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利益の追求から、持続的な発展へ。
社会の分断ではなく、課題を解決する手段へ。
新たなフェーズを迎えているテクノロジー。

2024年4月
麗澤大学は新しい工学部を開設します。

未来を想い描く「デザイン力」と
テクノロジーを活かした「解決力」を身につけ、
人と社会のあるべき明日を仲間と一緒に実現できる
エンジニアを育成するために。
人を想い、社会のために技術を活かしながら
時代の変化とともに自らを成長させる
学びが、ここからはじまります。

こんな人におすすめ

  • 最先端の技術や知識を駆使して
    社会課題を解決したい
  • 高い技術力未来をデザインできる
    力を身につけたい
  • 社会の中で自らを常に進化させ
    生涯にわたり活躍したい
  • 仲間と協働国内外で活躍する
    エンジニアになりたい

工学部
工学科の学びとは

麗澤大学の「知徳一体」の教育理念のもと、人、社会、環境など自分たちを取り巻く「世界」の本質を洞察し、テクノロジーとコミュニケーションを通じた課題解決をリードする人材を育成します。
数理系科目やプログラミングを1対1で支援するiStudio(Innovation Studio)を通じて学びを続けるための基礎力を強化します。

情報システム工学専攻

AIやIoTなどの最先端のテクノロジーを活かしながら、愛のあるテクノロジーを展開するITエンジニアへ

情報技術には課題解決のための無限の可能性があります。デザイン思考でユーザに共感しつつ、企業や社会で本当に求められている情報システムをデザインする力を身につけます。そこに、ITシステム開発に重要なプログラミングやデータベース、セキュリティの知識を学びながら、AIやデータサイエンスなど最先端技術を利活用する技能も身につけます。実践的なプロジェクトの経験を通じて、IT領域の専門家として、企業や社会の課題解決に貢献する人材を育成します。

どんな社会ニーズに対応できる?

高齢者の生活の質の向上を支援するAIアバター「トモニ」

精度の高い対話型AIが登場し、我々の日常にもAIが進出してきます。一人暮らしの高齢者の健康や生活の見守りは大きな社会課題です。高齢者のデータを収集し、アドバイスするAIアバターを開発し、高齢者がいきいき暮らすサポートをしています。

ロボティクス専攻

これからの社会で必要とされるロボットをデザイン・活用するロボティクスエンジニアへ

社会のあらゆる現場でロボットがどのように必要とされているのかを実際に体感し、IoTを含むセンシング工学、プログラミングおよび機械工学に関する能力、データサイエンススキルをロボットシステムに関連づけ、これからの社会で必要とするロボット技術の企画やデザイン、活用ができるロボットエンジニアを育成します。

どんな社会ニーズに対応できる?

福祉介護で用いられるロボットアーム

様々な負担が多い介護の場面でロボットの活用も進んでおり、移乗支援、入浴支援、見守りやコミュニケーションなど特に人的負担を軽減できるような介護ロボットの開発、利用がされています。重い物は力強く、柔らかい物は優しく、柔軟に適切に役立ちます。

カリキュラム

工学部専門科目

情報システム工学系科目
計算機科学の基礎、ソフトウェア工学基礎、システム開発の基礎、データベース、ソフトウェア設計・設計応用・開発の実際、データベース設計、アプリケーション・ウェブシステム開発、セキュリティなど
ロボティクス系科目
物理基礎、力学、ロボティクス基礎、メカトロニクス基礎、ロボット製作実習、ロボット設計、機械工学基礎、ロボット機構学、ロボット制御、センシング工学、社会ロボティクス、制御工学、知能ロボットシステムなど

工学部共通科目

プロジェクト
推進系科目
工学的思考法、プロジェクトマネジメント、人間工学、社会システムのデザインと技術など
数学系科目
基礎数学、幾何、微分積分基礎・応用、線形代数基礎・応用、統計学
ゼミ系科目
入学直後のスタートアップセミナー、1年次〜2年次の担当制ゼミ、3年次のプロジェクト研究、4年次の卒業研究など
社会課題系科目
デザイン思考A・B、未来工学特論A・B、麗澤流エンジニアA・Bなど

全学共通科目

道徳科目
道徳科学A・B、経営と道徳A・Bなど
世界の言語科目
English for Communication
キャリア科目
成長のための基礎とキャリア、業界企業研究とキャリア形成など
データサイエンス
科目
情報リテラシー、AIビジネス入門、プログラミング基礎など
リベラルアーツ
科目
経済学入門、経営学入門、人工知能入門、麗澤・地域連携ゼミナールなど

pick up

グローバルな環境のもと、よりよい未来をひらくエンジニアにとって必須となるスキルを身につけます。

iStudio
iStudioのiは、イノベーションのi。1対1で、数理科目やプログラミングなどの学びを支援するコミュニティースペースです。協創コンペティションや最新テクノロジーの勉強会なども開催します。「試験問題が解ければOK」ではない数理的な知識とスキルを身につけます。
エンジニアのための英語学習
エンジニアに不可欠となっている英語での技術文献の読解力やコミュニケーション能力の向上を目指す科目を設置しています。また、正規の授業科目以外にも多機能自主学習フロアとしてグローバル教員が常駐するiFloor(International Floor)を積極的に利用することで語学のスキルアップを目指します。

学びの特長

総合大学の特色を活かした文理横断・文理融合型の学びを実現。
社会のさまざまな課題について多様な人々と協働しながら自ら考え、実践する実社会に活かせる学びを展開します。

  • アイデアを形にする力を手にいれる

    AI・IoT・ロボティクスなど最先端のデジタル技術やソフトウェア工学の知識を、演習やPBL(課題発見解決型学習)などの実践的な形式で身につけ「アイデアを形にする力」を養います。

  • 解決策をデザインする力を磨く

    自身を取り巻く地球環境や社会構造を正しく理解したうえで、課題解決手法の学習と実践によって、デザイン思考や工学的思考法をもとに「解決策をデザインする力」を磨きます。

  • 多角的な観点から社会を理解する

    社会・経済・文化・歴史・倫理など工学的な知識にとどまらず「多角的にモノゴトを捉える視座と理解力」を育み、学ばせるのではなく、自らが学べきことを発見する人材を目指します。

  • 技術者としての倫理観を醸成する

    多様な価値観や社会的なルールを前提としながら、これからの時代に求められる「技術者としての倫理観」を問い、最先端の知識や技術を人や社会のために活用できる力を養います。

  • 「学び方」を学び、深める

    自ら課題を発見し、調査・分析・検証・発表・振り返りをする一連の流れを繰り返すことで人生の基盤となる学修力を育み、生涯にわたり主体的に学びつづける姿勢を身につけます。

  • 仲間とともにチームで協働する

    多様な専門スキルを持つ仲間とともにチームで実施する演習・実習・グループワーク・ケーススタディの機会を豊富に設け、「チームワークの大切さや難しさ」を実践的に理解します。

  • 4年間の成長を支える「EdTech」

    最先端技術を活用して学生一人ひとりの成長をデータ化。日々の学修支援に加えて、個々に最適な勉強やキャリアを提示するなど、データに基づく精密なサポートが強い味方となります。

学部長メッセージ

社会の課題を解決し、
人々を幸福にする
エンジニアを育てます。

柴崎 亮介 副学長/教授
(工学部学部長)

技術万能の時代だからこそ、「技術をどう使うか」が今まさに問われています。例えば、ドローンは僻地に医薬品や輸血用血液などの運搬に役立っていますが、一方で、爆弾を積む兵器としても使われています。このように、技術者の育成にはモラルや倫理観を養う教育は欠かせません。麗澤大学は創立以来「道徳教育=人間教育」を教育の柱とし、社会貢献できる人材の育成に力を注いできました。工学部においてもこのモラルを養う教育を大切にしながら、人や社会の困りごとをデジタル技術で解決できるエンジニアを育てていきます。

もう一つが、エンジニア人生を充実させるための考え方・取り組み方を教えること。どんな最先端技術も10年後には時代遅れになります。それを予測して学び続ける力やチームで課題に取り組むための人間力を養い、卒業後のキャリアを充実させるためのマインドの持ち方をアドバイスし、自分の力と成長が社会に役立つことに喜びを感じるエンジニアになってほしいと考えています。

これからのエンジニアに必要なのは問題解決力。この力を「デザイン思考」で養います。社会の困りごとに共感し、本質的な課題を見つけ、そして、解決のための道筋をデザインし、技術力を活かして形にします。もちろん一人の技術力や研究力には限界がありますので、自らチームや組織を立ち上げ、多くの人の力を問題解決に向けて結集できるような人材になってほしいと願っています。

情報システム工学専攻

教員メッセージ

愛のあるアプリやAI開発に挑み、
楽しく豊かな未来をつくりましょう。

小塩 篤史 教授

情報システム工学専攻では少人数体制で一人ひとりの個性を尊重しながら学びを支援していきます。細やかな指導を通してデザイン思考や工学的な考え方など一生もののスキルを身につけ、プログラミングやシステム開発の実践的な知識を修得することが可能です。また、実践的なプロジェクトでチーム一丸となり、課題を解決するプロセスを体験し、社会で実践・応用できる力を高めます。どんな時にも好奇心を大切に、あらゆることに興味を持ってください。学習は一生涯続くので、その基盤をつくるために自分が居心地よく、楽しく学べる場所を選んでほしいです。

pick up

システムエンジニア特論A・B

情報システムでの学びを集大成する講義です。
実際に企業や地域の組織と連携し、ソフトウェアづくりのために学んだ知識やAI、IoTの知識を総動員し、社会課題や企業課題の解決に貢献する新しいソリューションを開発します。
社会や実務家との対話を通じて、システムエンジニアとしてやりがいを感じ、モチベーションを高める講義です。

目指す資格
  • 基本情報技術者
  • ITパスポート
  • 情報セキュリティマネジメント
  • MOS(Microsoft Office Specialist)
  • 応用情報技術者
  • Python3 エンジニア認定基礎試験
想定される進路

アプリケーションやシステムの開発・運用を通して、人々の暮らしやビジネスにおける課題を解決に導く「ITエンジニア」を輩出します。

具体的な進路例

IT、コンサルティング会社、メーカー通信事業者、医療・福祉・教育、DXの推進やIoT技術の活用を進めたい各種行政機関や企業、スタートアップ・ベンチャー企業 など

ロボティクス専攻

教員メッセージ

アイデアを具体的に形にして動かし、
実社会に役立つロボットを開発します。

鈴木 高宏 教授

ロボティクス専攻では、数学やプログラミングに加え、ものづくりやデザインについても少人数体制できめ細かい指導を行います。また、緑豊かで広大なキャンパスを活用し、企業や地域の協力も得ながら実践的な知識と技術の体得を目指します。幅広いスキルを必要とするロボティクス専攻では、特にチームやグループでの演習・実習を重視し、仲間とともに生涯に活きる力を育みます。ロボットという言葉はチェコ語の「労働」を語源とし、人の労働を肩代わりするものとして誕生しました。しかしロボットは「道具」ではなく「パートナー」として人や社会にどのように貢献できるか考えていくべきです。未来の「愛あるロボット」を一緒に学び、考え、創りましょう。

pick up

ロボット設計Ⅰ・Ⅱ

ロボット製作における機械製図の図示法から、分析・仕様・設計まで理解を深め、専門的な知識と社会に活かすための解決方法を学びます。

想定される進路

ハードウェアとソフトウェア両方の技術を土台に、より良い社会に貢献するロボットをつくり出す「ロボティクスエンジニア」を輩出します。

具体的な進路例

メーカー(機械・電気・自動車など)、IT、物流、医療・福祉、ロボティクス技術の活用を進めたい各種行政機関や企業、スタートアップ・ベンチャー企業 など

麗澤大学
EdTech研究センター

テクノロジーの進化に対応する教育システムの構築とEdTech研究を推進する拠点となることを目指して2021年11月に設置された「EdTech研究センター」。
研究・教育・実践の三位一体型の活動を行います。

  • AI等を含んだ
    新しい技術の
    研究開発
  • 開発・研究を用いた
    教育活動の実践、
    大学教育の
    デジタル変革
  • 物理空間・
    デジタル空間を
    融合した新しい
    教育空間の実装

学びを横断的に支援するシステムやアプリを導入。
データ解析と組み合わせ教育の工学を追求することで
新しい学び体験を提供します。

EdTechによる
新しい学び体験
  • AIメンターやメタバースなどのデジタルコミュニティを用いて学びのモチベーションを高める仕組みづくり
  • 実現したいキャリアを達成するために、必要な学びを提示するデジタルソリューションやAIメンター
  • 学習ログを用いて学びの個別最適化を行い、適切な内容を適切なタイミングで学ぶ学習構築
  • プロジェクト学習やチーム学習などグループ学習時のデータ収集と能力の可視化
  • 学習、成長のプロセスを記録し、就職時に自分の可能性を表現するための記録開示の仕組みづくり

工学部 総合型選抜について麗澤大学 工学部の総合型選抜のポイント

基礎学力方式
事前指定問題集で
対策ができる
麗澤イノベーション方式
課題プレゼンタイプ
自分のアイデアを
プレゼンしよう
麗澤イノベーション方式
作品発表タイプ
これまで制作した作品で
勝負できる

詳しくはこちらもご覧ください

pick up

学生のことを
考え尽くした新校舎

東京ドーム約9個分の敷地に広がるキャンパスの一角に
最先端の学修と研究を支える工学部の新校舎を建設しています。

1新校舎
文理融合のワンキャンパスでの学びを実現。多様な研究や実験に柔軟に対応できる未来型の新校舎を建設中です。
2iStudio(Innovation Studio)
数学や物理が苦手な人も安心できるように、いつでも気軽に教員と交流できる専用フロアを構想中です。
3大型実験室
アイデアを素早く形に。デザイン思考をもとに試行錯誤を繰り返すことのできる実験室を用意します。

キャンパスライフを
味わう4年間

自然公園のように広大なキャンパスは、
ドラマや映画の撮影に使われることもしばしば。
自然を身近に感じながら、
充実の施設で思う存分キャンパスライフを堪能してください。

  • 校舎「あすなろ」

  • 外国語多機能ラーニング施設「iFloor」

  • 学生会館食堂棟「ひいらぎ」

  • 約2,600人の学生が集うワンキャンパス

学部からのお知らせ