【開催報告】平成27年度第3回比文研セミナー「大嘗祭の起源-雲南の新嘗祭から考える」開催

 

 

10月22日、平成27年度第3回比文研セミナーを本学生涯教育プラザにて開催しました。

今回のセミナーでは、「大嘗祭の起源-雲南の新嘗祭から考える」と題して欠端 實氏(麗澤大学名誉教授、比較文明文化研究センター客員教授)が講演されました。

雲南も日本も照葉樹林文化圏に属しており、共に樹木にたいする崇敬の念が強く、さらに、森を切り拓いて水田稲作をはじめると稲の生命力に対する感動から稲魂信仰を併せ持つようになります。稲は天与のものであり、自分たちは稲魂の子孫であると確信し、新嘗祭を(日本では大嘗祭を)最大の行事とするようになり、祭祀の継承、新しい祭祀者の登場は新嘗の日が最も相応しいという文化を、共通して、樹立するようになりました。

 会場には、欠端教授が蒐集された、雲南の竹を使った日用品とお茶を展示していただき、また、貴重な稲も見せていただきました。

講演に引き続き行われた質疑応答も大変盛況で、次々と挙手があり、様々な視点から、講演内容を深く展開していただきました。

次回第4回比文研セミナーは、11月26日(木)に汪 義翔氏(比較文明文化研究センター研究員)を招き、「「遼河文明」の起源が語る多元的な中国文明の起源」と題したセミナーを開催予定です。

皆様のご来場をお待ちしております。

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