大学について大学の方針

3つのポリシー

学位授与⽅針:ディプロマ・ポリシー

本学は、「人類に普遍的な道徳の最高原理に基づいた教育を行い、その精神の上に現代の科学と知識を十分に修得させる知徳一体の人材の養成」を使命としています。
この使命に基づき、次のような人物の育成を教育目標として掲げています。

① 大きな志をもって真理を探求し、高い品性と深い英知を備えた人物
② 自然の恵みと先人の恩恵に感謝し、万物を慈しみ育てる心を有する人物
③ 自ら進んで義務と責任を果たし、国際社会に貢献できる人物

これらの人間像を「学士力」として言い換えれば、それぞれ、次のように表現されます。

① 物事を公平にみる力
② つながる力
③ 実行する力

本学では、基本的にこれら 3 つの力を備えた学生が卒業を認定され、学位を授与されます。



教育課程編成・実施の方針:カリキュラム・ポリシー

本学では、変化の激しい社会を生きるため「生涯学び続ける力」を育みます。そのため、全学基盤教育として、語学と世界を学ぶグローバル教育、建学の理念に学ぶ道徳教育、データや AI の活用について学ぶデータサイエンス教育、社会的自立に向け必要となる能力や態度を学ぶキャリア教育を 4 本柱とする「麗澤スタンダード科目」を設置しています。主体的に学問と向き合いながら、専門教育を学ぶための基盤となる知識・理解、汎用的技能、態度・志向性、統合的な学習経験と創造的思考力を、文理横断・文理融合型の学びの中で身につけます。

そのうえで、本学の学生たちは、それぞれの分野において、卒業認定・学位授与の方針に定める 3 つの力(物事を公平 にみる力、つながる力、実行する力)を育むよう期待されています。

1.物事を公平にみる力
・幅広い教養を身につけ、多様な見方を学ぶ
・分析手法を理解すると同時に、その限界も学ぶ
・なぜ自由が責任を伴うのかなどを学ぶ
・部分を詳細に学ぶとともに、部分を全体の中で位置づける必要性を学ぶ

2.つながる力
・社会の恩恵に感謝するとともに、よき伝統を受け継ぐ必要性を学ぶ
・地球と自然の持続可能性を実現するための具体的方法を学ぶ
・倫理的自覚を促すとともに、社会や未来世代に対する責任の重さを学ぶ
・新たな知恵は他者に共感し他者を理解するところから生まれることを学ぶ

3.実行する力
・他者や社会のために、率先して行動することの意義と必要性を学ぶ
・理想を社会の中で実現するための具体的方法や技能を身につける
・グループ・ワークなどを通じて、リーダーシップを身につける
・異なる発想や意見に耳を傾け、当初の理想を昇華させる知恵を学ぶ

⼊学者受⼊れの方針:アドミッション・ポリシー


学部の教育方針

内部質保証の方針

麗澤大学の内部質保証の方針をPDFデータでご案内しています。

キャンパスの環境保全・整備の基本理念と基本方針

キャンパスの環境保全・整備の基本理念と基本方針をPDFデータでご案内しています。

学則

麗澤大学の学則をPDFデータでご案内しています。

成績評価の厳格な運用

GPAを用いた成績評価方式

1GPAとは

GPA(Grade Point Average)は、各科目の成績から⼀定の方式によって算出された学生の成績平均点の評価方式のことをいいます。
学校や国が異なっても共通の尺度として利用しやすいことから、欧米の大学や高校などで⼀般的に使われており、留学の際など学力を測る指標となります。本学では、成績評価指標として用いるとともに奨学金や授業料減免等の採否に利用されます。
2024年度より算出方法を改訂しました。

2実施概要
対象科目
卒業要件となる科目のうち、6段階評価する科目
対象外の科目
卒業要件に含まない教職科目、留学や語学検定で単位認定される科目、編入時に一括認定される科目
履修取消
登録後の不本意履修を避けるため、「履修取消し制度」を設け、指定期限内であれば履修登録した科目を取消すことが出来ます。
履修放棄
履修登録した科目を履修取消期間後に放棄して成績がD・E評価になる場合は、GPAが下がることになるので留意してください。
再履修について
一部科目を除き、不合格科目は再履修できますが、合格した科目は再履修できません。
GPAの確認
麗澤ポータルで履修した各科目の成績評価(S,A,B,等のレターグレード)に加え、履修科目全体のGPAが確認できます。
成績証明書の記載
成績証明書にGPAを記載しますが、利用目的に応じて表記の有・無を選択することができます。
3GPAの計算方法

評価S(100~90)をGP4.0点、評価A(89~80)をGP3.0点、評価B(79~70)をGP2.0点、評価C(69~60)をGP1.0点として換算する。

GPA =
(各科目のGP×単位数)の合計
履修登録科目の単位合計

外国語学部 語学運用能力基本スタンダード制度

英語コミュニケーション専攻/英語・リベラルアーツ専攻

卒業までに、英語コミュニケーション専攻ではTOEIC®700点以上等を、英語・リベラルアーツ専攻ではTOEIC®650点以上等の取得を目指します。そのために3年次2学期に開講するAnalytical Reading B(2020年度入学者以降)を履修する要件を設けており、英語コミュニケーション専攻はTOEIC®550点以上を、英語・リベラルアーツ専攻はTOEIC®500点以上を取得することが必要となります。

ドイツ語・ドイツ文化専攻/ドイツ語・ヨーロッパ専攻/ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻

ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)B1レベルのドイツ語能力習得を目指します。

中国語専攻/中国語・グローバルコミュニケーション専攻

「新HSK5級(スコア240点以上)」の取得を目指します。留学前後での受験を推奨し、新HSKの団体受験による検定費用援助制度があります。また、3年修了時までに「新HSK5級(スコア210点以上)」をクリアできない場合には、4年次に「中国語上級演習Ⅲ、Ⅳ」(必修)の取得が必要となります。  英語の運用能力については、TOEIC®500点を目指します。週2回の英語授業は、1~3年次まで必修となっています。