大学について学長メッセージ

⼩規模であること。国際性豊かであること。
それらにこだわり続けること。
信念をつらぬき、
麗澤⼤学にしかできない学びを、実現する。

ICT革命による第4次産業の台頭、メガ自由貿易協定(FTA)によるビジネスのグローバル化、アメリカ第一主義を発端とする米中貿易戦争の勃発や新型コロナウイルスの世界的な流行など、現代の世界経済は混沌としており、様々な危機が迫っています。ただ、危機とは新しい始まりでもあります。異質なものを変換してつなぐタフさや適応力、変化に立ち向かうマインドを持つ人材を輩出することで、この混沌の時代を切り拓いていきたいと、私どもは考えています。

麗澤大学の創立者・廣池千九郎(法学博士)は、知識と道徳はひとつに調和すべきであるという「知徳一体」の理念の下、前身である私塾「道徳科学専攻塾」を開設し、当時は画期的であった男女共学の全寮制導入、道徳の理念を土台とした英語教育体制、元内閣総理大臣を始めとした国内外の有識者による講演など、独自の教育環境を実現してきました。その革新的かつ実践的な学びは、現代にも受け継がれています。
約60年前にイギリス語学科・ドイツ語学科から始まった外国語学部では英語、ドイツ語、中国語などの言語習得にとどまらず、ネイティブ教員や外国人留学生との交流から得る異文化理解、さらにコミュニケーションやビジネスを学ぶことができます。経済学部は、道経一体※の理念を根幹に据え、道徳観を持つビジネスリーダーを目指して、データサイエンス科目群の設置、全専攻でAIを学べる体制など、時代を見据えた学習環境を揃えています。そして、多様な価値との共生を掲げて設立した国際学部は、異なる文化や価値を"つなぐ"をコンセプトに世界の事象を学び、英語を武器に新たな知のあり方、新たな学びのスタイルを探求し、世界で新しい価値を生み出す力を育みます。

学ぶための方法に対しても各学部で工夫を重ね、学生の能動的な学びを尊重するアクティブ・ラーニングはもちろん、学びと社会貢献を両立させたPBL(課題発見解決型)学習や、企業・団体と連携したボランティアやインターンシップ活動といった、座学だけではない、世界と地域をフィールドにした学びの機会を提供しています。さらに、カリキュラムの再整備を実施して3学部を横断したプログラムを設定するなどして、より本物の力が身につく教育制度を構築しています。キャンパス施設も、世界と地域に貢献する「品格あるGlobal Leader」の育成を目指して整備を進めています。リニューアルしたiFloor(International Floor)は、英語学習を中心とする多機能セルフアクセス・ラーニングの場として、活動内容ごとにプレゼンテーションテラス、ライティングセンターなど8つのエリアに区切り、学生の多様な学びをサポートしています。学生による自治制の精神を継承する学生寮「Global Dormitory」では、日本人学生と外国人留学生が共同生活を通して日常的に国際感覚を養うことができます。

このキャンパスには、日本人学生、外国人留学生、教職員が互いを近くに感じ、刺激を与え合うのに適切な空間と距離感、そして言語や文化を超えて、価値観の共有ができるコミュニケーションの場があります。麗澤大学は、今後もさらに「小規模にこだわる。国際性にこだわる。」を理念とし、改革をし続け、すべての人が居心地良く、勉学に励み、可能性を追求できる環境を整えていきます。世界の仲間と学びながら、あなたの夢を実現してみませんか。

※創立者、廣池千九郎(法学博⼠、1866〜1938)が提唱した道徳と経済は一体であるという「道徳経済一体思想」

麗澤⼤学学⻑
徳永 澄憲(とくなが すみのり)

学⻑経歴

麗澤⼤学 学⻑ 徳永 澄憲(とくなが すみのり)

筑波⼤学名誉教授、⽇本地域学会副会⻑、ペンシルベニア⼤学・レディング⼤学等の客員研究員併任。愛媛県出⾝。名古屋市⽴⼤学経済学部教授、筑波⼤学教授・⽣物資源学類⻑・⽣物資源科学専攻⻑を歴任。
1996年5⽉から1997年11⽉にかけて、インドネシア国家経済開発庁(BAPPENAS)経済顧問(JICA⻑期専⾨家)を務めた。1999年に⽇本地域学会論⽂賞、2009年・2015年・2018年に同学会著作賞、2011年に⽇本環境共⽣学会著述賞を受賞。

専⾨分野

マクロ経済学、応⽤計量経済学、地域経済学、開発経済学

研究テーマ

  1. アジア(中国・ASEAN等)における海外直接投資・貿易の空間経済学的分析
  2. 気候変動の農業への影響と対策の評価分析
  3. ⼤震災からの復興と地域再⽣の計量モデル分析

学歴

  1. ペンシルべニア⼤学⼤学院博⼠課程地域科学研究科修了(Ph.D.)
  2. 筑波⼤学⼤学院博⼠課程社会科学研究科 単位取得満期退学(経済学修⼠)
  3. 東京教育⼤学農学部農村経済学科 卒業(農学⼠)

主要経歴

  1. 麗澤⼤学経済学部 学部⻑
  2. 麗澤⼤学経済学部 特任教授
  3. 麗澤⼤学経済学部 教授
  4. 筑波⼤学⼤学院⽣命環境科学研究科 教授
  5. 名古屋市⽴⼤学経済学部 教授
  6. インドネシア共和国・国家開発企画庁 経済開発専⾨家・JICA 併任
  7. 麗澤⼤学国際経済学部 助教授・教授
  8. ペンシルべニア⼤学経済学部 客員研究員併任
  9. 麗澤⼤学外国語学部 助⼿・専任講師

著書

  1. Applied Analysis of Growth, Trade, and Public Policy
    共著:Springer Nature Singapore(2018.12)
  2. Spatial Economic Modelling of Megathrust Earthquake in Japan
    編著:Springer Nature Singapore(2017.12)
  3. Socioeconomic Environmental Policies and Evaluations in Regional Science
    共著:Springer Science+Business Media Singapore(2017.1)
  4. 『気候変動の農業への影響と対策の評価』
    共著 養賢堂 (2016.9)
  5. 『⼤震災からの復興と地域再⽣のモデル分析-有効な財政措置と新産業集積の形成』
    編著 ⽂眞堂(2014.9)
  6. 『⾃動⾞環境政策のモデル分析-地球温暖化対策としての環境⾞普及促進政策』
    共著 ⽂眞堂(2008.12)
  7. Landownership and Residential Land Use inUrban Economies
    単著 Springer-Verlag Tokyo(1996.1)