工学部工学科2024年4月開設予定

工学部工学科2024年4月開設予定

人や社会をテクノロジーと
共感でつなぎ
課題解決のデザイン
をするエンジニアを育てます。

環境問題、貧困問題、人口減少、紛争激化……現代、そしてこれからの課題山積な50年間。
人々に共感し、テクノロジーとコミュニケーションで社会課題の解決をリードするエンジニアが求められています。

2024年に開設される工学部(仮称・設置認可申請中)では、デザイン思考を中心に据え、デジタル技術を駆使して課題を解決する工学教育を展開します。
社会や人が直面する課題の本質を見据えた、未来の幸福に寄与する「愛ある工学」が始動します。

イラスト:麗澤大学 工学部校舎完成予定図

育成をめざす人物像

  • デジタルを駆使し課題解決する知識、研究開発力を備える
  • 課題の発見、共感・理解から解決策をデザインし、技術力を用いて実現する
  • 多様な価値観・社会規範を理解した上で、自らの倫理観を持ち、より適切な解決策を議論・提案できる
  • 基本的な能力に加え、社会・経済・文化・歴史・論理的な知識に絶えずアップデートし続ける
  • 自らの能力だけに頼らず、チームや組織を立ち上げ、課題解決に向け協働できる

教員へのインタビュー

情報工学
専攻
どのような学生に入学してほしいですか?
好奇心が旺盛で、特に、デジタル技術やAIなどに興味があり、そうした技術をうまくデザインすることで、個人や社会の課題に、何かできないかと考えている学生。
どのような教育で学生の力を伸ばしますか?
少人数体制の中で、愛情をもって個々人の個性を尊重しながら、学びを支援していきます。
数学やプログラミングが苦手な学生にも細やかな指導をしつつ、デザイン思考や工学的な考え方などの一生ものの考え方を身につけつつ、プログラミングやシステム開発の実践的な知識を獲得します。
また、実践的なプロジェクトの中で、チームで技術を活用し課題解決するプロセスを体験し、社会で実践できる力を高めていきます。
受験生に一言
受験の中でも好奇心を大事に、いろいろなことに興味を持ってほしいです。
学習は一生涯続くので、その基盤をつくるために自分が居心地よく、楽しく学べる場所を選んでください。愛のあるアプリやAI開発を一緒につくって、楽しい未来をつくりましょう!

ロボティクス
専攻
どのような学生に入学してほしいですか?
デジタル・AIに興味があり、さらにアイデアを具体的に形にし、動かして、実社会に役立てたいと思う学生。
そのために手を動かして学びたいと思う学生。
どのような教育で学生の力を伸ばしますか?
情報システム専攻と同じく工学部として一体的に、少人数体制で、個性を尊重した教育を行います。
数学・プログラミングに加え、ものづくり・デザインについてもきめ細かい指導を行い、特にロボティクス専攻としては、緑豊かで広いキャンパス空間を活用し、企業や地域などの協力も得ながら、実物・現場を活かした実践的な知識と技術の体得を目指します。
幅広い知識と技術を必要とするロボティクス専攻では特に、チーム・グループでの演習・実習を大事に、実社会で活かせる力を育成します。
受験生に一言
ロボットという言葉は、チェコ語の「労働」を語源とし、人の労働を肩代わりするものとして考えられました。
しかし「ドラえもん」を例に考えても、もはや「ロボット」という言葉の定義はその限りではありません。未来の「愛あるロボット」を一緒に学び、考え、創りましょう!

学びの特色

学ぶ意義を理解し意欲を持って
学べるような導入教育とEdTechにより、
入学当初に自らの得意・不得意・特性を客観的に把握・理解します。
さらに、意欲的・能動的に学びに取り組みながら
自分のめざす人物像を見定められるよう、以下のような
実践的教育を提供します

  • アイディアを形にする⼒

    AI、IoT、ロボティクスを含んだ最先端のデジタル技術やソフトウェア工学の知識やスキルを、演習やPBLなどの実践的な形式で提供し、アイディアを形にする力を養成する。

  • 解決策のデザイン⼒

    デザイン思考・工学的思考法を中心に、課題解決手法の学習と実践機会を提供し、解決策のデザイン力を養成する。

  • 多⾓的な視座と理解⼒

    工学的知識にとどまらず、社会・経済・文化・歴史・倫理を考える機会をつくり、多角的な視座と理解力を養成する。

  • これからの時代に必要な
    技術者倫理

    多様な価値観や社会的規範を前提としつつ、これからの時代に必要な技術者倫理について、自らの考えを涵養する。

  • 「学び⽅の学び」を提供

    生涯活用できる知識としての「学び方の学び」を提供し、自ら調べ・発表する機会を創出し、学習力を養成する。

  • チームワークを涵養

    実践的PBLの実現のために、チームで実施する演習・実習・グループワーク・ケーススタディと実践機会を適切に組み合わせ、チームワークを涵養する。

問題解決をゴールとし、共感、問題定義、アイデア創出、プロトタイプ、テストを繰り返してソリューションを生み出す思考法です。
バイアスや固定観念を取り去り、前例にも捉われないことが特徴となります。

キャリア形成

次の50年を生き抜くエンジニアになるため、
専門教育を中心に据えながら
一人ひとりのキャリア形成を支援します。

取得可能資格
  • 基本情報技術者

    IT パスポート

    情報セキュリティマネジメント

  • MOS(Microsoft Office Specialist)

    応用情報技術者

    Python3 エンジニア認定基礎試験

  • TOEIC®

    統計検定試験3 級・2 級験レベル

注:麗澤大学工学部の学びを通じて身につけた能力で取得可能な資格など

想定される進路

卒業後は、コミュニケーション力、共感力、技術力を武器に現場で即戦力となるエンジニアや技術営業として活躍できます。各種企業など経済・産業界、加えて行政機関等へ幅広く輩出しますが、特に以下想定されます。

DX推進、IoT、ロボット導入活用を必要としている公共機関(国・地方自治体など)や、
企業( IT、コンサルティング、シンクタンク、商社など)

麗澤大学
EdTech研究センター

2024年の工学部新設の実現に向け、2021年11月には「EdTech研究センター」を設置。
テクノロジーの進化に対応する教育システムの構築と、EdTech研究を推進する拠点となることを目指し、研究・教育・実践の三位一体型の活動を行います。

  • AI等を含んだ
    新しい技術の研究開発

  • 開発・研究を用いた教育活動の実践、
    大学教育のデジタル変革

  • 物理空間・デジタル空間を
    融合した新しい教育空間の実装

AIの進展やデータ収集手法の多様化をベースに、
以下のソリューションの研究開発に取り組みます。

  • AIメンターやメタバースなどのデジタルコミュニティを用いて、学びのモチベーションを高める仕組みをつくる

  • 実現したいキャリアを達成するために、必要な学びを提示するデジタルソリューションやAIメンター

  • 学習ログを用いて学びの個別最適化をおこない、適切な内容を適切なタイミングで学ぶ環境構築

  • プロジェクト学習やチーム学習などグループ学習時のデータ収集と能力の可視化

  • 学習、成長のプロセスを記録し、就職時に自分の可能性を表現するための記録開示の仕組み

大学生の学びを横断的に支援できるシステムやアプリを検討し、データ解析と組み合わせ教育の工学を追求することで、新しい学びの体験提供を行っていきます。
また同時に、個人情報保護の問題や「倫理」などの問題にも取り組み、学生が真に良い学びを得、今後のキャリアを歩むために必要な機能を大学・社会を巻き込んで実現することを目指します。

麗澤大学未来構想記者発表会EdTechの取り組みについて

麗澤大学特任教授/EdTeck研究センター長小塩 篤史

動画で詳しく見る

学費

初年度学納金 2年次以降
165万円※入学金を含む 139万円

交通アクセス

主要駅から南柏駅まで
主要駅から新柏駅まで
主要駅から麗澤大学まで

南柏駅から大学までのアクセス

東武バス

東口より東武バス(1番乗り場)に乗車、
「麗澤大学前」で下車(約4分)

新柏駅から大学までのアクセス

徒歩

新柏駅より徒歩約15

アクセスマップ