お知らせ
茨城県境町と包括連携協定を締結
平成27年10月9日(金)、茨城県境町役場において境町と本学との包括的連携協定の締結式を開催し、橋本正裕町長と中山 理学長が協定書にそれぞれ署名し協定が締結されました。
境町と本学との協定締結式記念撮影
まず、締結式の前に町長と懇談。この日からちょうど1ヶ月前の9月9日の台風18号による関東・東北豪雨による災害状況とその後の復旧活動について、町長自ら詳細な資料を元に解説していただきました。その後の町内視察においても、冠水した地域を巡り、生々しい爪跡を案内していただきました。
橋本町長自ら境町の水害状況を説明
ハザードマップを元に詳しい状況を説明されました
被災状況を見学した後、「道の駅さかい」に移動。地元農産物から作ったスイーツや、国内唯一、境町内で原種を飼育している幻の豚肉「梅山豚」(メイシャントン)や、日本茶で初めて海外に輸出された銘茶「さしま茶」等、数々の特産品を売り出し、県外からも買い物客が訪れる様子を視察しました。
境町の特産品を町長自ら解説
梅山豚について「道の駅」駅長から解説
さらに、利根川の河川敷に開設したテーマパーク「境リバーサイドパーク」に移動。「境町を一大観光スポットにしたい」との町長の想いで、同町が購入された立ち乗り型電動二輪車「セグウェイ」に中山学長はじめ成相 修 地域連携センター長らも乗車し、一同で乗り心地を体験しました。その後、「高瀬舟」も臨時で出航していただく等、境町の見どころをくまなくご案内いただきました。
セグウェイに試乗する中山学長
臨時便で出航した「高瀬舟」に乗船
その後、締結式に臨み、最初に橋本正裕町長から「本日は大変喜ばしい日となりました。これからイノベーションを起こして、先進的な地域に臆することなく、境町と麗澤大学が連携し発展する礎を築きたい」との力強いお言葉を頂戴しました。中山学長からは「アイデアが豊富な町長のもとで、大学が持つ知見や学生の活動の場として、共に手を取り合っていきたい」と応じました。
橋本正裕町長からのご挨拶
中山 理 学長からの挨拶
次に、成相地域連携センター長からは「今回は人と人との『縁』によって包括協定を締結する運びとなった。他者とのよりよき関係性を築くことが本学の特色でもあるため、若者にスポットを当てて地方創生の一端を担っていきたい」と発言。その後の記者会見でも活発な質問が寄せられました。
経緯と今後の展開について趣旨説明する、成相 修 地域連携センター長
協定締結式記念撮影の様子
今後、境町は「魅力的な街づくり」のために本学の知的・人的資源を大いに活用し、本学はインターンシップをはじめ学生の学びの場としてフィールドワークやボランティア先として境町を活用するなど、様々な連携が期待されます。
協定のニュースが「茨城新聞(平成27年10月14日付)」でも取り上げられました。
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