活動報告シンポジウム『これから、麗澤大学で「国連から見た世界情勢と日本の役割」の話をしよう』が開催
2013.4.1

国際教育を推進する本学では、昨年8~9月に「中東夏期研修」を行い、10月には麗澤模擬国連チームの学生が世界的な学生会議「全米模擬国連大会」に挑戦しました。こうした活動を受け、3月30日(土)に参加学生らによる報告シンポジウムと、昨年3月まで国連事務次長をされ、現在は公益財団法人フォーリン・プレスセンター理事長の赤阪清隆氏の講演会を行い、約130名が熱心に聴講されました。



第一部では、中山 理学長の挨拶のあと、赤阪氏が「若者よ、リスクを恐れず、世界を目指せ -国連から見た世界情勢と日本の役割-」をテーマに講演されました。赤阪氏は、国連の三本柱である「平和と安全の維持」「経済・社会の開発」「基本的人権の確保」について分かりやすく説明され、世界が抱えている国際問題を国連がどのように解決に向けて取り組んでいるかなどの話をされました。

赤阪氏

会場の1503教室





また、国際社会では、元気のある日本の若者を待っているところがたくさんある。国連などの国際機関だけでなくNGOやボランティア活動、日本企業の海外進出など、グローバルな人材を必要としていることは明白であり、たとえ語学の力が足りなくても海外で活躍するグローバル人材になるためには「英語で話したり書いたりすることに自信がありますか?」という質問に対して「はい」と答えなればならないと訴えていました。

最後に赤阪氏は、「若い時は内気で大変な恥ずかしがり屋だったが、海外で学び、いろいろな国の人と一緒に仕事をして、度胸がついた。若い時はなかなか将来の展望がつかめないし、新しいことに挑戦するには勇気がいる。しかし今やっていること、悩んでいること、苦しんでいること、すべてが将来やることにつながっていることを信じて頑張ってほしい。大学生の皆さんは若いという武器があり、そこに何を生きがいにして生きるかという使命感と情熱を注げば、怖いものは何もない。若い今を大事に、大きな夢を抱いて、世界に打って出て、世界水準で物事を考え、自信をもって世界を舞台に頑張ってほしい。前途洋々たる皆さんの大いなる活躍を期待しています」と熱いエールを送られました。

成瀬 猛 教授

第二部では、昨年8~9月に行われた「中東夏期研修」の参加学生、10月に世界的な学生会議「全米模擬国連大会」に挑戦した麗澤模擬国連チームの参加学生と、ゲストパネラーの赤阪氏、中岡裕策氏(JICA本部職員、元パレスチナ担当)、成瀬猛(麗澤大学外国語学部教授)によるパネルトークを行いました。学生一人一人から中東夏期研修や模擬国連大会を通して学んだことなどが述べられ、ゲストパネラーと率直な意見交換をしました。



第三部では、参加者の多くによる茶話会が校舎かえで1階の学生ラウンジで行われ、赤阪氏、中岡氏、田中耕太郎氏(JICA本部中東欧州部中東二課長)、加藤恵氏(JICA本部中東欧州部中東二課パレスチナ担当)、櫻井雅彦氏(JICA広報室)を囲んで和やかな雰囲気の中、交流を深めました。特に学生にとっては大変貴重な時間となりました。