【開催報告】 英語の楽しさ、伝えたい -麗澤大学英語学習支援プログラム-
2016.8.3

和やかな雰囲気の中、イメージしやすい自作の教材でレッスン中

和やかな雰囲気の中、イメージしやすい自作の教材でレッスン中

 

「英語を苦手としている中学生の、英語学習を手助けしたい。」

 

“英語を好きになってもらいたい”気持ちを胸に、麗澤大学の学生有志が立ち上げた英語学習支援プログラム。2015年度より近隣中学校2校を対象に、本学校舎内で週1回放課後に授業の復習、定期テスト対策、入試対策をボランティアで実施しました。

2016年度前期は5/26~7/21の約2か月間・計9回のプログラムに対し、定員60名の枠は締切りを待たずに埋まる勢いでお申込みをいただきました。ニーズと期待の高さに運営学生達も責任とやりがいを感じながら、先日前期タームを無事終了し、生徒の皆さんからのアンケートや自らの活動の振返りのため活動総括を行ったので、その様子をご紹介します。

 

本プログラムの特徴は英語教職課程履修学生有志が中学教科書を基に、顧問の望月教授に事前指導いただきながら、自ら教材を準備し、生徒さん達を指導する点にあります。英語教師を目指す彼らにとって、教育実習期間以外に、大学で学んだことを実践する継続的な機会となり、多くの気づきを得て成長する場となっています。

現場では担当学年の生徒さんにどうすれば正しい発音・文法を楽しく理解してもらえるか、英語を好きになってもらうかを考え、季節イベントに合わせた楽しいアクティビティを工夫して、学びを盛り上げる工夫をしていました。また、生徒さんの個々の学習進度に合わせて個別指導やテストも実施しています。一人一人に向き合おうとする姿勢と、なかなか思ったように授業を進められなかった面と、運営や教材づくりに悩んだ時期もあったそうです。学生同士で予定時間いっぱいに意見交換をする手元には、びっしり書かれた活動振り返りシートがあり、それは活動への真剣さ・アツい想いを物語っているようでした。

 

今期の学生リーダーを担った吉澤 利紗さん(外国語学部外国語学科英語・英米文化専攻4年)は

『私は今学期、昨年度に引き続きこのプログラムに参加して、昨年度見つけた課題と向き合い、取り組むことができました。6月に行った教育実習で学んだことを、そこで実践を辞めず、学習支援活動で継続することで、新しい課題を見つけ、取り組むことができました。また、教育実習で、”堂々としていて、失敗をしても反省をしてすぐに切り替えができていていいね”といった言葉を頂けたこと、このプログラムで実習を積んだおかげだと思っています。プログラム終了後に行った総括会議では仲間たちと今学期のプログラムを振り返り、次回への改善点を話しあい、見つけることができました。教育実習と教員採用試験の関係で参加を迷いましたが、参加していなかったらきっと後悔していたと思います。今しかできないこのプログラムに今学期も参加して良かったです。』

望月教授は『人前で話すのが苦手だった学生も次第に生徒の方を向いて話すことができるようになり、学習支援を受ける中学生だけでなく、教える大学生も成長する活動であると言える。2学期以降もより多くの学生が、より多くの中学生に学習支援を行うことができることを願う。』と振り返られています。

 

プログラム全行程を実施し、総括の反省会。それぞれが活動を振りかえり次に向けての意見だし。

プログラム全行程を実施し、総括の反省会。それぞれが活動を振りかえり次に向けての意見だし。

 参加生徒向けのアンケートには、本プログラムで英語が「とても好きになった」「好きになった」が95%、参加した感想として「とても楽しい」「楽しい」が90%、今後も参加したいかの質問には「ぜひ参加したい」「時期が合えば参加したい」で100%と大変好意的な反応をいただきました。中には週5で開催を求める声もあり、それには学生達から笑みがこぼれました。彼らの活動を通じて「麗澤大を身近に感じるようになった」「大学生のイメージが良く変わった」と嬉しい声も多くいただき、地域にある大学の“いま”を伝えるきっかけにもなっています。今後は前期参加生徒さんを対象に、夏休みの宿題や前期内容の復習を主とした「1日限定Summer Approach」の開催を予定しており、加えて秋からの後期プログラム実施に向けて準備を進めます。

 

最後になりましたが、本プログラムは酒井根中学校、光ヶ丘中学校の生徒の皆さま・保護者の皆さま・教員の皆さま、後援いただきました柏市教育委員会のおかげで実施することができました。心より感謝申し上げます。

 

◆今回参加した学生達を顧問としてサポートした望月教授の紹介はこちらをご覧ください 望月正道教授

(文責・地域連携センター)