年
2017年8月~9月

  私は夏休みに3.5週間ポートランドに留学しました。大学はダウンタウンに近く、ポートランドは自然が多く綺麗な街でした。午前中は英語授業で、午後はポートランドのポップカルチャーについて学び、様々な場所を訪れました。最初の3日間大学の寮で過ごし、その後はホームステイでした。空港に着いてからプログラムスタッフと他大学の人たちと合流しました。大学に着いてからは、みんなで食堂へ行き、ピザを食べ、プログラムスタッフとキャンパスツアーに行き、大学の周辺やスタバに行ったり、大学内のことを教えてもらいました。二日目は、プログラムスタッフたちと他大学の人たちとUNOをしたり、質問ゲームをしたりして、他大学の人たちと仲良くなることができました。また、プログラムスタッフにダウンタウンに連れて行ってもらい、お勧めの買い物スポットに連れて行ってもらい、買い物をしたり食べ物を食べたりしました。三日目は、サタデイマーケットに行き、沢山のお店を見て回りました。また、アイスクリームショップにも連れて行ってもらいました。寮での三日間は自分たちでスーパーなどに買い物へ行き、自炊をしました。アメリカのスーパーは日本のスーパーにはないものも沢山あり、何でもビッグサイズで面白かったです。   ホームステイが始まり、一日目はワシントンスクエアというショッピングモールに連れて行ってもらい、たくさん買い物をしました。三連休は、看護師をしている私より二歳年上のホストファミリーの娘のアパートへ泊りに行きました。一日目は、同い年のホストファミリーの娘が通っていてチアリーディングをしているオレゴン大学のアメフトチームのオレゴンダックスの試合とチアリーディングを見に行きました。アメフトのルールは分からなかったけれど、観客たちの応援も日本とは少し違ってとても面白く、娘のチアリーディングのダンスを実際に見ることができて楽しかったです。二日目は、Sea Lion Cavesで沢山の野生のアシカを見ることができました。三日目は、オレゴンステートフェアへ行きました。たくさんの出店があり、たくさんの動物と触れ合うこともできました。このイベントで私は、ジャグジーが売っていることに衝撃を受けました。ホストファミリーとの最後の週末は、シルクドソレイユのキュリオスを見に行きました。面白さもあり、技もすごくて終始驚きの連続でした。夜はホストファミリーの友達の家のパーティーへ行きました。みんなとても親切で、楽しむ事ができました。   私はこのプログラムで、ジェットボートに乗ったり、マルトノマ滝に行ったり、アウトレットで買い物したり、シアトルへ行きました。ジェットボートは水に濡れてびしょびしょになったけれど、とても気持ちが良かったです。マルトノマ滝では、かけ橋から大きな滝を目の前で見ることができ、野生のリスも見ることができました。体力の限界で上まで登ることはできませんでしたが、自然を満喫することができてとても良かったです。アウトレットは、すべてが安く、日本よりも安く買うことができるものもあり、沢山買い物をしてしまいました。シアトルでは、長期留学中の麗澤大学生と会って、たくさん観光しました。スターバックス一号店にも行くことができ、ガムウォールは、色とりどりのガムが沢山付けられていて、自分たちも実際にガムを壁に付けました。ガラス博物館では、沢山の綺麗なガラス作品を見ることができました。   授業では午前中の英語のクラスで、外へ行き、沢山の人にインタビューをしに行きました。最初は話しかけるのが怖かったけれど、話しかけるとみんなインタビューに答えてくれて、ポートランドの人たちは優しいと言うことに気付くことができました。また、スーパーマーケットにいって、日本との違いを見つけたり、店員にインタビューをしたり、美術館に行って沢山の作品を見たり、歴史観で、ジョン・F・ケネディーのことなどについて知ることができました。   午後のポップカルチャーのクラスでは、ポートランドのポップカルチャーを実際に体感して学ぶために様々な場所を訪れました。最初のフィールドトリップでは、ディビジョンストリートを訪れました。沢山のヴィンテージショップや、カフェ、アイスクリーム屋やカフェもあり、おしゃれな通りでした。ヴィンテージショップはとても安くてかわいい服がたくさんあり、私は洋服を買いました。二回目は、ポートランド特有のフードカートに行きました。フードカートは様々な国の料理があって、私はタイ料理のフードカートでタイ風の焼きそばである、パッタイを頼みました。見たことがない料理もたくさんあって、色んな国のフードカートのメニューを見るのが楽しかったです。三回目はマックメナミンズケネディースクールに行きました。現在はホテルになっていて、様々なお洒落なバーがあり、ホテルの部屋を実際に見ることができ、レストランでピザも食べることができました。   また、大学内にあるボーリング場で、ボーリングやビリヤードをすることができました。私はビリヤードもボーリングもあまりやったことがなかったけれど、他大学の友達に教えてもらい、コツをつかむことができました。この午後の授業で私は、様々なポートランドのポップカルチャーを知ることができました。最後のプレゼンテーションでは、午前中の英語の授業で英語劇、午後のポップカルチャーの授業でポートランドの食べ物文化について調べました。英語劇では、悪いレストランの店員と良いレストランの店員と客で、私は客を演じました。午後の授業では、自分たちが興味のあるポートランドのポップカルチャーを選んでグループになって、ポートランドの人たちに実際にインタビューしたり、フードカートに行って沢山の写真を撮ったりしました。最後の日はプログラムのみんなでおしゃれなパスタ屋さんに行きました。   私はこのポートランド留学で、授業やホームステイを通じ、アメリカの文化を知ることができ、日本との違いを見つけることもできました。プログラムスタッフとも仲良くなることができ、他大学の友達も沢山作ることができました。ホストファミリーとの会話で、うまく伝えることができなくて大変なこともあったし、最初は不安でいっぱいだったけれど、一緒に過ごすうちにどんどん楽しいと思えるようになり、最後の別れが辛かったです。また、沢山の人たちと出会い、充実した留学生活を送ることができました。ポートランドは人も温かく、自然豊かで、過ごしやすかったです。

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