徳永 澄憲
徳永 澄憲 (TOKUNAGA, Suminori)
職名
特任教授 学長
研究科
経済研究科
学部
国際学部
学科
グローバルビジネス学科
専門分野

・マクロ経済理論・経済政策
・応用計量経済学
・地域経済学
・国際地域開発経済学

研究テーマ

・気候変動の農業への影響と対策の評価分析
・大震災からの復興と地域再生の計量モデル分析
・東アジア(中国・ASEAN等)における海外直接投資・貿易の空間経済学的分析

学歴

・ペンシルベニア大学大学院博士課程地域科学研究科 修了
・筑波大学大学院博士課程社会科学研究科 単位取得満期退学
・東京教育大学農学部農村経済学科 卒業

取得学位

・博士(地域科学)(ペンシルベニア大学)
・修士(経済学)(筑波大学)
・学士(農業経済学)(東京教育大学)

受賞歴

・日本環境共生学会著述賞(日本環境共生学会)
・第14回日本地域学会著作賞(日本地域学会)
・第8回日本地域学会著作賞(日本地域学会)
・第8回日本地域学会論文賞(日本地域学会)

主要経歴

・麗澤大学経済学部 学部長
・麗澤大学経済学部 特任教授
・麗澤大学経済学部 教授
・筑波大学大学院生命環境科学研究科 教授
・名古屋市立大学経済学部 教授
・インドネシア共和国・国家開発企画庁 経済開発専門家・JICA 併任
・麗澤大学国際経済学部 助教授・教授
・ペンシルベニア大学経済学部 客員研究員併任
・麗澤大学外国語学部 助手・専任講師

著書

・Socioeconomic Environmental Policies and Evaluations in Regional Science 共著 Springer Science+Business Media Singapore(2017.1)
・Spatial Economic Modelling of Megathrust Earthquake in Japan:Impacts,Reconstruction,and Regional Revitalization 編著 Springer Nature Singapore(2017.12)
・『気候変動の農業への影響と対策の評価』共著 養賢堂(2016.9)
・『大震災からの復興と地域再生のモデル分析-有効な財政措置と新産業集積の形成』編著 文眞堂(2014.9)
・『自動車環境政策のモデル分析-地球温暖化対策としての環境車普及促進政策』共著 文眞堂(2008.12)
・Landownership and Residential Land Use in Urban Economies 単著 Springer-Verlag Tokyo(1996.1)

学術論文

・Impacts of Tariff Reduction and Mixed Fiscal Policy on the Kenyan Agricultural and Food Industry:Using the Macro CGE Model Japanese Journal of Agricultural Economics,Vol.20.共著 The Agricultural Economics Society of Japan(2018)
・Impacts of indutry clusters with innovation on the regional economy in Japanese depopulating society after the Great East Japan Earthquake Asia-Pacific Journal of Regional Science Volume1・Number1・2017 共著 Springer(2017)
・Complex Industrial Agglomeration,Supplier Accesses and Location of Japanese FDI:Case of Japanese Electronics Firms in East Asia 地域学研究 第47巻第2号 共著 日本地域学会(2018.2)
・[千葉県における少子高齢化の地域経済への影響と産業空洞化・地域間財政移転問題に対する経済政策分析] RIPESS 麗澤大学経済社会総合研究センター, Working Paper, No.79 共著 麗澤大学経済社会総合研究センター(2017.3)
・Testing Localization of Chinese Food Industries:Evidence from Microgeographic Data Review of Urban & Regional Development Studies, Vol.28 No.3 November 共著 John Wiley & Sons Australia (2016)
・市場ポテンシャルと冷蔵庫普及率が日系冷凍食品企業海外立地選択に及ぼす影響に関する計量分析―東アジアを事例として―地域学研究 第46巻第1号 共著 日本地域学会(2015.8)
・「被災地域経済への効果的な復興財源・政に関する応用一般均衝分析―2地域間CGEモデルを用いて―」応用地域学研究No.18 共著 ARSC(2014.5)
・“Dynamic Panel Data Analysis of the Impacts of Climate Change on Agricultural Production in Japan"Japan Agricultural Research Quarterly Reprinted from JARQ,49(2) 共著 JIRCAS(2015.4)
・“Impact of Education and Agricultural Income on Floating Migration in China:A Case Study of Hebei Province”Studies in Regional Science,42(2) 共著 日本地域学会(2012.10)
・“Market potential,agglomeration and location of Japanese manufacturers in China”Letters in Spatial and Resource Sciences,4(1) 共著 Springer(2011.1)

その他

・藤田昌久/J・F・ティス、徳永・太田訳『集積の経済学』共訳 東洋経済新報社(2017.2)
・アマルティア・セン、徳永・松本・青山訳『マルティア・セン講義 経済学と倫理学』共訳 ちくま学芸文庫(2016.12)
・エーベル/バーナンキ、伊多波・大野・高橋・谷口・徳永・成相訳『マクロ経済学(上)、(下)』共訳 シーエーピー出版(2006.2007)
・アマルティア・セン、徳永・松本・青山訳『経済学の再生:道徳哲学への回帰』共訳 麗澤大学出版会(1993.3)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

現在、国際的視点で、地域・人的資源の活用による持続的地域・マクロ経済の発展を経済学的に分析しています。みかんの生産地である愛媛県出身で、麗澤瑞浪高校を卒業後、東京教育大学(現在の筑波大学)の学部・大学院(社会科学研究科)を卒業後、麗澤大学に奉職。教員の身分のまま米国・ペンシルべニア大学大学院で、計量経済学の世界的権威であるクライン教授や空間経済学の泰斗の藤田教授から経済学を学び博士号を取得。その後、大学で教えると共に、JICA専門家としてインドネシア、ブラジル等のマクロ経済政策運営に参画してきました。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
「虚にして往き実にして帰る」(『荘子』)と「右足一歩左足一歩」。30代半ばでペンシルべニア大学大学院生になり博士号取得で悪戦苦闘していた頃、恩師永安先生から贈られた言葉です。「虚往実帰」は、師などから無形の感化や徳化を受けるたとえですが、もう1つの「右足一歩左足一歩」は、まずは踏み出そうという励ましの言葉です。この2つの言葉を学生諸君にも贈りたいと思います。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
週末の午前中は、近くのスポーツジムに行き、30分の早歩き、30分の筋トレ、30分の水泳と体を鍛え、しっかり汗をかくことを習慣にしています。休日は、あまりないのですが、国内では家族と近隣の観光スポットへドライブに出かけたり、長期の休暇には家族で海外旅行に出かけたりします。
過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それは「アメリカでの博士号取得の可否を決める教授陣たちを前にして行われた、悪夢のディフェンスの日」です。何とか博士論文のディフェンスをくぐり抜けましたが、取得後20年以上経つのに、いまだに、年に一度は悪夢にうなされます。これくらい追い込まれ、それをくぐり抜けたという体験をすると、その後の人生、何でもチャレンジできるぞと勇気が湧いてきます。人生に一度くらいは、このような体験をされることを学生諸君にもお勧めします。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
できるだけ、海外へ出かけてください。海外へ出れば、逆に日本の良い点、悪い点が良くわかりますし、非日常的な空間に自分を置くことにより、自分自身とも向き合えますので。ただし、現在、危機管理上、危険な場所が多くなったので、十分に安全には注意して下さい。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
開発経済学を学んでいるときに、勧められた本がE・F・シューマッハー(小島・酒井訳)の『スモール イズ ビューティフル:人間中心の経済学』(講談社学術文庫)である。優雅な新古典派経済学の経済理論と異なり、開発問題に対して実践的指針を示すと共に「人間中心の経済学」を提示している本書に衝撃を受け、開発経済学を本格的に勉強する契機となった書である。もう1冊、日本財政の守護神と讃えられ、波乱万丈の人生を送った高橋是清の『高橋是清自伝』(中公文庫)を勧める。とにかく面白い。