日本語・国際コミュニケーション専攻
“日本にも、異文化にも興味がある”という欲張りな人ほど学ぶ価値あるこの専攻。
“日本語・日本文化の発見”“英語・日本語での情報伝達”“多文化共生”を3本柱に、留学生とともに“日本そのもの”と“多様性の中にある異なる価値観”を学びます。

専攻の特色

身近な家族ですら、実は多様性の集合体。異文化ならなおさら。それを理解する“学びの工夫”と“仲間”の存在。

日本と異文化、その両者を効果的に学ぶ3ステップ。

本専攻の学びは、まず 1 )“自分たち”を知ることから始まります。“日本”に関する科目で“自分たち”を見つめ直し、相手=異文化の理解のために不可欠な自己理解を行いながら、日本人同士ですら相違があることを知ります。その基盤に、より良い意思疎通を行うための 2)日本語と英語による伝達技術を学び、 3)多様な価値観と共生する方法を学習。最終的には3つの領域を統合させ、多様性を真に理解できる人間へと成長を促します。

クラスの1/3が留学生。気づきと刺激を与えてくれる仲間と学ぶ。

学びは留学生と一緒に。中国、韓国、タイ、マレーシア、ベトナムなどアジア圏を中心に、EU圏などからも留学して来ている彼らは、日本や日本人から何かを得たい! と望み、同時に日本人学生は、文化も慣習も異なる彼らから、気づきと刺激を受けています。普段の授業も友人関係も“異文化交流”。「美しいとキレイはどう違うの?」など考えてもみなかった“日本”を尋ねられ、戸惑いながらも答えを探す姿は、本専攻の学生ならではです。

教室で得た知識を現実にリンクさせる課外プログラムも充実。

国文系、国際系、社会科学系の3系統にまたがるカリキュラムだけでなく“学知を社会とつなぐ”をテーマに、随時実施している課外プログラムも多様。英語で柏市の観光マップをつくるために街を歩いて調べたり、山梨県のカツ丼は卵でとじていないのは何故か?を現地調査したり、国内外の日本語学校で日本語教育を学んだり。各教員は工夫を凝らし“感情を伴った経験ほど、知識として身につく”を教室の外でも実践しています。

科目例

科目例1

異文化理解。他者理解の第一歩。

【語彙と文化】

日本語・日本文化を見つめ直すことが、互いの相違を理解する力になる。

九州人は薩摩揚げを「テンプラ」と呼び、揚げ物視します。しかし、関東人にとってこれは決して「テンプラ」ではなく、おでんや煮物の具材(=練物)です。このように、生活のことば(母語)は、私たちの思考の基盤をなすものです。日常的なモノの見方や行動も、無意識のうちに、この生活のことばに左右されていたりします。この授業では、生活のことばを手掛かりに、そこに見られる人々の無意識の“まなざし”を探りながら、 異文化はごく身近なところにも存在します。
異文化理解(他者理解)のベースは、実は自己理解にある!という事実に気づくための授業です。

野林 靖彦 教授
  • 野林 靖彦 教授

科目例2

毎回、“想定外”“発見”の連続。

【ビジネス・コミュニケーション上級演習】

就職活動や多様な人が働く職場で必要なコミュニケーションを学ぶ。

日本および海外の企業におけるビジネスコミュニケーションを調査・研究した成果をもとに、共同開発した教材を使い、グループ活動を多く行います。グループには、日本人も留学生もいるため、物事に対する考え方や価値観は様々。毎回“考えてもみなかった“”えっ、そうなの”に遭遇し、学生は戸惑いながらもお互いに意見交換しながら、後に控える就職活動に備えます。さらに、国籍・文化背景などが異なる多様性ある職場で働く際に必要な異文化理解力、プレゼン力、度胸を身につけていきます。

近藤 彩 教授
  • 近藤 彩 教授

科目例3

あなたの日本語は大丈夫?

【日本語技術演習Ⅱ】

日本人だから日本語は大丈夫、と思ったら大間違い。

他の人が納得できるよう、論理的に意見を述べることは、トレーニングなくしては困難です。
この授業の目標は“発信力”つまり“書く力”“話す力”を身につけること。具体的には、物事を論理的に考えるためのトレーニングを行いながら、「動物園は廃止すべき?」「コンビニ24時間営業に賛成?反対?」などのテーマについて考え、意見文を書いたり、発表したりします。そして口頭・文章の両方において、わかりやすい説明ができたり、論理的に自分の意見が述べられるようになることを目指します。

大関 浩美 准教授
  • 大関 浩美 准教授

在学生の声

世界を見た方がいいよ。日本の良さがわかるから。
  • 加藤 優輝

    加藤 優輝
    日本語・国際コミュニケーション専攻 3年
    松戸市立松戸高等学校

  • 高校2年の時、憧れていた英語の先生から「世界を見た方がいいよ。日本の良さがわかるから」と言われました。当時から将来の夢は英語教員。それなら、教員にもなれて、普段から“世界を見られる”大学に行こう!と、この専攻を選びました。選択は大正解。
    クラスの1/3は、中国や韓国、マレーシア、ベトナムなどの留学生で、毎日が希望通りの“異文化体験”。文化や慣習の違いを知ることができ、視野が格段に広がりました。また、私のように英語教員を目指す人にとっては、カリキュラムに偏りがなく、バランス良く「読む・書く・聞く・話す」の4技能が学べ、その上、コミュニケーション力も養えます。
    この先の目標は、アメリカで小学生を対象に英語で日本語を教えるプログラムに参加すること。世界を見た時、何が見えるのか?今から楽しみです。

    私の履修科目 〔2年次/1学期〕

    履修科目

留学生は、私たちより日本語が上手い?!

入学当初、留学生と話が通じるのか?と不安でしたが、彼らは私たちより「日本語、上手いじゃん」と思わせるほど達者。すぐに打ち解け、今では“留学生”ではなく“大事な友人”になっています。

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