経済学部
2021/03/23

【前編】ペットの悲しい現実を変えるため、企業は何ができるか?箱根駅伝を目指す中で「自分で考える」大切さに気づきました

【前編】ペットの悲しい現実を変えるため、企業は何ができるか?箱根駅伝を目指す中で「自分で考える」大切さに気づきました
小林 琢人
経済学部 経営学科 経営専攻
愛知県名古屋市出身。麗澤大学陸上競技部に所属。2019年、2020年、箱根駅伝出場をかけた予選会のメンバーに選抜され出場。大学卒業後は、家業であり、ペットショップ150店舗を全国展開する有限会社ワンラブに就職予定。趣味はカラオケ。好きなアーティストは「BiSH」。
目次

    陸上競技部で箱根駅伝を目指しながら、経営専攻で経営学を学んできた小林さん。「将来、家業であるペットショップディーラーグループの運営を担うであろう立場。そのために必要な経営の基礎を、大学4年間で学ぶことができた」と言います。
    麗澤大学でどんな学びや成長があったのか?お話を伺いました。

    バングルを1個売るのも大変。ビジネスは厳しい、けど楽しい!

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    • 陸上競技部は全員が寮生活。消灯は夜10時、朝は5時に起床して朝練をする毎日を過ごしました。夏休みのほとんどが合宿という陸上中心の大学生活でした。部活動と勉強の両立は、かなり大変でした。特に1、2年次の時は授業の数も多く、隙間時間を見つけては課題に取り組むよう、色々工夫して勉強していました。
      3年次の授業では実践力を身につけるために、柏市の革細工専門店「NUIZA縫EMON」さんとの産学共同研究プロジェクトに参加。若者をターゲットに革製品を企画・販売するプロジェクトで、様々な経験をさせていただきました。

    私たちが販売したのは革製のバングルで、何か身につけられるものがいいね、とチーム4人で話し合ってゼロから企画しました。皆でどんな商品を売るかアイデアを出し合い、お店の方のアドバイスを受けながら商品を企画するのも楽しかったし、販売するのも面白かったです。商品企画をするのはもちろん初めてですし、私は陸上競技部の活動があってアルバイトの経験もなかったので、お店に立って接客をするのも初めて。色んなことが新鮮でした。

    • 実際に販売してみると、バングルをたった1個売るだけでもとても大変で、実社会の厳しさも体験することができました。今となってはそれもいい思い出です(笑)。目標としていた売上には届きませんでしたが、チーム4人で、商品の企画から、販売までを実際にやりきったことが、一番の成果です。ビジネスの厳しさと楽しさを実感することができました。今となってはそれもいい思い出です(笑)。目標としていた売上には届きませんでしたが、チーム4人で、商品の企画から、販売までを実際にやりきったことが、一番の成果です。ビジネスの厳しさと楽しさを実感することができました。

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    ペットショップに対する負のイメージを変え、皆さんから支持される企業となりたい

    3年次からのゼミナールは寺本ゼミに入りました。私は卒業論文で取り組みたいテーマを決めていたので「学びたいことを何でもやってみよう」という寺本佳苗先生のスタンスなら、自分のやりたいことを研究できると思ったからです。3年次は先生の専門でもある企業倫理や企業の社会的責任について勉強し、4年次からは卒業論文に取り組みました。テーマは「犬猫殺処分問題に、企業は何ができるか」というもの。私は卒業後、父が経営するペットショップディーラーグループに就職予定ですが、自分が働くことになるペット業界の現状を知る必要があると思い、リサーチしました。

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    • するとその中でわかったことは、日本では年間3万匹以上もの犬猫が殺処分されているという悲しい現実でした。その原因は無責任な飼い主の存在だけでなく、ペット業界、特にペットショップに対し強い批判があるということがわかりました。海外は殺処分の数がもっと少なく、ドイツのようにペットの「殺処分ゼロ」と言われる国もある中、日本ではその取り組みが遅れているようです。厳しい現実ですが、ペットショップ150店舗を運営する企業として、これは向き合わなければいけない問題だと痛感しました。

    私も犬猫が大好きで、その子たちの悲しい現実を何とかして変えたいし、そもそも、企業として社会的な信頼を得られなければ、事業は存続できないと思います。問題を解決し、皆が幸せになれるビジネスを成立させるにはどうすれば良いのか?卒業論文に取り組むことで、様々な視点から物事を考えることができるようになりました。
    今考えているのは、ペットを購入した飼い主へのアフターケアを、より充実させることが必要だということ。

    • ペットをお渡しした後も、飼い主が抱えるペットの悩みや問題を、ペットショップがしっかりフォローしていく仕組みがあれば、ペットが簡単に捨てられてしまう事態を改善できるのではないかと思っています。すでに、小規模のペットショップや個人店で、この問題に取り組んでいるところもありますが、規模の大きな企業が動くことで業界や社会に影響を与えられるのではないかと思います。入社後もこの問題と真摯に向き合い、ペットショップに対する負のイメージを払拭し、ペット、飼い主、そして私たち企業皆が幸せになれるような、そんなビジネスをしていきたいです。

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    ペットショップのビジネスをより良くする、経営コンサルタントをやってみたい

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    • 寺本先生のゼミナールは、好きなことを学びに変え、研究することが大事とされているので、ゼミ生の卒業論文のテーマも一人ひとり全く違います。そんな中で先生は一緒に調べてくれたり、色んな提案をしてくれたり、一人ずつ丁寧に指導してくださいます。さらに、部活動と勉強の両立がしやすいようにと多方面にわたりサポートもしていただき、本当にありがたかったです。「寺本先生は、課題も多いし厳しい」という学生も中にはいるけど...(笑)、私にとっては、すごく温かい、優しい先生です。

    将来は、父の会社で経営に携わるかもしれません。その時、経営専攻で身につけた経営の基礎が役立つはず。そのために4年間、経営を学んできたので、この選択は間違っていなかったと思います。仕事に就いたら、挑戦してみたいことが、ペットショップの経営コンサルタント。どうすれば、ペットショップのビジネスがより良い方向へ向かえるのかを考えて、実現していきたいです。

    • そう考えるようになったのは、「NUIZA縫EMON」さんとの産学共同研究プロジェクトでの経験がきっかけでした。自分が「こうしたい」「こうなればいいな」と思い描いたことが実現していく嬉しさ、楽しさを実感し、将来自分がやりたい仕事を見つけることができました。私はこれまでずっと陸上をやってきたので、「仕事」というものを経験したことがありません。だから社会に出て、仕事をするのが今からすごく楽しみです。そこで、色んな新しい出会いや経験が待っていると思うと、すごくワクワクします。

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