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2016.12.13

インバウンド施策の切り札に、留学生の視点を地域へ発信 -外国語学部・山川ゼミ-

房総のむら・太田副館長より施設概要を伺い、いざグループでフィールドワークに出発

房総のむら・太田副館長より施設概要を伺い、いざグループでフィールドワークに出発

今年6月にドイツ・デュッセルドルフで開催した日本デー千葉県ブースの運営ボランティアを機に、外国語学部山川教授と繋がりを持った千葉県立房総のむらより、ここ数年で増加する訪日外国人対応についてご相談を頂きました。そこで、山川ゼミ(リンク先はゼミFB)学生が留学生混合チームとなり、12/7に房総のむらでのフィールドワークを実施しました。

房総のむら最寄り駅であるJR安食駅に到着すると、早速交通案内の言語表記などをチェックする学生達。現地に到着すると訪問時はだいぶ冷え込みが厳しい曇天の午後でしたが、海外の方の姿がチラホラとみられ(後から日本人学校の訪問と伺いました)、駐車場も大型バスを含めだいぶ埋まる盛況ぶりが伺えました。

冒頭で、房総のむら副館長の太田氏より施設概要や最近の様子などの説明を受け、その後学生達は日本人と留学生の混合班を作り出発しました。拠点とした建物の前に籠があり、興味津々の留学生たち。ベトナムから来た留学生は、雨どいについている”鎖樋(くさりとい)”の装飾に関心を持っていたり、夕焼けに染まる木々に感動していたりと様々な反応が見られました。それぞれの”?”をサポートする日本人学生達も、共通のポップカルチャーの話題で盛り上がったりとこれを機に交流を深めていました。

学生達がフィールドワークをしている間、山川教授と地域連携センターは太田副館長からのヒアリングを通じて、訪日外国人対応での困りごとをまとめ、大学がどのように貢献できるか、学生達の学びのフィールドとして房総のむらを活用していく可能性などを意見交換をしました。

本学の特徴であるグローバルな多様性や学びがこうして地域に入っていき、相互に育っていく機会が育まれています。

(文責:地域連携センター)