2014年度 東アジアにおける史跡・文化と観光開発の諸問題について

今日、観光に関する研究は、国内の多くの大学で行われている。日本観光学会が高度経済成長期の1960年に設立されて以来、現在まで多くの研究活動が行われてきた。そして、近年、「観光立国」を目指す政策上の展開から、観光に関する研究はさらに重要視されるようになってきている。

本プロジェクトのメンバーは、歴史学、考古学、言語学、社会学を専門領域とし、主に、東アジア(日本、中国、台湾)、及び、これと密接な関係を持つ、北アジア(モンゴル)等でフィールドワークを行ってきた。そのフィールドワークの中で、観光業発展の恩恵を受けつつも、否応なく現状に遭遇し、その問題点にも気付かされてきた。

 本研究は、観光開発と密接に関係し正負両面から大きな影響を受ける、東アジア各国・地域の有形・無形の文化(史跡、民俗・民族、生活文化等)、および観光スポットで語られる歴史性に着目する。さらに、個々の地域・ケースの検証、およびそれらの比較を通して、東アジアの社会・文化の変貌を巨視的に捉え直そうとするものである。

 

 

◎松田徹   外国語学部・教授
  櫻井良樹  外国語学部・教授
  堤和彦      外国語学部・准教授
  汪 義翔  東京理科大学理工学部教養・専任講師
  邱 瑋琪    外国語学部・非常勤講師
 阿不都熱西提 阿不都勒提甫 モラロジー研究所社会科学研究室・研究員