大学について麗澤スタンダード

麗澤スタンダード(基盤教育)と
質の高い専門教育を行うことで
「品格あるグローバル人材」を
育成します

時代の変化に適応するための「生涯学び続ける力」を身につける全学基盤教育が「麗澤スタンダード」です。アクティブ・ラーニングを通じて主体的に学問と向き合いながら、専門教育を学ぶための基盤、多様性への理解力、麗澤大学の学生らしい教養と思考を、文理横断・文理融合型の学びの中で身につけます。

グローバル教育

語学、異文化理解、留学

語学学習や海外留学で異国での生活を経験することにより、世界の多様性に気づき、自身の中に異文化を受け入れ、理解する土台ができあがります。それは自分のアイデンティティを見つめ直し、自国と自分を深く知る手がかりになります。

多様な価値観や異文化を学び、
社会で役立つ主体性を育む

本学には充実した留学制度はもちろん、世界から集う学生・教員とともに英語を実践的に学ぶ活動を体験できるiFloor、海外からの留学生が日本の生活になじめるよう手助けをするカンバセーション・パートナーシップ、オンラインを活用したオンライン国際協働学習COILといった、語学と世界を学び、異文化を理解する力を養う環境があります。個々の関心やレベルに応じて段階的にプログラムに挑戦し、様々な文化や背景を持った人たちとつながることで「多様性を認める」経験を重ね、社会や企業が求める主体性を養成していきます。

道徳教育

SDGs、社会との関わり、人との対話

社会には異なる価値観や文化的背景を持つ多様な人々が暮らしており、共生していくためには、自分と他者を理解する力、主体的に行動する力、つながる力が必要です。一人ひとりがより良い判断ができる力を身につけます。

心の羅針盤となる学び

麗澤大学は建学以来「知徳一体」の教育理念を掲げ、道徳教育を重視しています。道徳とは、自分および他人や社会、世界の人々がともに幸せになるために、その相手を思いやる私たち一人ひとりの気持ちや行動のことです。またより良い判断をするための心の羅針盤とも言えます。
世界では今、SDGs(持続可能な開発目標)やCSR(企業の社会的責任)など、自分の利益だけを優先するのではなく、倫理的視点に立ち、人や社会、世界、そして地球のために何ができるのかが問われています。道徳教育を通じて、品格あるグローバル人材に必要な姿勢を育てます。

人との対話に必要な姿勢とは

違いがあって当たり前。言語だけでなく、
社会、文化的な背景を深く学ぶことが大切

様々な文化や価値観を持つ人々が交流し、ひとつの物事を成し遂げていくためには、相手の話にじっくり耳を傾け、どのような意見にも公平に接する対話術や相手を尊重する心が必要です。

「SDGsと道徳」(全学部)

「SDGs」をテーマとした講義やディスカッションを通し、麗澤大学の建学の精神について理解を深めます。学内で開催されるSDGsフォーラムに参加し、各人がSDGsに関する理解を深めます。活動の中で、主体的に働きかける力、相手の言葉を傾聴する姿勢、ともに意思決定していく力も養成します。

リーダーシップを発揮するために
必要なこと

周囲からの信頼、人間関係の構築がなければ
協働はできない

人間的成長を続けるためには、身近な問題に日々取り組み、自分と他者と第三者の「三方良し」の解決策を見つける必要があります。特に集団をまとめるリーダーには広い視野と柔軟な発想力が求められます。本学では具体的な課題について討論し、多角的に検討する機会を通してリーダーシップを養成します。

「新たな時代の道徳の探求」(全学部)

道徳に関する理論や人間観を応用し、現代社会の課題や学生が直面しやすい問題について考え、解決の道筋を探ります。「親子」「結婚」「友情・恋愛」「リーダー」など、テーマごとにゲストスピーカーを招き、講話を聴いた後、討論を重ねます。

経済活動と道徳には密接な関係がある?

利益だけを追い求めては継続的な発展、社会への貢献は達成できない

企業経営は収益を上げないことには成り立ちません。しかし「企業、社員、社会すべてが幸せにならなければ企業の永続的な発展はない」と考え、「人づくりを大切にする経営」「社会貢献を重視する経営」など実際に存在する企業の事例から学び、企業と経営者を見抜く視点を養います。

「経営と道徳A・B」(外国語学部・国際学部・経済学部)

本学の創立者・廣池千九郎(法学博士)が提唱した「道経一体」(道徳経済一体)思想に基づき、企業経営の基本的な考え方や課題を学びます。実際に道徳経営を実践している経営者を招いての特別講義は本学ならではの貴重なもので、学生から高い支持を得ています。
※経営学部は専門科目で履修可能

データサイエンス教育

IoT、AI(人工知能)、ビッグデータ、アルゴリズム、資格

データサイエンスは文系理系を問わず、今後の社会で必要とされる能力。ビジネスの課題に対してデータサイエンスというアプローチがあることを知り、データという世界共通語を武器にすることで将来のキャリア形成にも役立ちます。

文系理系を問わない
データサイエンス教育の学び

データは英語以上の「世界共通語」です。文系理系を問わず、データサイエンスとはどういうものかを理解している人は、英語と同様にひとつの「武器」を持っているのと同じ。
データを形にする力があれば、どの世界のどのフィールドにおいても自分らしいキャリアを歩むことができます。大学でデータサイエンスを体験しておくことで、未来の可能性を拡げることにつながります。

麗澤大学のデータサイエンス教育とは?

麗澤大学では全学部の学生が専門分野の学びに加え、AI・データサイエンスのリテラシーを学ぶ「データサイエンス教育(データサイエンスプログラム)」を実施しています。リテラシーレベルの知識を身につけ、世の中で使われているデータサイエンスの仕組みを理解し活用することで、仕事上の様々な問題解決に役立てることができます。さらにより深くAI・データサイエンスを学びたい学生に向けては、アドバンスドレベルの科目も用意しています。


詳細は麗澤大学履修案内「データサイエンスプログラム」に関するページよりご確認ください。

キャリア教育

自己理解、キャリアオーナーシップ、将来を描く

社会の変化が激しい現代において、目先の情報だけにとらわれず、長期的な視点で物事をとらえる力が必要です。大学で学んだ知識・経験を社会でどう活かすか、キャリア教育での情報収集・自己理解とつなげ、自分で未来を切り拓く力を身につけます。

不確実な時代を生き抜く人材へ

大学生活はわずか4年間ですが、社会に巣立った後の人生は何十年も続きます。その社会は今、グローバル化や人口減少、データサイエンスの急速な発展により、かつて経験したことがないスピードで変化しています。そこで麗澤大学のキャリア教育は、学生の中に「長期的な視点」を養うことを重視。少人数教育の利点を活かしてキャリアセンタースタッフが学生一人ひとりを見守り、キャリア科目と就職支援の両輪で意識変革と人材育成を図っていきます。目指すのは、人の気持ちを理解でき、将来どのような環境になっても生き抜いていけるスキルと人間性を兼ね備えた「麗澤流ストリートスマート」な人材です。

自分の未来を切り拓くための5つの視点

皆さんが長期的な視点で自分のキャリアを描くために、麗澤大学でどのような学生生活を送るべきか。5つの視点をご紹介します。

1
前向きな学生生活のスタートを切る

新入生ガイダンス時から、麗澤大学ではそれぞれの将来を考えるキャリアガイダンスの時間を設けています。また授業「麗澤スピリットとキャリア」では、自分自身や大学についての理解を深め、キャリア形成を考えます。

キャリアガイダンス(1~4年次)
授業:麗澤スピリットとキャリア
2
学生時代に多くの挑戦をする

授業でのPBL(課題発見解決型学習)や留学、課外活動、インターンシップ、ボランティア、アルバイトなど、一つに限らず様々な取り組みに挑戦するよう指導しています。

3
先輩たちの話から学ぶ

国内外で活躍する先輩たちが「麗大生のためならいつでも力になりたい」と駆けつけてくれます。
特に同じ麗澤のスピリットを持つ卒業生の活躍は、挑戦する皆さんの後押しになるはずです。

4
世の中の動き、産業構造の変化を先読みする力をつける

各キャリア科目では専門機関から講師を招き、Society 5.0などこれから変わりゆく未来について学びます。その他「キャリア形成研究」の授業では各業界を代表する企業による業界セミナーを開催。授業として実施することで、自身の興味・関心だけでなく、世の中の産業構造を広く理解し視野を広げます。またキャリアセンタースタッフは年間を通じて企業を訪問し、企業の本当の姿をとらえ太いパイプを構築しています。

業界セミナー
5
学び続ける姿勢を培う

本を読んだり、インターネットや動画から学んだり、ニュースを見たり、学び方は一つではありません。自ら学び続けるためのヒントをキャリア科目の授業の中でも指導しています。