キャリア・企業との関わり
2019.10.17|最終更新日:2022.06.15|

【後編】世界で勝負する企業で、一番を目指す~私の就職活動物語~

【後編】世界で勝負する企業で、一番を目指す~私の就職活動物語~
今井 俊佑
外国語学部 ドイツ語・ドイツ文化専攻(現在のドイツ語・ヨーロッパ専攻)2020年3月卒業
3歳からサッカーを始め、今も地元の社会人サッカーチームに所属。2年次の10月から3年次の8月まで、ドイツ・テューリンゲン州にあるイェーナ・フリードリヒ・シラー大学に留学。留学期間中は、オランダのサッカークラブでインターンシップを体験。コーチのアシスタントを務め、子どもたちにサッカーを教えるなどアクティブに過ごす。
目次

    どんな企業で、どんな仕事をしたいのか?面談を重ねて明確になりました

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    私の就職活動で欠かせない存在が、麗澤大学のキャリアセンターです。ドイツ留学から帰国した3年の夏からは、ずっとキャリアセンターの皆さんにお世話になりっぱなしでした。中でも長谷川さんと笹井さんには、面談や志望動機の添削など、週に何回もご指導いただきました。お二人がすごいのは、私が自分でも気がついていない想いや考えを、引き出してくれること。何度も面談を重ねることで、自分がどういうところで働きたいのか、どんな仕事をしたいのか、どんどん明確になっていきました。

    「世界で勝負したい」という私の気持ちを文章でどう表現したらいいのか悩んでいた時も、長谷川さんが「世界の企業やそこで働く人たちを相手に、目に見える結果を出したいということじゃないかな」「今井さんらしい、真っすぐな表現をしたらいいと思うよ」などと導いてくださったおかげで、私の想いがしっかりと伝わる志望動機を書き上げることができたと思います。

    キャリアセンターの「グローバル企業研究会」も参加し、活用しました。グローバル企業を目指す学生が集まって、企業のリサーチをしたり、その結果を発表したりする研究会なんですが、企業研究のノウハウを知ることができたし、マブチモーターがグローバル企業だと知ったのも、この研究会です。私一人では情報収集の仕方すらわからなくて、就職活動がきちんとできなかったと思いますが、キャリアセンターの皆さんのおかげで、道が開けました。

    キャリアセンターは心の拠り所。内定後も通っています(笑)

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    企業の方々にも言われたことがあるのですが、麗澤大学のように、マンツーマンで学生一人ひとりに親身に寄り添ってくれるキャリアセンターは珍しいと思います。そんなキャリアセンターは、私にとって心の拠り所。結果がダメだった時も、なかなか家族には素直に言えませんでしたが、キャリアセンターの皆さんには結果を素直に報告できました。それだけで気持ちがスッキリした気がします。長谷川さんたちが「そうかぁ。じゃあ、次は〇〇社の面接だね」といつも前を向かせてくれたから、ネガティブな気持ちを引きずることなく、辛い時も立ち止まらずに進むことができたと思います。

    皆さんも就職活動で行き詰まった時は、一人で思い悩むより、キャリアセンターに行ってみてください。立ち止まっている間に、チャンスを逃してしまうのが就職活動。キャリアセンターに行けば「辛くても足を動かし続ける」ように仕向けてもらえるし、知識や情報も得られ、視野が広がりますよ。ちなみに、私は今も尚、相談や報告など、何かにつけキャリアセンターに通っています(笑)。就職内定をいただいた今でも変わらず優しく対応してくれるセンターの皆さんには頭が下がります。

    「これでいいや」は通用しない。行きたい企業へ就職するためには、妥協しない!

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    就職活動で心がけていたのは、妥協しないこと。人生の多くを過ごすことになるであろう就職先を選ぶのに「これでいいや」では済ませたくなかったし、生半可な気持ちでは、本当に就職したい企業に内定をもらえないと思ったからです。企業研究も徹底的にしたし、履歴書一つをとっても、たとえば5mm間隔で書いていて少しでもずれたら書き直す...くらいに完璧を目指しました。それが読みやすさにもつながるし、企業に対する、私なりの誠意だと思ったのです。何より、徹底的にやって、それでもダメなら、自分でも納得がいきますからね。

    就職活動をとことんやってみて良かったのは、志望する企業に就職できたことはもちろんですが、自分が成長できたことです。一番身近な社会人の大先輩である父親から仕事の話を聞いたり、キャリアセンターの方からもいろいろなアドバイスをいただいたり、様々な企業の方々とやりとりをする中で、社会人としての自覚が芽生え、今後社会人として必要なコミュニケーションスキルも少しは身についたかなと。

    今後の目標は、どのポジションについても一番になること、そして「今井くんがいないと!」と、皆から必要とされる人材になることです。今、この入社までの時間で少しでも力をつけて、新入社員でありながらも、即戦力となれるように準備したい。いつまでも「皆と同じ」では意味がないと思い、この夏アメリカに留学して、英語力をさらにブラッシュアップしてきました!

    いろいろな大学を見て、自分が本当に行きたいところを選び抜きましょう!

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    私は、大学で時間がある時は大抵、先生方がいる研究棟のソファで過ごしています。というのも、そこで勉強していると、先生方が通りかかって「また英語の勉強?ドイツ語も勉強しなさいよ(笑)」などとフランクに話しかけてくれて、それが嬉しいんです。よく、麗澤大学の学校案内パンフレットに「教職員との距離が近い」とありますが、あれは本当。教職員の方たちが程よい距離感で見守ってくださる環境は、安心感にもつながっています。

    就職活動と大学選びはどこか似ていると思います。家族からよく「留学もできたし、希望の就職先も決まって、麗澤大学に入学して良かったね」と言われますが、本当にその通りだなと思います。皆さんもぜひ、いろいろな大学を見て、その中から、自分が心から4年間ここに通いたいと思える大学を選び抜いてください。そうすれば結果はどうであっても納得できる結果になると思います。いろいろな大学を見るのは楽しくて、世界感も広がると思いますよ。

    就職活動でも同じこと。インターンシップに積極的に参加したり、たくさんの人と会って自分の視野を広げたからこそ納得のいく就職活動ができました。大学も就職先も自分の陣人生の大きな決断です。きちんと選択して本当に良かったと思っています。

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