経済学部
2022.04.26|最終更新日:2023.10.04|

【前編】AI+αが私の強み! AI・ビジネス専攻で即戦力となる人材を目指す

【前編】AI+αが私の強み! AI・ビジネス専攻で即戦力となる人材を目指す

2020年4月に経済学部に新設されたAI・ビジネス専攻。その1期生である岩井さんに、どんなことを学んでいるのか? 学んでみての感想を伺いました!

岩井 萌々香
経済学部 経営学科 AI・ビジネス専攻 2020年入学
千葉県出身。高校では軽音部に所属し、ヴォーカルを担当。最近の趣味は読書。今読んでいるのは、諏内えみ著「『育ちがいい人』だけが知っていること」。
目次

    パソコンにほとんど触れたことがない文系の私がAIの道へ!

    私がAI(人工知能)に興味を持ったきっかけは、高校生の時に「Detroit: Become Human」というゲームの実況動画を見たことです。人間の知能を上回るAIと人間との物語を描いたゲームで、当時、「AIってすごいな、怖いな...」と思ったのが第一印象でした。

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    • 高校3年生の時、将来やりたいことを見つけられず進路に悩んでいた私は、さまざまな職業について調べました。しかし、興味のある職業はどれも、家族や友達から「その仕事は将来、AIに奪われてしまうよ」と言われ、自分の中で選択肢が狭まってしまいました。どうしようと悩みぬいた末「自分がAIを使う仕事に就けば良いのか!」と思い切って発想を転換することに。そしてAIを学べる大学を調べてみると、麗澤大学にAI・ビジネス専攻が新設されることを知り、自宅から通学しやすいこともあって麗澤大学に進学を決めました。

    入学前は、「AI=理系」というイメージを持っていたので、「パソコンにほとんど触れたことがないし、AIについて何もわからない文系の私でも授業についていけるのかな?」、新設されたばかりの専攻なので「そもそもこの専攻はどんなことを学ぶのだろう?」という不安もありました。けれどもまずは挑戦してみよう! と決意したのです。

    ビジネスのおもしろさに魅了された「基礎ゼミナール」

    1年次に、AIとはどういうものなのか基礎と概要を学び、2年次の今は、AIの基礎技術を学んでいます。この専攻で学んでいて驚いたことは、たとえば経営学や道徳の授業などAI以外の学びを深める授業も充実していたことです。どの授業も興味深く、自分の成長につながっていると感じています。

    特に印象に残っている授業は、1年次の必修科目「基礎ゼミナール」です。この授業では、企業が実際に抱える課題に対し、学生がいくつかのチームに分かれて解決策を提案します。チームごとに授業でプレゼンテーションを行い、そこから選出されたチームが企業の方々に向けて自分たちで考えた企画を提案することができます。

    • 私たちのチームは、はっ酵乳・乳酸菌飲料の専門メーカーの日本ルナ株式会社のご担当者様からいただいた課題を担当。日本ルナの強みを活かした、これまでにないヒット商品を生み出すミッションに挑戦しました。私はチームリーダーを務め、「皆でやるからには企業の方々の前でプレゼンテーションをしたい!」とやる気に満ち溢れていました。皆で協力し合いながら、日本ルナを徹底的にリサーチすることから始め、アイデアを練り上げた結果、見事選出され、企業の方々に向けてプレゼンテーションする機会を得ることができました。そして、その結果1位に選ばれ、優秀賞をいただくことができました。

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    リーダーとして私が心がけたことは、チームの皆が発言しやすい環境をつくることです。というのも、経営者のリーダーシップについて学ぶ授業の中で、社員の意見を大切にする会社はきっと良い会社となり、良いモノを生み出せるということを知りました。この学びは企業経営だけでなく、プロジェクト運営にも活かせると思い、実践してみることに。授業以外の時間にもできるだけメンバーといろんな話をして、何でも話しやすい雰囲気づくりを意識しました。すると、グループワークでも「これはどうかな?」「それも良いけど、このほうがもっと良くない?」とさまざまな意見が飛び交い、私たちの企画案はどんどんパワーアップしました。最終的には本当に素晴らしい企画案ができたので、私のリーダーとしての進め方は間違っていなかったと嬉しくなりました。

    チーム一丸となってひとつのものを成し遂げたことで、達成感を感じることができましたし、商品開発のおもしろさや苦労を経験することもできました。入学前は、AIのことで頭の中がいっぱいでしたが、この授業を通してビジネスのおもしろさに気づくことができました。

    将来、仕事で役立つ学びがたくさんある。今もアルバイトで実践しています!

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    • AI・ビジネス専攻は、日常生活ですぐに役立つ学びも多いです。たとえば、企業の道徳観をテーマにした授業、経営学概論では、お客さまが注文を決めるまでじっと待つのではなく、お客さまに寄り添い、本当に求めているものを理解し、最適な商品を提供することが顧客満足度につながるということを学びました。早速、アルバイト先のコーヒーショップで実践しようと、コーヒー豆を買いに来たお客さまに、どんな時に飲みたいか、どんな味や香りがお好みかを伺った上でコーヒー豆をおすすめしてみました。すると、お客さまとの会話が弾み、喜んでいただけることが驚くほど増えたのです。このような経験ができたのも、大学での学びがあったから!

    さらに、1年次に習得したパソコンスキルも日常生活で役立っていますよ。私は、入学前までパソコンをほとんど使用したことがありませんでしたが、今では、質の高い資料やレポートを作ることもできています。課題を提出する時には、授業で得たノウハウを活かして効率的に少しでも見やすいように工夫しています。アルバイト先では、売上などの日報をExcelで管理していますが、新たな計算式を入れて仕組みを作ったり、Wordを使い、店内のポップ広告などを作ることもあります。どれも些細なことですが、こうして授業で学んだことを普段から積極的に実践していけば、将来の仕事でもすぐに役立つと思います。

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