2025年7月、麗澤大学経営学部に着任した深谷友理助教。管理会計を専門とし、「簿記原理」「管理会計論」「コストマネジメント/原価計算論」等を担当されています。研究の世界から教育現場へ飛び込み、今まさに新たな挑戦が始まった深谷助教に、後編では「先生」として、そして20代の「同世代」として感じる麗澤大学の魅力を伺いました。
麗澤大学で感じた「大学らしくない」魅力
―教鞭をとり始めて、まず感じた麗澤大学の印象を教えてください。
キャンパスは緑が多くとても綺麗なのはもちろんですが、何より驚いたのは、先生と学生の距離がとても近いということです。

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私自身の学生時代は、大講義室で先生の話を一方的に聞く授業が中心で、ゼミナールに所属するまで教員との関わりはほとんどありませんでした。しかし麗澤大学では、どの授業も「小規模ゼミ」のような雰囲気。先生と学生が気軽に声をかけ合っていて、とても温かい空気が流れています。
私が担当する1年次生の基礎ゼミナールもまさに"クラス担任"のような授業で、面談や日頃の学生生活の相談など、一人ひとりに寄り添った教育を大切にしています。
学生を近くに感じて関わりを持つことで、理解度や表情の変化がすぐに伝わり、教える側としてもとてもやりやすい環境です。
管理会計を「自分ごと」に。身近なテーマで体感させる授業づくり
―授業で意識していることを教えてください。
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日々感じているのは、「伝える」ことの難しさです。研究は専門家同士のコミュニケーションですが、学生の多くは簿記や会計に初めて触れます。自分では伝わっているつもりでも、学生には届いていないことがあります。
だからこそ、一人ひとりの反応を見ながら、言葉を選び、説明をかみ砕くことを常に意識しています。「伝わっていない」と感じたら、その場で言い換えたり、例えを加えたりして補足をするようにしています。

また、管理会計は「遠い分野」と思われがちなので、学生自身の計画づくりと結びつける工夫をしています。
たとえば、大学4年間の目標を掲げてもらい、どの時期にどれだけ時間やお金を投資するか。こうした身近なテーマを使って、管理会計の考え方を体験してもらっています。
研究を理解するのと、人に教えることは全く違います。学生のおかげで、私自身も改めて会計の奥深さを学びなおしています。
大学は「興味の種」を見つける場所
―学生にはどのような大学生活を送ってもらいたいですか?
大学は、興味のあることを見つける"きっかけづくり"の場所にしてほしいと思います。

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勉強しようと身構えてしまうと踏み出しにくいですが、大学では将来役立つ多様な知識に触れられます。私自身も最初は何もわからなかったところから簿記に出会い、管理会計という自分にハマる分野を見つけました。
会計や簿記は特に実用的な知識で、お金の計算は人生において絶対に関わってくるものです。難しそうに見えますが、学び始めると意外と面白いものです。社会に出てから「もっと真面目に勉強しておけば...」とならないよう、学生のうちにしっかり触れておくことをおすすめします。
会計の価値を伝え、管理会計の魅力を広げたい
―今後の目標を教えてください。
研究を通して社会に貢献したいという思いがある一方で、教育にも大きなやりがいを感じています。簿記の授業で学生が頑張っている姿を見ると、心から応援したくなります。
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管理会計は必ずしも人気の高い科目ではありませんが、会計はどんな業界でも必要不可欠です。自分の会社を見る時も、投資をする時も、社会の仕組みを理解する上でも会計の知識は切り離せません。
だからこそ、一人でも多くの学生に興味を持ってもらえるような授業を心がけていきたいと思います。そして、管理会計の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいですね。

麗澤大学は、少人数ならではの距離の近さや面倒見の良さがあり、学友はもちろん、教員との交流も将来の大きな財産になります。近い将来、キャンパスや教室で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。



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