【後編】実践型学習が"苦手"を変えた――バナナシフォンケーキ開発から広がる挑戦
経営学部の増田加恋さんは、引っ込み思案だった性格が麗澤大学での学びを経て大きく変化。バナナシフォンケーキの商品開発、学園祭実行委員会でのリーダー、オープンキャンパススタッフといった様々な挑戦を通じて、「自分にもできる」という確かな自信を掴んでいきました。後編では、プロジェクトを通じて得た学び、学園祭実行委員会での経験、そして麗澤大学の魅力について伺いました。
※取材時、2年次生
教科書を飛び出し、実践で得られる深い学び
バナナシフォンケーキ開発プロジェクトを通じて、ただ「机の上で学ぶこと」と「実際に取り組むこと」はまったく違うと実感しました。計画通りに進まず何度も壁にぶつかりましたが、「どうすればいいか」を考え、動く力がつきましたし、お客様の生の声を聴く経験は何よりの学びになっています。

-
特に学びが大きかったのは、企業の方々とのやり取りです。プロジェクトを進めるため、バランゴンバナナを輸入販売している企業様や、協力していただける企業様に自分たちでメールを送り、プロジェクトの趣旨を説明して協力をお願いしました。近藤先生からもアドバイスをいただきながら、学生らしい熱意が伝わる失礼のない文章をじっくり考えて送りました。「大学生が頑張ってるんだね」「応援してるよ」と温かい言葉をいただけた時は、本当に嬉しかったです。社会に出たら必要になるマナーやコミュニケーション力を、授業ではなく実践で身につけられていると感じます。
日常にも根づき始めたSDGsへの意識
私自身の生活にも変化がありました。もともと偏食で、嫌いなものは残してしまうことが多かったのですが、最近は廃棄してはいけないという気持ちが強まり、完食できるようになりました。
また、アルバイトをしているコンビニで、日々廃棄される食べ物を見て複雑な気持ちになっていたのですが、どうすれば廃棄を減らせるかを考えるようになりました。「今、肉まんが出来上がったばかりですよ」「こちらお安くなっているので一緒にいかがですか」とお客様に呼びかけたり、売れない時間帯を把握してホットスナックの販売数を調整したりと、行動にも移しました。すると店長から、「増田さんが入ると売れ行きがいいし、廃棄が少ない」と言ってもらえたのです。自分なりに工夫し行動することで、成果につながっているのが嬉しいですし、大学での学びが日常にも活きているのを実感しています。
学園祭実行委員で磨いた、やり抜く力と行動力
-
そのほかにも、たくさんの挑戦の機会を得られるのが麗澤大学の魅力です。私は1年次に、学園祭実行委員会の対外局に入りました。対外局は、外部との連絡調整や警備を担当する部署です。学園祭の1週間前、急遽「対外局のリーダーをやってほしい」と声をかけられました。任されたからには頑張りたいと思い引き受けましたが、想像以上に大変な役割でした。指示を出す経験が少なかったこともあり、最初はメンバーをうまくまとめられず、頼りない進行になってしまいました。

それでも、先輩方からアドバイスをもらい、シフト調整、メンバーの配置、ほかの局との連携などを少しずつ自分でこなせるようになりました。準備期間は本当に大変で、プレッシャーから涙してしまうこともありましたが、当日は弱音を吐かず、前向きにやり遂げようと決めて臨みました。学園祭が終わった時、先輩方から「よく頑張ったね」「急遽リーダーになって大変だったと思うけど、誰よりもよく動いていたよ」と声をかけていただき、自分の努力が報われた気がして本当に嬉しかったです。現在は、オープンキャンパスのスタッフにも推薦していただき、挑戦の幅がさらに広がっています。こうした経験を重ねる中で、人前で話すことへの苦手意識も薄れ、自分の意見をしっかり伝えられるようになりました。
少人数制だからこそ自分自身を知ってもらえる
大学は規模が大きく、多くの人と関わるイメージがあるかもしれません。しかし麗澤大学は、少人数制の深い関わりを大切にしてくれます。先生方も学生一人ひとりの名前をきちんと覚えてくれていて、やってみたいことは全力で応援してくれます。学生の主体性を尊重する文化があると思います。

-
また、廊下で会えば「最近どう?」と気さくに声をかけてくれるので、私も気軽に先生方に相談しています。将来については、まだはっきりとは決まっていませんが、近藤先生からは「AIなどの技術的な方向よりも、様々な人を巻き込んでつくりあげる仕事が向いていると思うよ」という助言をいただきました。私自身も実践型学習を通じてマーケティングや企画に興味がわいてきたので、AIなどのテクノロジーと人をつなぎ、誰かの心を動かせる仕事ができたら楽しいだろうなと考えています。まだ迷っている部分もありますが、大学生活を通じて少しずつ自分の方向性が見えてきているように感じます。
自分らしく、夢中になれる場所を見つけてほしい
大学選びでいちばん大事なのは、自分らしさを活かせる場所を見つけることだと思っています。校風や学費など、考えることはたくさんありますが、自分の時間を自由に使えて、やりたいことを応援してくれる環境を選んでほしいです。麗澤大学は、「どんどんチャレンジしよう」と背中を押してくれる場所です。
-
大学生は色々なことに挑戦できる時期だと思います。アルバイトに一生懸命になってもいいし、勉強に熱心になるのもいい。企画に力を入れるのもいい。大切なのは、自分らしさをどう発揮できるかです。私自身も自分らしさを大事にしたことで打ち込めるものが見つかり、周囲も驚くくらい成長できています。実家に帰った時、母に「本当に変わったね、私も大学行ってみようかな」と冗談交じりに言われたほどです。オープンキャンパスなどに積極的に参加して、自分に合う大学を見極め、ぜひ一歩を踏み出してみてください。




麗澤大学の最新情報をお届けします。