国際交流・留学・留学生受け入れ留学生の声

日本と世界についてともに学び交流する​

日本語と英語で発信できる人材へ

1年次は日本語の授業が週に5回あり、敬語や新聞の読み方、ビジネス用語なども学びます。日本語以外にも国際学部には日本の文化や多文化共生を学ぶ授業があり、「日本語と世界」という授業ではグループワークやディスカッションの機会も多く、日本語を使ってコミュニケーションをとる力が伸びています。英語の授業も毎日1限にあり、英語で日本や世界について学び、発信する力を磨いています。

鄭 明月 国際学部 国際学科 日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻 1年/中国出身の画像

鄭 明月 国際学部 国際学科 日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻 1年/中国出身

授業外も充実。交流の輪が広がるキャンパスライフ

春セメスターはバドミントンサークルに所属したり、週4回アルバイトをしたりしていましたが、秋セメスターはより勉強を頑張ろうと授業の数を増やしました。平日の授業が少ない日にアルバイトを入れたり、週末は昼間に働き、夜は課題をするなど両立ができています。留学生向けの日本語の授業には、時々日本語クラスゲストとして日本人学生が参加します。それをきっかけに仲良くなり、授業以外にも関わったりと、交流の輪が広がっています。

授業外も充実。交流の輪が広がるキャンパスライフの画像
日本語クラスゲストとは?

留学生との交流や日本語教育に関心のある日本人学生は「日本語クラスゲスト」として登録しています。日本語クラスゲストは、留学生対象科目に参加して留学生と一緒に活動をします。多様な背景の留学生と日本人がともに学び合える機会となっています。

4年間の学びから夢の実現へ

幅広い学びの中から見つけた夢

1・2年次は幅広い分野の授業を自由に組み合わせて履修できたため、興味を持った科目を片っ端から履修しました。授業で培ってきた能力や経験が、現在の研究はもちろん、日常や仕事上で課題解決に取り組む際にも私の考え方のベースになっていると感じます。3年次以降は言語について多角的に学び、日本語の面白さに目覚め、4年次は主に「外国人にどのように日本語を教えるか」という日本語教員養成課程に必要な授業を多く履修しました。現在はベトナムの日本語教育の発展に貢献したいという気持ちが強くなっています。

ファン ホン ロアン 国際学部 国際学科 日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻 4年/ベトナム出身の画像

ファン ホン ロアン 国際学部 国際学科 日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻 4年/ベトナム出身

日本とベトナムをつなぐ日本語教師へ

日本とベトナムの架け橋となるような仕事をすることが夢で、今年の9月からベトナムに戻り、その第一歩となる仕事をしています。ベトナム人エンジニア(建設業界)に日本語を初級から中級まで教える仕事で、但し、日本語教師の業務だけではなく、採用の面接や会議での通訳業務も行っています。日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻で日本語教員養成課程を勉強し、高い日本語能力、日本語教育学や日本語教育とコミュニケーションなど、日本語を教えるのに必要な力がつき、実際に学生を指導できていることがとても嬉しいです。

日本とベトナムをつなぐ日本語教師への画像
就職活動の準備も万全「就活支援講座」とは?

外国人留学生の就職活動を支援する講座を年に複数回実施しています。日本の就職活動の流れ、自己分析、自己PR など、まるごとサポートします。また、キャリアセンターと連携し、履歴書の添削や面接練習などの支援を行う「シュウカツ日本語支援室」も通年で開設しています。

留学生の視点から「つなぐ学び」を伝える

高校生向けプログラムで学生スタッフに挑戦

高大連携授業にて、高校生の皆さんに国際学部の「つなぐ学び」を体験してもらう「つなぐ学び体験プログラム」で学生スタッフを務めました。私が学生スタッフを務めた回は、麗澤大学で学ぶ多くの留学生が参加し、日本各地にある看板や標識の意味について高校生と意見交換をしました。日本人の学生スタッフと協力しながら、意見交換がうまく進むようにリラックスした雰囲気を作り、異なる文化や考え方の視点の提供、英語やベトナム語での通訳などを行いました。言語や文化の違いを楽しみながら学び合う時間が作れたと思います。

LE TU THAOMINH (レートゥ タオ ミン)  国際学部 1年/ベトナム出身の画像

LE TU THAOMINH (レートゥ タオ ミン)  国際学部 1年/ベトナム出身

多様な参加者を「つなぐ」サポート

今回のプログラムには、異なる背景を持った人がたくさん参加し、そこに学生スタッフとして関わり、多様な参加者をつないで学びの場が作れたことがとても嬉しいです。チームワークの大切さと異文化間でのコミュニケーションの方法を学んだり、お互いのことを知り協力することで、1人では思いつかないようなアイデアが生まれたりすることを体験できました。またサポート側として、活発な意見交換の場をどうやって作るかということも考えられるようになりました。これからもグローバルなイベントの企画や運営をしてみたいです。

多様な参加者を「つなぐ」サポートの画像
大学の中でも社会とつながる機会を

留学生の視点を活かしたプログラムを企画したり、学生スタッフとして運営に関わりながら、多様な人々との交流やつながりを生み出しています。地域の人も交え、国籍や年齢を超えて、グローバルな課題について意見交換を行います。