道徳教育専攻の特徴について
2017.5.10

連載シリーズNo.3 -麗澤大学大学院 学校教育研究科 道徳教育専攻の特徴について-

 

本学大学院の特徴

(1)道徳教育に特化

 本大学院は我が国で初となる道徳教育に特化した研究科になります。学校教育研究科道徳教育専攻という成り立ちから、道徳教育の理論と実践の融合に取り組みます。そして、「道徳教育学」なる教育学における新領域の開拓と学術的な定位に向けた教育・研究を展開していきます。

(2)道徳教育の理論に関する多様な研究者と実務の経験が豊富な専門家による指導

 道徳教育の理論と実践の融合を実現するために、それぞれに精通した研究者と専門家による指導を展開します。研究者は道徳教育の本質的・原理的な理解力の養成を、専門家は理論に基づいた多様で工夫のある実践力の育成を主眼としています。理論に関わる専門的な講義科目と実務に関わる演習科目や実習科目を揃えています。

(3)グローバルな時代にふさわしい豊富で多様な蓄積と経験

 本学は創立以来、道徳の科学的研究に取り組み、一方で地域社会の道徳教育の発展に寄与する活動を長年にわたって実施してきた経験があり、他方で昨今はアメリカやイギリスの大学・研究機関との共同によるグローバルな研究活動(詳細はこちら)を積極的に展開し、その成果をあげています。これらの長年の教育経験や先端の研究蓄積を理論研究や実践研究に応用していきます。

教育課程の特色

 教育課程の特色は、道徳教育及び道徳科の理論と実践をバランスよく研究できるようにカリキュラムを構成しているところにあります。実践に関わる具体的な教授法や方法論を、演習を通じて修得する科目が十分に設定されていることはいうまでもなく、それらを基礎づける理論を多様なアプローチによって学修する科目が設定されています。こうして、理論に基づく実践を積み重ねていける、あるいは実践をあらためて理論に照らし合わせていく、理論と実践の往還を可能とする教育課程としています。こうした理論知と実践知を融合し得るカリキュラムや科目の特色を以下の7項目に分けて示します。

 

(1)道徳教育の理論を教育学の専門的な諸領域から取り扱う科目の設置

例:「学校教育概論(学校教育と道徳教育)」、「道徳教育原論A(道徳性の発達と道徳教育)」、「道徳教育原論B(臨床教育と道徳教育)」など

(2)道徳科の新たな教授法や課題に対応した科目の設置

「道徳科教育法特殊演習A(道徳科の評価法)」、「道徳科教育法特殊演習B(道徳科の教材開発)、「道徳教育特論B(情報モラルと生命倫理)」

(3)道徳教育と密接に関わる教科外の活動に焦点を当てた科目の設置

「道徳教育法特殊演習A(学級・学校経営と道徳教育)」、「道徳教育特論A(臨床心理と教育相談)」、「道徳教育法特殊演習B(生活・生徒指導と道徳教育)」

(4)学校種別の特質と子供の発達段階の特徴に応じた科目の設置

「道徳教育演習A(小学校の道徳科)」「道徳教育演習B(中学校の道徳科)」
※どちらかを選択

(5)学生個人の専門性や学校種、免許種に対応した科目の設置

「道徳教育特殊演習A~E(国語・社会・数学・理科・英語)」

(6)学校現場での十分な実習を一貫した指導のもとで積み重ねていく科目の設置

「道徳教育実践演習Ⅰ(勤務校等での実習)」※必修科目

(7)多様な履修形態に対応した科目の設置

現職教員学生が学びやすいように土曜日開講、長期休暇中の集中講義などのカリキュラム編成を採用しています。また、長期履修制度(学納金の総額が2年分で済みます)の運用も可能とするなど、学生個人の立場やニーズに合った履修形態が選択できるようにしています。

 

学習環境の特色

 本大学院は千葉県柏市のキャンパスに開設します。森と共生するキャンパスは、自然と一体感があふれ、何より落ち着いた環境で、ゆったりと学ぶことが魅力です。四季折々の豊かな自然を感じながら、リフレッシュができ、気持ちの良い環境です。(詳しくはこちら

 既存の大学院(言語教育研究科・経済研究科)が使用している生涯教育プラザを利用します。院生室(自習室)には、一人ずつのデスクとロッカーを用意し、一名につき一式を用意します。この院生室は24時間利用することができます。

-図書館について-

 本学図書館には図書約50万冊、学術雑誌約4,000タイトル、電子ジャーナル約23,000タイトル、視聴覚資料約11,000点などを所蔵しています。また、既存学部(外国語・経済)に教職課程を有しているため、既に学校教育や道徳教育に関する図書及び学術雑誌が整備されており、本研究科の教育研究活動に必要なものは十分に確保されていると考えています。  (図書館のホームページはこちら

 

 

◎上記の内容については、予定であり、変更になる場合があります。 

  • 本件に関する問い合わせ先
  • segs@ad.reitaku-u.ac.jp
  • 麗澤大学 学校教育研究科設置準備室
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