渡邊 信
渡邊 信 (WATANABE, Shin)
職名
教授 副学長
学部
外国語学部
学科
外国語学科
専門分野

・英語学 (統語論、意味論、語法研究)

研究テーマ

・対話的な口語英語に関するコーパスを用いた記述的研究
・英語の疑問形式とその応答についての研究
・映像メディアで使用される新語や流行語に関する研究

学歴

・南カリフォルニア大学大学院言語学科博士課程 修了
・筑波大学大学院博士課程文芸言語研究科 中退(留学継続の為)
・筑波大学第一学群人文学類 卒業

取得学位

・Ph.D.(南カリフォルニア大学)
・M.A.(南カリフォルニア大学)
・文学修士(筑波大学)
・文学士(筑波大学)

主要経歴

・図書館長
・副学長 (教育・研究担当)
・教職センター長
・外国語学部長
・ノースキャロライナ州立大学(North Carolina State University)外国語・外国文学部 助教授
・スミス大学(Smith College)東洋言語文学科 講師 (アメリカマサチューセッツ州)

学術論文

・if条件節で使われているwillについて 麗澤レヴュー/Reitaku Review 26, 31-38 単 麗澤大学英米文化研究会 (2020.09.30)
・アメリカ英語におけるuptalk 麗澤レヴュー/Reitaku Review 25, 37-44 単 麗澤大学英米文化研究会 (2019.09.30)
・英語の変化の一側面: 広告のキャッチ・フレーズや映画のセリフなどに見るconversionを中心に 麗澤レヴュー/Reitaku Review 24, 43-48 単 麗澤大学英米文化研究会 (2018.11.14)
・You are a vision. 『麗澤レヴュー』第19号 単著 麗澤大学英米文化研究会 (2013.06.15)
・On negative yes-no questions : A view form the Hierarchical Semantics Model  Reitaku Review Vol.15 単著 麗澤大学英米文化研究会 (2009.05)
・A Preliminary Discussion on Alternative Questions in Japanese Reitaku Review, Vol.14, Jun. 2008. 単著 麗澤大学英米文化研究会 (2008.06)
・「日本語疑問後疑問文の構文パターンと文末イントネーションとの意味的(不)一致」 『言語と文明』第6号 共著 麗澤大学 (2008.03)

その他

・Declarative Questions (DQs) in Use: Speech Acts Performed by DQS 単 Proceedings of SAI 2016 Joint International Conference, pp.21-23 (2016.09.23)
・Vocal fry, uptalk and like: an informal discussion on North American vocal trends 単 パヤオ大学(タイ、招待講演) (2017.02.22)
・Vocal fry, uptalk and a conversational filler "like": a discussion on vocal trends based on Quenqua, D. (2012) 単 映画英語教育学会東日本支部第7回支部大会 (2016.12.04)
・Declarative Questions (DQs) in Use: Speech Acts Performed by DQs 単 STEM-ATEM-ICEM Joint International Conference (2016.09.24)
・"継続”を表すinの用法について(招待講演) 単 2015年度メビウスサマーセッション (2015.09.14)
・アメリカ英語におけるtooの特殊な用法について 単 第21回日本映画英語教育学会ATEM全国大会 (2015.08.07)
・ALLの新用法, Reitaku Review, Vol. 20, pp. 75-78. 単 麗澤大学英米文化研究会 (2014.06.12)
・...should have to..., Reitaku Review, Vol. 20, pp. 71-74. 単 麗澤大学英米文化研究会 (2014.06.12)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

山梨県甲府市の出身です。中学生の時に出会った英語の先生の影響で英語教師を志しました。だから、今、麗澤大学でこうして教えさせていただいていることは、私にとっては「子供の頃の夢の実現」です!専門は「英語の言語学」、メディア(特に映画とかテレビ番組)で英語がどのように話されているかを学生とは考えています。高校2年生の時、リチャード・ギア主演の『愛と青春の旅立ち』という映画を映画館で見ている時、いつか洋画を日本語字幕なしで分かるようになると<決意>したのを覚えています。それからもう30年以上、毎日英語を学んでいます。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
『Servant leader (奉仕するリーダー) 』:このことばと考え方が大好きです。ロバート・K・グリーンリーフという方が提唱した考え方で、<チームを謙虚に下から支える人>がリーダーであるというものです。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
もっぱら読書か映画鑑賞です。英語を上達させるため、できるだけ一日の大半を英語に触れて過ごすように心がけています。
あとはマスターズ水泳(大人の為水泳)をずっと続けています。先日、90-94歳区分の先輩が50m自由形で世界新記録を出しました。チャレンジすることはとても素敵なことだと思います! 私は試合では大抵トップにはなれません。だからこそ、謙虚になれるとてもよい機会を与えてくれます。努力しても「負ける」ことがあるということを経験することは、こころを磨くうえで私にとってはとても大切です。
1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
今麗澤大学の学生が留学している大学をすべて訪問して直接激励したいです。
過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
大学院生の時、ロサンゼルスで交通事故に巻き込まれました。先輩の車でリトル東京に食事に行った帰りのことで、私たちは幸い軽いムチ打ち程度で済みましたが、先輩の車は全損、酒に酔っていた加害者が逮捕され有罪判決を受けてしまいました。もし5秒時間がずれていたらと思います。海外にいる時には、国内にいる時の2倍慎重に行動するように心がけるようになりました。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
アメリカの首都ワシントンD.C.でしょうか。戦後アメリカ軍の兵士と結婚した叔母(父の姉)が住んでいたのでよく訪ねました。矛盾を抱えてはいますが、民主主義の壮大な実験場である「アメリカ」の中心地、私にとって今も憧れの地です。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
The 7 Habits of Highly Effective People (by Stephen R. Covey)
まだアメリカで大学院生だった1991年にふと書店で手に取った1冊です。それ以来、少しずつですが繰り返し読んでいます。大げさに言うと私の生き方のコーチでしょうか。困難な状況になった時にはいつも、Coveyの教えを自分なりに忠実に守ってきました。邦訳『完訳7つの習慣 人格主義の回復』も出て、日本でも話題になっていてうれしいです。