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ニュースリリース
2022.03.28|最終更新日:2022.06.07|

【ニュースリリース】全学共通教育の体系化を基盤とした教育改革を軸に 2024年に工学部、経営学部の新設を目指し5学部体制へ

~ニューノーマルな大学への変革~

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 本学は、2024年4月に全学共通教育である「麗澤スタンダード」を本稼働するとともに、社会から求められる人材の育成に対応する工学部と経営学部の新設による※「文・理融合の総合大学構想」の概要と今後の展望について、2022年3月23日(水)に本学キャンパス内で開かれた記者発表会で発表しました。

 「麗澤スタンダード」は、教養教育の有用性を高め、各専攻分野の専門教育を学ぶ上で土台となる全学共通教育をさらに強化することを目的として導入を決定しました。内容は、「グローバル教育」「道徳教育」「データサイエンス教育」「キャリア教育」の4つのコア科目群で構成され、「グローバル社会を生き抜くグローバル力」「専門的な知識とともに道徳性を併せ持つ人間力」「AI・デジタル社会を生き抜く情報力・技術力」「学び続けるキャリア力」の育成を目指します。併せて本学の教育改革は、2024年度本格稼働に先駆け、2022年度4月から100分授業とクォーター制度を導入。アクティブ・ラーニング等による教育手法の構造改革を行うことで、すべての学生が主体的な学修により、学びの楽しさを体感し、興味・関心を深める教育を提供します。

 さらに、2024年の工学部新設構想※の実現に向け、202111月には「EdTech研究センター」を設置しました。テクノロジーの進化に対応する教育システムの構築と、EdTech研究を推進する研究拠点となることを目指します。そして、大学における成長と社会で自分らしく活躍するための可能性を最大化することを、本学におけるEdTech(Ed:教育、Tech:テクノロジー)の目的とし、学生自身の目標に向けて習得した知識やスキル、プロジェクトを体験した結果がデータで蓄積される「学びのマップ」、学びをガイドするための「AIメンター」などの導入を現在構想しています。

 今後も強い教育力を兼ね備えた麗澤大学を次世代につないでいき、世界と地域で活躍できる品格あるグローバル人材の育成を目指していきます。
(※工学部、経営学部は現在設置構想中)

  • 右のQRコードから特設ページもご確認いただけます。

    本学の未来構想の概要は下記の通りです。

  • LP QRコード.png

<発表内容>※一部抜粋の上、要約しています

  • ■「麗澤大学 未来構想~ニューノーマルな大学への変革~」
      学長 徳永 澄憲 (とくなが すみのり) 

    社会は今、混沌とした時代を切り開く若い人材を求めています。社会から求められる人材を育成できるよう、「教育力の麗澤」を築くための全学共通教育である「麗澤スタンダード」を導入します。さらに、工学的知識とリベラルアーツ的要素を併せ持つ人材を育てる工学部、日本初のファミリービジネスに特化した専攻を開設する経営学部を20244月に新設することを構想しています。小規模である本学の強みを生かしながら、文・理融合の総合大学へと変わります。「小規模にこだわる。国際性にこだわる。」本学は、変化を恐れず進化する大学へと邁進していきます。

  • 徳永先生HP1.jpg
  • ■「全学共通教育の体系化『麗澤スタンダードについて』」 
      副学長(教育担当)渡邊 信 (わたなべ しん) 

     基盤教育機構を立ち上げ、2024年度の本格稼働を目指し全学共通科目を「麗澤スタンダード科目」として体系的に再整備しています。この麗澤スタンダードを通じて、全ての学生が共通した知の基盤を身につけることができるようになり、これを土台として専門分野、将来の職業分野で多様に花が咲くよう教育内容のさらなる充実を図ります。本学は2024年度には2学部の新設を構想しており、毎年700名の卒業生を社会に送りだすようになります。全学部の卒業生が社会を変える、日本を変えることのできる人材となるよう教職員一同、今後とも精進して参ります。

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  • ■「EdTechの取り組みについて」 
      特任教授/EdTech研究センター長 小塩 篤史 (こしお あつし)

    EdTechは、AIやロボットを含んだデジタルテクノロジーを使って教育のあり方を変えていく分野です。本学のEdTech研究センターでは、テクノロジーを活用して、大学入学から卒業までどれだけ個人が成長したのかデータを活用して数値化することで、社会で自分らしく活躍するための可能性を最大化することができるのではと考えています。そのために、大学生の学びを横断的に支援できるシステムやアプリケーションを用いて、データ解析と組み合わせ、学生のためになる教育を追求します。学生が真に良い学びを得て、成長しキャリアを歩めるように愛のあるEdTechを作っていきます。

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麗澤スタンダード 4つの柱 科目概要

■道徳教育科目:知識と倫理観を併せ持つ人になるための力を培う
■グローバル教育科目:グローバル社会を生き抜く力を培う
■データサイエンス教育科目:AI・デジタル社会を生き抜く力を培う
■キャリア教育科目:生涯学び続けるキャリア力を培う

EdTech研究センター 概要

■設立趣旨:テクノロジーの進化に対応する教育システムの構築とEdTech研究(教育(Ed) テクノロジー(Tech))を推進する研究拠点とすることを目的として、麗澤大学国際研究所内に設立する。
■設立時期:2021年11
■センター長:小塩 篤史(こしお あつし) 麗澤大学特任教授

2023年度までの麗澤大学 概要

学部(定員)

学科

専攻

国際学部

(160名)

①国際学科

②グローバルビジネス学科

①・日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻

・国際交流・ 国際協力(IEC)専攻

②グローバルビジネス専攻

外国語学部

(220名)

外国語学科

・英語コミュニケーション専攻

・英語・リベラルアーツ専攻

・ドイツ語・ヨーロッパ専攻

・中国語・グローバルコミュニケーション専攻

経済学部

(220名)

①経済学科

②経営学科

①・経済専攻

 ・観光・地域創⽣専攻

②・経営専攻

 ・AI・ビジネス専攻

 ・スポーツビジネス専攻

■授与する学位:

国際学部

①国際学科

②グローバルビジネス学科

①学士(国際コミュニケーション)

②学士(グローバルビジネス)

外国語学部

外国語学科

学士(文学)

経済学部

①経済学科

②経営学科

①学士(経済学)

②学士(経営学) 

2024年度からの麗澤大学 概要

学部(定員)

学科

専攻

国際学部

(160名)

①国際学科

②グローバルビジネス学科

①・日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻

・国際交流・ 国際協力(IEC)専攻

②グローバルビジネス専攻

外国語学部

(220名)

外国語学科

・英語コミュニケーション専攻

・英語・リベラルアーツ専攻

・ドイツ語・ヨーロッパ専攻

・中国語・グローバルコミュニケーション専攻

経済学部

(90名)

経済学科

・経済専攻

・観光・地域創生専攻

経営学部※

(130名)(仮称)

経営学科(仮称)

・ビジネスデザイン専攻(仮称)

AI・ビジネス専攻(仮称)

・スポーツビジネス専攻(仮称)

・ファミリービジネス専攻(仮称)

工学部※

(100名)(仮称)

工学科(仮称)

・情報システム工学専攻(仮称)

・ロボティクス専攻(仮称)

■授与する学位:

国際学部

①国際学科

②グローバルビジネス学科

①学士(国際コミュニケーション)

②学士(グローバルビジネス)

外国語学部

外国語学科

学士(文学)

経済学部

経済学科

学士(経済学) 

経営学部※

(仮称)

経営学科(仮称)

学士(経営学)

工学部※

(仮称)

工学科(仮称)

学士(工学)

※現在設置構想中のため、名称やその内容、定員などは変更になる場合があります。

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