外国語学部3年生が「日本語教育能力検定試験」に合格
2013.1.26

日本語を母語としない人達に日本語を教える日本語教師としての基礎的な知識・能力について審査する「日本語教育能力検定試験」が行われ、英語コミュニケーション専攻3年の小林楓さんが、一度目の受験で見事合格しました。

日本語教師に興味があった小林さんは、母語ではない言語を勉強する人の気持ちを理解するためには自分も外国語を学ぶ方が良いと考え、英語コミュニケーション専攻に入学。副専攻で【日本語教育・国語教育】を選択し、日本語を教えるための勉強を始めました。

「日本語を母語としている自分にとっては“直感”で分かってしまうことを、“論理的”に説明しなければいけないところが難しいですね。あらためて、“日本語ってこういう構造になっていたのか”と気付かされることも多く、日本語の奥深さを実感。今まで以上に日本語が好きになりました。」(小林さん)

びっしりと書き込まれたプリントに、努力が伺えます

日本語を教える技術はもちろん、学習者の出身国や地域によっては政治的・宗教的な視点での配慮が必要となることから国際情勢に関する知識が、さらに、来日歴などによって異なる心理状態を考慮する必要もあるので心理学の知識も要求される『日本語教育能力検定試験』。
勉強しなければならない分野の多さに、はじめは愕然としたそうですが、【日本語教育】と名前の付く授業をほとんど履修するなどして、検定対策を重ねました。

「一度目の挑戦で合格できるとは思っていなかったので、合格通知が届いたときは本当にびっくりしました。授業でお世話になった先生方に報告をしたところ、みなさん、本当に喜んでくださいました。熱心に指導をしてくださった先生方には感謝の気持ちで一杯です。」

2月に台湾で行われる海外日本語教育実習にも参加する予定で、実習を成功させるため頑張って更に勉強を重ねるという小林さん。海外で英語を使って日本語を教える、という夢のひとつに着実に近づいているようでした。