外国語学部 外国語学科
英語・リベラルアーツ専攻
英語をベースに国際社会で通用する
教養と多角的な視野を身につける
専攻の特⻑
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英米などの歴史と文化を学ぶ「地域研究」や映画・音楽などのメディアを扱う「文化研究」を通して、幅広い教養と実践的な英語力を養成します。
3つのポイント
- 英語圏の社会・文化・歴史を学ぶ
- 英語でのリサーチとプレゼンテーションで実践的な英語力を身につける
- リベラルアーツ科目の学びを通じて多角的な視野とグローバルな教養を養う
4年間の流れ
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1年次
英語圏の文化・社会を学び、英語で発表する力をつける
まずは英語力の底上げをしていく第一歩。1・2年次の週6コマの少人数英語クラスで集中的に学びます。そして英語でリサーチし、プレゼンテーションができる基礎力を養成。ペアワークや対話を通して、物事の理解や考えを深めていく手法を学びながら、英語圏の文化や世界の社会通念を理解していきます。
例Research on Area Studies A/B、グローバル・スタディーズ A/B、Western Thought & Culture A/B
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2年次
世界中の文化や社会に関する問題を英語で調べ考え発表する
1年次からの「オールイングリッシュ・クラス」で英語力をさらに伸ばしながら、英語でのリサーチやプレゼンテーション力を磨きます。メディアリテラシーと批判的思考力を培う「文化研究」、グローバル化や世界の諸問題を理解する「グローバル・スタディーズ」、そして北米や英国の歴史と文化を総合的に学ぶ「地域研究」の学習を進めます。
例Research on Cultural Studies A/B、Area Studies A/B、英米文学概論
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3年次
映画・ドキュメンタリー・ニュースなどを題材に世界の課題にアプローチ
1~2年次に身につけた英語力を背景に、より専門的な知識を手に入れて、多様性と調和、ウェルビーイング※などグローバル社会の諸問題にアプローチします。映画やニュースなども題材・教材にしながら、ICTを駆使した体験型学習で学びます。
※個人の権利や自己実現が保障され、身体・精神・社会的に良い状態にあること。例Analytical Reading A/B、Advanced Global Studies A/B、Media and Culture A/B
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4年次
客観的・多面的・公正な視野と教養を身につける
英語学習と外国研究を通して獲得した複眼的な思考を深め、他者への共感や思いやりをさらに育みます。目指すのは、豊かな人間性と教養によってグローバル社会をリードする、バランスの取れた社会人です。
例Advanced Cultural Studies A/B/C、Gender Studies A/B、Advanced Area Studies A/B/C、専門ゼミナール
授業紹介
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Research on Cultural Studies A/B
担当:森 秀夫 教授
英語・リベラルアーツ専攻2年生の中心科目で、自分の関心のある文化的・社会的問題についてリサーチを行い、その結果を英語でプレゼンテーションする能力を育成することを目指します。そのため、授業では英語を読んで理解する活動、理解したことを英語で伝える活動、発表のための活動を行います。
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Gender Studies A/B
担当:コリンズ, クリスティ 准教授
All Englishの授業で、ジェンダーに関する概念を理解するとともに、各社会の中で、ジェンダー関連の問題がどのような影響を及ぼしているかについて批判的に検討します。そして日本や他国の状況を具体的な事例とともに理解していきます。授業ではポスタープレゼンテーションの形で発表を行います。
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Advanced Area Studies A/B
担当:トリキアン, マーウィン 教授
All Englishの授業で、イギリスについての総合的な理解を目指します。イギリスの地理的な多様性、政治制度や歴史、アイデンティティとナショナリズム、多文化共生に対する考え方、そして食べ物や音楽、文化・芸術に至るまで、映像やスライドも活用した授業で学んでいきます。
学⽣インタビュー
この専攻を選んだ理由は?
一番の理由は、英語を勉強したいという強い思いがあったからです。きっかけは些細なことで、洋楽や洋画が好きで、それらを翻訳なしで楽しみたいと思ったことが始まりでした。さらに、英語を通じて英語圏の文化や歴史を学べることにも大きな魅力を感じました。地域によって発音や単語には大きな違いもあれば、細かな違いもあります。この専攻では、それらを幅広く学ぶことで、自分の英語力を多方面からさらに高められると考えました。
特に力を入れて学んでいることは?
映画を題材にした授業を多く履修しています。映画は、政治や人間関係、環境といった社会の細かな側面を描写しやすい媒体であり、生の英語を通じてそれらを直接感じ、学べる点がとても魅力的だと感じています。また、必修科目などでは、自分の考えや意見を他者に発表・共有する機会が多くあります。そのおかげで、自分の物事への考え方を客観的に振り返ると同時に、発表時の自分の見せ方を知ることができ、さまざまな授業において役立っていると実感しています。

取得できる資格
中学校教諭一種免許状(英語)※/高等学校教諭一種免許状(英語)※/TOEIC®/ TOEFL®/実用英語技能検定試験(英検)/Goethe-Zertifikat/ÖSD-Zertifikat/ドイツ語技能検定試験(独検)/ HSK(漢語水平考試)/中国語検定試験(中検)/中国語コミュニケーション能力検定(TECC)/韓国語能力試験(TOPIK)/ハングル能力検定/ITパスポート/基本情報技術者試験/(公財)CG-ARTS協会 Webデザイナー検定 ベーシック・エクスパート/(公財)CG-ARTS協会 マルチメディア検定 ベーシック・エキスパート/MOS(Microsoft Office Specialist)/日商簿記検定3級
※主に英語コミュニケーション専攻、英語・リベラルアーツ専攻が対象
⽬標とする進路
旅行・観光、ホテル、物流・国際輸送、メディア・文化産業、中学・高校の英語教員など
英語・リベラルアーツ専攻インタビュー
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