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2017.09.07|最終更新日:2020.07.24|

Japanesia5次隊がミクロネシア研修を実施

 麗澤大学では、平成26年よりミクロネシア短期大学と協定を締結し、学生の自主企画ゼミによる環境教育プロジェクトや学生の受け入れなど、幅広く交流しています。
今年度も、第5次隊の学生が8月21日~9月4日の日程でミクロネシアでの研修を実施しました。参加学生からのレポートをご紹介します。

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 麗澤大学では、プロジェクト運営を通じて、学生の学びを促進するPBL(project based learning)型学習が盛んに行われています。その中でも、PBL型学習の先駆的存在、Japanesiaは過去5年間、ミクロネシア連邦ポンペイ島にある2校の小学校において、様々な環境教育活動を実施してきました。今年度Japanesia5次隊は夏季休暇中の8月21日から9月4日にかけて、現地に渡航し、計4回の環境教育ワークショップを実施しました。

オオミネ小学校でのワークショップ後の一枚

分別ゲームの様子


 ワークショップではポンペイ島にあるオオミネ、ネッチ小学校の6年生を対象とし、子ども達の環境意識を高める啓発劇を披露したり、実際の学びを形にしてもらう環境意識啓発ポスターなどを作成したりしました。ワークショップ後に、担任のケビン先生は「今までは、教材中心の環境教育が中心で、子ども達の関心も低かったが、今回の劇を見て、これからはこのような視覚に訴えるような環境教育を実施していきたい。」と仰っていました。子ども達が作成したポスターは成果物として教室に飾られました。 

現地大学生との合同ミーティングの様子

アイデアを出し合う学生達

 

 プロジェクトはミクロネシア大学生との共同活動として行われ、今年度も環境教育活動を通じて、学生間の交流が深まりました。

堀江良一ミクロネシア特命全権大使との一枚

異文化交流会でのヤップ島の学生達との一枚

 

 環境教育活動以外にも、現地学生との異文化交流や、在ミクロネシア大使館表敬訪問、JICA事務所訪問、世界遺産視察などを行いました。特に、異文化交流では100人を超えるミクロネシア大学生と、お互いの伝統文化のパフォーマンスを通じて、異文化理解を図ることができました。Japanesiaのメンバーは、麗澤大学の法被を纏い、ソーラン節、合唱「世界に一つだけの花」、盆踊りなどを披露しました。イベントは大変な盛り上がりを見せ、両国の未来を担う若者達の間で、強い絆が生まれました。

(国際交流・国際協力専攻4年 大垣直哉)