ドイツ語・ドイツ文化専攻
城、音楽、童話、サッカー。ドイツに興味を持つキッカケは人それぞれ。
そのキッカケを大切にし、多文化・多言語が当たり前のEU圏を体験することは、将来の財産になります。ドイツ語・ドイツ文化は、世界へのパスポートです。

専攻の特色

初心者を4年後には、ドイツ語を流暢に話せるグローバル人材へと育てる。

累計留学派遣数1000人。留学率90%以上。日本有数の実績を誇る“専攻”

本専攻は、50年以上の歴史を持ち、30年前から留学に力を入れてきました。これまでドイツへ送り出した学生は1000人を超え、現在でも留学率は90%以上に上ります。
旅行も含めると、ドイツに行ったことがある学生は卒業までにほぼ100%。本学に留学してきたドイツ人留学生と仲良くなり、ドイツ留学の際、再会などして、卒業後も友人関係を保つ学生が多くいます。大学内とドイツ・EUを学びの場にできるのが、この専攻です。

1〜2年次は教科書なし。
オリジナル教材で、総合的な語学力が身につくユニークな学習。

たとえば、ドイツ語で書かれた料理レシピを、経験から推測して読み解く。レシピの文章を「これは動詞?」と分析する。これまで身につけてきた知識を総動員して取り組むことから学習が始まります。そうした鍛錬を重ねることで、1年次の7月くらいには、読む・書く・聞く・話すの4技能の基礎が身につくほど。ドイツ語の授業は週に6コマありますが、教員同士連携して学生の成長をサポートしています。

卒業後は、海外就職も視野に。
実際多くの卒業生がEUで働いている。

留学を経験し、どこでも生きて行ける!と学生は自信を持つからでしょうか?卒業後、ドイツを中心にEU圏など、海外で仕事を見つけ、力を発揮している卒業生が多く存在します。2015年にドイツ・フランクフルトで同窓会を行った際には、同窓生でホテルの会場が一杯になりました。ドイツ語とドイツ文化に習熟しただけでなく、グローバルな世界で活躍できる力を身につけられた証拠の1つ。世界を目指すならドイツ語、という選択は正解です。

3つのポイントと代表的な科目

1

留学制度

この専攻で育てたいのは“世界中どこに行っても活躍できる人”です。その力を養うためにさまざまな留学制度の充実をはかっています。

90%の学生が長期留学。留学先で受けた授業が単位認定される。

ドイツ語・ドイツ文化専攻では約90%の学生が半年から1年間の長期留学を体験します。ドイツ語を身につけることはもちろんですが、右も左もわからない土地で自分の力だけで生活することで、異文化適応能力と課題解決能力を養います。

ここも注目!

海外留学基礎演習・海外留学基礎研究
留学先で受けた授業が、帰国後、所定の書類を提出することで単位認定されます。
ドイツ語総合・ドイツ語会話
2

実践力重視の授業

実践的なドイツ語力を身につけるために、あえて教科書は使わず“まず読んでみる”“まず話してみる”ところからスタートします。

ドイツ語のレシピを何も使わず読み取る。問題解決型の授業。

1・2年次の授業では教科書を使いません。例えば、ドイツ語で書かれたレシピを見て、知っている単語やその並びの規則性などから大まかな意味を類推して読んでいきます。その中から重要な表現を学んでいきます。

この授業に注目!

ドイツ語総合・ドイツ語会話
基本構文の理解力を養い、日常生活で必要とされる語彙をもとに、まずは聞き取り力と発話力を身につけます。
海外留学基礎演習・海外留学基礎研究
3

ICTメディアの活用

世界で活躍するためにはICTメディア※の活用は不可欠です。授業で学んだことを発信しながらメディアの知識や活用方法を学びます。
※ICTメディアとは…インターネットや携帯電話など、情報処理・通信を行うためのツール。

SNSやWikipediaにもドイツ語で投稿。情報を発信する力をつける。

3年次では、これまでに身につけた知識や経験を発信する訓練をします。ポスターや動画制作を通じて伝えることの難しさや共同作業の方法を学びます。さまざまなメディアツールの使い方やICTに関する知識も自然に増えていきます。

この授業に注目!

ドイツ語ワークショップ
前期はプレゼンを中心に、後期は動画制作などを通じて、ドイツ語でのメッセージの効果的な伝え方を学んでいきます。

科目例

科目例1

ネイティブに学ぶドイツ語会話。

【ドイツ語会話 IIC】

本物の“音”に触れ、発音・会話の基礎を形づくる。

一般にドイツ語学習は文法から始めますが、本専攻では、聞く・話す=会話を主体に授業を進めていきます。これは赤ちゃんが言語を獲得するプロセスと一緒。まずは文法を気にせず“聞いて、話す”経験が大事です。特にこの授業ではネイティブならではの“音”に触れながら、好きなことなど身近なことをテーマに発話量を増やし、“耳と口”を鍛えます。そして次第に長くたくさん発言できるようになり、コミュニケーション能力、ディスカッション能力も向上していきます。

シュッテレ, ホルガー 准教授
  • シュッテレ, ホルガー 准教授

科目例2

互いに助け合うドイツ語学習。

【ドイツ語総合 IIA】

気づけば、ドイツ語を話している自分に驚くようになる。

十分な時間と考えるヒントをもらいながら、自分で答えを導き出すこの授業。単にドイツ語を学ぶだけでなく、周囲の意見・質問をすべて尊重することや、知識や語学力のレベル差は“世の中どこにでもある個人差”であり、お互い支え合うことの大切さも学びます。こうしたプロセスを経ると、質問や発言を怖がらなくなり、「わからない」と意思表示すれば周囲が助けてくれる雰囲気が生まれます。そして気づけば、話せるように。お互い助け合う学習法は、上達への近道です。

草本 晶 准教授
  • 草本 晶 准教授

科目例3

現実社会に即した活動を行う。

【ドイツ語ワークショップ B】

チームで課題に取り組み、他者に貢献する大切さを学ぶ。

チームで“現実社会に即した活動”を行うのがこの授業。たとえば、課題の1つがポスター制作。広告代理店やデザイナーの立場に立ち、ポスターの構成要素、日本とドイツのポスターの相違、その相違における社会・文化・歴史的な背景などを分析・考察して、制作を行います。初めは“チーム評価は不公平だ”と戸惑う学生も、徐々に自主性や責任感が芽生え、チームのために自分の力を発揮できるまでに成長します。この“社会の先取り体験”は卒業後、大いに役立つはずです。

濱野 英巳 講師
  • 濱野 英巳 講師

在学生の声

未経験から始め、1年半で留学できるレベルに達しました。
  • 柿﨑 千穂

    柿﨑 千穂
    ドイツ語・ドイツ文化専攻 4年
    千葉県・私立植草学園大学附属高等学校出身

  • ドイツ語を始めたのは、大学に入ってから。私の周りの人たちも、多くはゼロからの出発でした。でも1〜2年次、教科書を使わないユニークな授業で、会話を中心に徹底してドイツ語に触れたことで、話すというコミュニケーションに慣れることができました。話せるようになると、聞く、読む、書くといった技能も次第についてくるようになるから不思議。2年次後期から3年次前期にかけて1年間、北ドイツのロストック大学へ留学したのですが、最初からB1レベルのクラスで授業を受けられるほどでした。
    そして帰国直前には、もう一段階上のレベルに達するまでに上達しました。将来は、海外で働くということも視野に入れているため、語学力の向上はもちろんですが、異文化に適応する力も、より一層身につけたいと思っています。

    私の履修科目 〔3年次/2学期〕

    履修科目

    ※SPI =企業の入社試験において高頻度で利用される性格と能力の2領域を測定する適性検査

留学中のトラブル対応もドイツ語で。

留学中、私はビザ関係でトラブルに遭遇しました。問題解決のために、一人で市役所や銀行へ。もちろんやりとりはドイツ語。人生初の経験でしたが、自分で解決できたことが、今でも自信になっています。

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